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わたしの夏とマドレーヌ
お菓子づくりがしたい。
唐突にそう思い立って、
実家に帰ることにした。
水玉のワンピースに袖を通したら、
お気に入りの帽子と赤い口紅だけ持って
車に乗り込む。
海岸線を走ると
右手側に都会の海が広がっていた。
朝日が水面に映ってキラキラ光る。
こんなふうに朝を迎えたのは
久しぶりだ。
わたしの実家は田舎にあるから
家が近くなるにつれ
自然の緑が多くなる。
新緑からしばらくたって
夏
おうちカフェをオープンした話
日々の戦いを乗り切るために、カフェラテが必要だ。
私の仕事はシフト制で、夜遅く働いた後に朝早く家を出る時がある。
そんな朝はいつでもまぶたが重く「もうこの時間を過ぎたら間に合わない」というギリギリになって飛び起きるのを繰り返している。
これまでは、家を出てから職場の近くでカフェラテを調達し、いい香りとカフェインで無理やり体を叩き起こしてきた。
しかし、駅前のスターバックスは、普段使いするに
パーソナルカラーを楽しめない人へ
最近、ファッション誌やSNSでよくパーソナルカラー関連の話題を目にする。
「自分に似合う色がわかったらもっとおしゃれを楽しめそう」「ファッションセンスがないから理論で決まっているものを知ってパターン化したい」といったニーズがあり、プロに診断を受ける人も少なくない。
しかし、実際に診断を受けたあと自分のカラータイプを楽しめない人もいるようだ。
診断中は自分の未知の可能性に胸が踊り、結果がわかっ