梅木碧

筋トレとごはんが好きな三年寝太郎です。 パーソナルカラーはビビッドウィンター(ブルベ冬…

梅木碧

筋トレとごはんが好きな三年寝太郎です。 パーソナルカラーはビビッドウィンター(ブルベ冬)。 日々感じたこと、見つけたこと、ぽつぽつと記していきます。

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女の道を求めて

本の整理をしていると、 自分が何に興味を示すタイプかがよく分かる気がする。 わたしの本棚は、美容系のアドバイス本や 歴史に名を連ねた女性についての本が 多くを占めている。 秘密、 揺らぎ、 気品。 奥深い、人間の美の世界に もう長いこと魅了されている。 とはいえ子供の頃のわたしは、 「女性的なもの」に興味がなかった。 5歳の時に鉄棒にハマり、 将来の夢は猿になること。 世良公則と両津勘吉という濃い面々が好きで、 筋力を付けることが趣味だったため 腹筋や懸垂が日課だ

    • 孤独と恋愛

      孤独と恋愛とは相入れるものだろうか? これは恋愛関係の形によって決まるものだけれど 大体の場合、両立は難しいと思う。 恋をした初期の段階において、 私たちは自分に嘘をつく。 少しでもよく見られたいから 相手の理想に叶うだろう自分を演じて 相手の恋愛感情を沸き立たせようと努力する。 そして自分は自分で、 相手の中に理想の人を見出そうとしている。 相手がどういう人かより きっとこういう人であってくれるといいな、 という期待に胸を膨らませるのだ。 これは孤独からもっとも

      • バター風味のコーディネート

         朝から近所の図書館へ行ってきた。  今日着た水玉模様のワンピースは、パリジャンスタイルを意識したもの。  黒地に白の小さい水玉がランダムに浮いている。襟はカシュクールで身頃に程よくゆとりがあり、フェミニンだけど長時間座っても疲れないところがいい。  ピッタリとフィットしてお尻がきれいに見えるシガレットジーンズも好きだけど、一時間もすれば脚がパンパンになって読書どころじゃなくなっちゃう。本を読むならストレスがない服がいい。  曲線的な水玉柄に、ストンと落ちる直線的なシルエ

        • わたしの夏とマドレーヌ

          お菓子づくりがしたい。  唐突にそう思い立って、 実家に帰ることにした。 水玉のワンピースに袖を通したら、 お気に入りの帽子と赤い口紅だけ持って 車に乗り込む。 海岸線を走ると 右手側に都会の海が広がっていた。 朝日が水面に映ってキラキラ光る。 こんなふうに朝を迎えたのは 久しぶりだ。 わたしの実家は田舎にあるから 家が近くなるにつれ 自然の緑が多くなる。 新緑からしばらくたって 夏の日差しを経験した 少しお姉さんの葉っぱたち。 風に揺れる木々に心が躍った。

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          青果と思い出

          わたしは日本の夏が嫌いだ。 汗で服が体に張り付くし 強すぎる日差しに肌を焼かれて痛いし 何より期間が長くていけない。 夏の盛りが1週間ほどで あとは初夏くらいの気候なら風流なものだが、 梅雨が明けたらすぐに30℃を超えるときた。 地元の田舎に住んでいた頃は 加えて蚊といういやな奴らがいたから 今は幾分ましなのかもしれないが。 さて、暑い暑いと言っていても仕方がないので 楽しみを見出そうとする。 祭り、花火、海… どれも威勢が良くおもしろいが このご時世では心置きなく

          青果と思い出

          精神科のお医者さんの一言に救われた話

          今日は休みの日だ。  昼ごろまでベッドでごろごろして シャワーを浴び支度をする。 外出する用事があった。 ドアを開ければ日本の夏到来、 といった様子で重苦しい空気が入ってくる。 肌がジリジリと焼かれ、 わたしは汗をかくために外へ出たのかしらん、 さっきのシャワーの意味は… とぶつぶつ考えながら歩く。 用事というのは、 精神科の診療のことであった。 月に一、ニ度通っているそこは 今回が五回目で 半ば習慣となりつつある。 知り合いにそのことを話すと 「えっ、精神科?

          精神科のお医者さんの一言に救われた話

          自己表現としてのファッション、他者承認のためのファッション。

          最近街を歩いていると、 ストライプのシャツを羽織った人とよくすれ違う。 よく見ると、様々なデザインがある。 サイズ感が大きかったり小さかったり                        ストライプの色が濃かったり薄かったり                襟があったりなかったり 流行とは不思議なもので                       私たちは、みんな似ていてちょっと違う。 これは、 ファッションには自己表現をする・他者承認を求める手段という、 2つの相反

          自己表現としてのファッション、他者承認のためのファッション。

          おうちカフェをオープンした話

          日々の戦いを乗り切るために、カフェラテが必要だ。 私の仕事はシフト制で、夜遅く働いた後に朝早く家を出る時がある。 そんな朝はいつでもまぶたが重く「もうこの時間を過ぎたら間に合わない」というギリギリになって飛び起きるのを繰り返している。 これまでは、家を出てから職場の近くでカフェラテを調達し、いい香りとカフェインで無理やり体を叩き起こしてきた。 しかし、駅前のスターバックスは、普段使いするには高すぎる。 コンビニのカフェラテも美味しいのがあるが、毎日飲むと月5,000円

          おうちカフェをオープンした話

          パーソナルカラーを楽しめない人へ

          最近、ファッション誌やSNSでよくパーソナルカラー関連の話題を目にする。 「自分に似合う色がわかったらもっとおしゃれを楽しめそう」「ファッションセンスがないから理論で決まっているものを知ってパターン化したい」といったニーズがあり、プロに診断を受ける人も少なくない。 しかし、実際に診断を受けたあと自分のカラータイプを楽しめない人もいるようだ。 診断中は自分の未知の可能性に胸が踊り、結果がわかった瞬間は、まるで占いがぴたっと当たったような嬉しさがある。 一方で、サロンを出

          パーソナルカラーを楽しめない人へ