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|~11/17(木)無料|【読書感想文】ただしさに殺されないために~声なき者への社会論~御田寺圭(白饅頭)|⑦ルッキズム編|
本記事は、11/17(木)まで無料にて公開いたします。
その後は、メンバーシップ限定記事(300円での単品購入も可能)といたします。
私のような社会不適合者の記事が、リベラルのみなさまに発見されると、面倒なことになるためです。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
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「ただしさに殺されないために~声なき者への社会論~」。
私はこちらの本を、著者ご本人から、無料でプレゼントしていただいた。
「ただしさに殺されないために」、略して”ただころ”とは、連日のように事実陳列罪を犯し、さらには白饅頭フォロー罪、白饅頭RT罪、白饅頭購読罪などを犯す罪人を世に放ち続ける、白饅頭尊師の著書である。
![](https://assets.st-note.com/img/1667648325851-TBCSRGfg1z.png?width=1200)
本書の帯には、このように書かれている。
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社会を引き裂く事件の背後に何があるのか。
ただしさと承認をめぐる闘争が日常と化したSNS時代に宿る<狂気>を解き明かす。
多様性の名のもとに排除し、自由、平等を謳って差別する
美しい社会の闇の底へー-
言葉を奪われた人びとの声なき叫びを記す30篇
本書は人のやさしさや愛情が社会に落とす暗い影の記録である。
私たちは、自分の中にある「悪」にまるで気づかなくても自覚的にならなくても生きていける。そんな平和で安全で快適な社会で暮らしている。自分たちが狭量で排他的な人間であることから、ずっと目を逸らしていける、配慮のゆきとどいた社会に生きている。
ひとりひとりが抱える心の傷と痛み
だれもが内に宿しているちいさな差別心…
世界が複雑であることへの葛藤を手放し
だれかを裁くわかりやすい物語に吞み込まれた
感情社会を否定する
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まるで、「フェミニスト」や「リベラル」、「人権活動家」などが闊歩する「インターネット世論」に、中指を立てるかのような紹介文だ。
このような暗黒の書籍を読んでしまって、本当によいのだろうか。
世間の「ただしさ」に迎合してそれらしく振る舞っていた方が、楽に生きられるのではないだろうか。
そんな考えが頭をよぎる。
しかしだ。
「ただしさ」に迎合したとして、それが本当に世界を明るくするのだろうか。
私の考えは否だ。
よって私は、「ただころ読破罪」へと歩みを進めた 。
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「ただころ」は、序章・終章を含む全7章、30節によって構成されている。
本来であれば全章について詳細に語っていきたいところであるが、有料の書籍であるからそういうわけにもいかない。
そこで、少しだけを抜き出して語っていきたいと思う。
(注)「引用箇所(出典あり)」以外の記述はすべて私見であり、御田寺圭氏の思想とは何ら関係がないことをここに明記しておく。
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ある人の顔出しやスタイルなどの外見的魅力によって、その人の価値や他者との優劣を決する概念「ルッキズム」が
それを批判的・否定的に見るニュアンスとともに社会的に浸透して久しくなった。
「他人のルックスを貶したりするのは論外ですが、指摘したり、あるいは褒めたりするのもやめましょう。いずれにしても他人の外見を品評していることには変わりなく、外見史上主義的な価値観を間接的に後押しすることになり、ことによれば差別に結びつくからです」と、世間のあらゆる方面から「ルッキズム批判」のメッセージが発信されている。
第 3 章 1|ルッキズムより
この「ルッキズム」の概念が広まってからというもの、「他者の容姿への評価」が「禁忌」となりつつある。
私は、この「ルッキズム批判」に対して、真っ向から異を唱えたい。
ルッキズムのなにが悪いというのだ。
ルッキズム万歳だ。
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