Haru

ラッコとカフェと花が好きです。 書き物をします。小説のほか、旅の記録や日々のことなど。…

Haru

ラッコとカフェと花が好きです。 書き物をします。小説のほか、旅の記録や日々のことなど。とりとめもなく。徒然なるままに。 余白を楽しむ。

記事一覧

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あたしのすきないのち

Haru
1年前
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噛み締める日常という味

 私が印象深く記憶に残っているごはんは、デニーズというファミリーレストランの期間限定のメニューであった鯵の丼だ。  その年、今から3年ほど前のこと。母が乳腺外科に…

Haru
1年前
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ラッコ

絶滅危惧種となったラッコ。その姿を国内の水族館で見られるのは現在僅か二館となった。三重県鳥羽市の鳥羽水族館と、福岡県にあるマリンワールド海の中道だ。 私が小さか…

Haru
1年前
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珈琲とピザ

『流浪の月』 電車でふと目に入った背表紙にそのタイトルがあった。見たことのある表紙に、よく知った『流浪の月』という文字。ああ、この人は凪良ゆうさんの『流浪の月』…

Haru
1年前
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『花束みたいな恋をした』

映画館で観た時、胸の辺りがキュッと苦しくなった。似た者同士だと思っていた2人がどんどんすれ違い、仕事と生活そして追い求めていた終着点が違った時、恋は呆気なくもあ…

Haru
1年前
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謹賀新年

あけましておめでとうございます。 あっという間に年越ししてしまい、仕事納めも大晦日の前日だったので、全然年末年始を過ごしているなあという感覚がありません。笑 昨…

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1年前
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可愛いから始まる

ラッコ、というと一体どのようなイメージを持たれるのだろうか。私は、一年前までその存在について深く考えた事も無かった。出会いは動画だった。鳥羽水族館にいるラッコの…

Haru
2年前
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あたしがあたしであるために

ラッコの魅力を知ってからあっという間に月日が流れた。私は、鳥羽水族館にいるラッコのメイちゃんと出会えて本当に幸せな気持ちをたくさんもらっている。この気持ちを良い…

Haru
2年前
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Kira Kira Days

ラッコのキラちゃんがいる。アドベンチャーワールドで生まれ、鳥羽水族館にやってきた。メスのラッコだ。私は、同館にいるメイちゃんという一頭に魅せられてすっかりラッコ…

Haru
2年前
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宝塚のはなし。

宝塚歌劇団にハマった。今まで宝塚の存在はもちろん知っていたし、周りの方からオススメをしてもらっていたこともあり、そこまで縁遠い存在ではなかった。けれども、ここま…

Haru
2年前
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ラッコ

Haru
2年前
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鳥羽水族館のラッコ

Haru
2年前
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29歳、人間ドックを受ける。

 高校生、大学生の頃まではそこまで健康に興味関心がなかった。若いというものは時にとても恐ろしいまでに、自己の身体能力を過信することがあるように思う。いや、これは…

Haru
2年前
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Wink

Twitterを始めてから色んなことを学んだ。そして行き着くのは、自分はSNSにとても向いていない人間だということだ。細かい点を突き詰める、他者に対して冷たく攻撃的な物言…

Haru
2年前
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平将門公所縁の地

坂東武士。坂東。と聞いて私が真っ先に思い出すのは平将門公だ。平将門といえば様々な伝説が今なお残り、人々からの想いを集めている。 私が平将門公に猛烈な興味を抱いた…

Haru
2年前
7

Hello

お久しぶりの投稿になってしまいました。)^o^( 2022年が始まってもう4ヶ月が…!四月馬鹿を何一つ堪能せず、けれども美味しいうなぎを食べて英気を養って生きてます。 私…

Haru
2年前
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噛み締める日常という味

噛み締める日常という味

 私が印象深く記憶に残っているごはんは、デニーズというファミリーレストランの期間限定のメニューであった鯵の丼だ。
 その年、今から3年ほど前のこと。母が乳腺外科に行き生検を受けることとなった。というのも、胸の痛みがあり本人が自らの意思で受診した結果、一度生検を受けた方がいいということにまとまったらしい。
 私はまだ二十代後半に差し掛かる頃の年齢で、特別身体のことにさほど興味関心がなかった。それより

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ラッコ

絶滅危惧種となったラッコ。その姿を国内の水族館で見られるのは現在僅か二館となった。三重県鳥羽市の鳥羽水族館と、福岡県にあるマリンワールド海の中道だ。
私が小さかった頃、というともう十数年以上にもなるのだが、関東圏内の水族館にもラッコの姿はあったように記憶している。年を重ねるごとに、彼らは水族館から姿を消してしまい、国内に存命するラッコは三頭のみとなってしまった。ワシントン条約もあり、新しい個体を水

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珈琲とピザ

『流浪の月』
電車でふと目に入った背表紙にそのタイトルがあった。見たことのある表紙に、よく知った『流浪の月』という文字。ああ、この人は凪良ゆうさんの『流浪の月』を読んでいるのかと実感するのにそう時間はかからなかった。
本屋大賞を受賞したこの作品は、広瀬すずさんと松坂桃李さんらが出演し実写映画化ともなっていた。私がこの作品を読み耽ったのは、ちょうど新型コロナが日本で流行し始め、緊急事態宣言が発令され

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『花束みたいな恋をした』

『花束みたいな恋をした』

映画館で観た時、胸の辺りがキュッと苦しくなった。似た者同士だと思っていた2人がどんどんすれ違い、仕事と生活そして追い求めていた終着点が違った時、恋は呆気なくもあたたかな終わりを迎える。
生活、というものは本当に平坦に見えてしまい、いつもと変わらない普遍性を感じてしまう。ところが一旦別れを決めたことで、過去を顧みてしまうと、あの頃は良かったな、あの時何かがひとつでも違っていたら2人で一緒にいられたの

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。
あっという間に年越ししてしまい、仕事納めも大晦日の前日だったので、全然年末年始を過ごしているなあという感覚がありません。笑

昨年は新卒採用で入社し、ずっと働いてきた会社を辞めた、一区切りついた年でもありました。自分としては得るものが多く、そして失うことも多少なりともありましたが、新しい会社で働き出せたのは良かったかなあ、というところです。
ただ、やっぱりね〜〜〜

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可愛いから始まる

可愛いから始まる

ラッコ、というと一体どのようなイメージを持たれるのだろうか。私は、一年前までその存在について深く考えた事も無かった。出会いは動画だった。鳥羽水族館にいるラッコのメイちゃんという雌の個体を知り、ラッコに会いに行きたい!と思ったのだ。
しかしネットで調べてみると、現在国内の水族館でラッコを飼育している所はたったの3館(※2021年当時。現在は、2館のみである。)これは一体全体,どういうことなのかと、驚

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あたしがあたしであるために

あたしがあたしであるために

ラッコの魅力を知ってからあっという間に月日が流れた。私は、鳥羽水族館にいるラッコのメイちゃんと出会えて本当に幸せな気持ちをたくさんもらっている。この気持ちを良い事でメイちゃんにお返しが出来たらと思うのだが、私は水族館に行くただの一般客の一人にしか過ぎない。写真を撮り、メイちゃんやキラちゃんをはじめとする生きものの姿を記録し、こうしてnoteやinstgramなどに投稿することしかできない。そもそも

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Kira Kira Days

Kira Kira Days

ラッコのキラちゃんがいる。アドベンチャーワールドで生まれ、鳥羽水族館にやってきた。メスのラッコだ。私は、同館にいるメイちゃんという一頭に魅せられてすっかりラッコ沼にダイブしたのだが、今回はキラちゃんにスポットをあててTwitterにて写真投稿を行った。その写真をまとめておきたいと思う。尚、無断転載や無断使用だけは固くお断りしているので、そこら辺のマナーは厳守願う。

ラッコのキラちゃん毎日投稿総集

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宝塚のはなし。

宝塚のはなし。

宝塚歌劇団にハマった。今まで宝塚の存在はもちろん知っていたし、周りの方からオススメをしてもらっていたこともあり、そこまで縁遠い存在ではなかった。けれども、ここまで好きになるとは想像もしていなかったのだ。
これは完全なる個人の感じ方にしか過ぎないのだが、こんな初心者が足を踏み込んでも許されるのだろうか?という気持ちが湧いた。宝塚の歴史は深く、長い。積み重ねられてきた時間と、宝塚歌劇団という存在に、こ

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29歳、人間ドックを受ける。

29歳、人間ドックを受ける。

 高校生、大学生の頃まではそこまで健康に興味関心がなかった。若いというものは時にとても恐ろしいまでに、自己の身体能力を過信することがあるように思う。いや、これは私だけに限った感覚なのかもしれないが……。
 風邪を引いても、インフルエンザに罹ろうとも、まぁ寝て水分摂ってれば治るだろう。身体がなんとかしてくれるさ、という肉体からしてみれば非常に勝手であり迷惑な話である。
 楽観的な私が、健康に興味を持

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Wink

Wink

Twitterを始めてから色んなことを学んだ。そして行き着くのは、自分はSNSにとても向いていない人間だということだ。細かい点を突き詰める、他者に対して冷たく攻撃的な物言いをしてしまう等々。自分を強く持ち過ぎているのだ。これは倫理的に、道徳的にどうなの?と思うことや、ルールとしてのことをやたらと考え気にして追求する癖がある。
人と人との繋がりもまた自分は上手く構築が出来ない。人見知りな上に不快させ

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平将門公所縁の地

平将門公所縁の地

坂東武士。坂東。と聞いて私が真っ先に思い出すのは平将門公だ。平将門といえば様々な伝説が今なお残り、人々からの想いを集めている。
私が平将門公に猛烈な興味を抱いたのは、現在放送されている大河ドラマがきっかけだった。前々から名前は勿論知っており、日本の歴史に於いても名を残している人物。けれどもこれまでしっかりと学んだ事がないという事実に気が付き、これを機に!と思ったわけである。
平将門といえば、所謂、

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Hello

Hello

お久しぶりの投稿になってしまいました。)^o^(

2022年が始まってもう4ヶ月が…!四月馬鹿を何一つ堪能せず、けれども美味しいうなぎを食べて英気を養って生きてます。

私生活でいうと1月にこれまで勤めていた会社を退職し、現在は少しお休み中です。ハッキリというとニートです。優しくいうとお休み中。退職の理由は幾つかありますが、大部分を占めているのは人間関係です。よく辞めていく人が「人間関係がさあ〜

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