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2019年10月の記事一覧

無限広告時代にどう情報を届ければいいのか

無限広告時代にどう情報を届ければいいのか

こんにちは、トライバルメディアハウスのちろうです。

このnoteは、トライバルメディアハウスの代表である池田から同僚と一緒にマーケティングや経営や財務会計などについて学習するプログラムである、通称「池塾」の事前課題です。

今回も課題図書の内容から得られた重要な気づきをまとめていきます。

今回のテーマは「PR」です。

今回の課題図書どの本も違った角度からPRを捉えており(『影響力の武器』は人

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無意識に”ぬるり”と入り込む「戦略PR」って最強なんじゃね? と思った回。

無意識に”ぬるり”と入り込む「戦略PR」って最強なんじゃね? と思った回。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「パブリックリレーションズと戦略PR」。「広告」「ブランディング」「マーケティング」とPRの違いは、以下の比較図でよく示されています。(恥ずかしながら、私はTMHに入るまできちんと認識してなかった…!)

(出典:https://blog.btrax.com/jp/marketingvsbr

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読書ログ:コミュニケーションは線としてつながっていかなければもはや意味無し

今回の読書ログは下記の3冊。

マーケティングを生業としている会社にいるものの、弊社に求められるものの多くは4Pで言うところのPromotionが多い。
私としては、改めておさらいになる話と「とはいえ」現実的に難しくてうまく行っていないなと思うところが整理できました。

現代の広告活動において忘れてはいけないポイント3冊共に書かれていて、再確認となった点としては以下の通り。

==========

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広告論を学んでみた!

広告論を学んでみた!

一気に寒くなって秋が深まってきました^^ラーメンも特に美味しい時期になってきましたね。

今日の本はこちら。

広告の世界。

特に、サトナオさんの「明日の広告」は個人的に好きです。私のような広告初心者にもとてもわかりやすく、ユーモアにあふれてました。

特に、学びが大きかった事柄をピックアップしますね。

①インターネットがもたらしたことと広告の関係

1993年~1995年、インターネットが出

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業界の片隅で、これからの広告のあるべき姿を考える。

業界の片隅で、これからの広告のあるべき姿を考える。

こんにちは、トライバルメディアハウスのちろうです。

このnoteは、トライバルメディアハウスの代表である池田から同僚と一緒にマーケティングや経営や財務会計などについて学習するプログラムである、通称「池塾」の事前課題です。

今回も課題図書の内容から得られた重要な気づきをまとめていきます。

今回の課題図書はこちら

マーケティングのすべての施策の目的は「意識の変化」か「行動の変化」のどちらかしか

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昨日と今日と明日の広告

昨日と今日と明日の広告

トライバルメディアハウスの社内勉強会「TPA」にてコミュニケーション戦略を学ぶということで、主に広告の本を読んでいる。

私の所属しているトライバルメディアハウスは、様々な(主にBtoCの)企業にマーケティング支援を行っているマーケティングカンパニーだ。

その支援の中には当然「広告」も含まれる、というかトライバルメディアハウスの売上の大きな部分が、クライアント企業から見ると「広告費」という枠から

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コミュニケーションの歴史

今回の課題図書はこちらの3冊です。
その中から「情報大爆発」について書きたいと思います。

2007年に発行された本だけど、書かれていることが、今現実に起こっていることが多く本当に10年以上前にかかれた本?…と想いながら読みました。

色々な具体例をもとに過去についての語りから、未来を予測するような
内容が続いており面白く読むことができました。

インターネットのルーツからインフルエンサーの存在ま

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コミュニケーションも組織も、情報ネットワークの構造と歴史を知ると理解が進みます

コミュニケーションも組織も、情報ネットワークの構造と歴史を知ると理解が進みます

台風19号により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます…

13回目にあいなります「Tribal Professional Academy(TPA)」。
今回のお題は「コミュニケーション戦略」です。

現代広告論以外は2007年に発行された著書ですが、古さを感じさせない内容です。

今回読んで「面白い!!」って思ったのが「情報大爆発」。

上半分がビジュアルで、下半分に解説、各ページは非常に

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強い事業の一員になるための“ふるまい”

強い事業の一員になるための“ふるまい”

2008年出版のこちらの本を久々に手に取ったんですが、一番刺さったのは「チーム作り」の話でした。

(中古なら1円で買えるというのに、金言だらけでおすすめです)

部分最適じゃアカンこの本は、終始してこれからの時代のマーケティング・コミュニケーションは「消費者本位」であることの重要性を説いています。消費者は情報を取捨選択するし、簡単には喜ばないし、めちゃくちゃ評価するし、という状態。そんな今だから

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長いおつきあいのなかで、私たちができること。

今回はこの2冊。

どちらも2007年~2008年に出版された書籍ですが、10年以上経ったいまでもマーケティングにおいて大切だと言われる内容ばかりだったので、忘れないようにメモしておきます。

・・・

・消費者本位の発想には「伝えたい相手」をイメージすることよりも、「伝えてもらいたがっている相手」をイメージすることの方が考えやすいことも。消費者はニーズがある時に伝えてもらえないとすごく損した気持

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ゲンダイ広告論。いまこそ“ラブレター”をどう書くか&どう届けるか、が面白い。

ゲンダイ広告論。いまこそ“ラブレター”をどう書くか&どう届けるか、が面白い。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「コミュニケーション戦略」。今回の課題図書はこちら。

なぜかこんな価格(13,296円)で表示される。実際は500円くらいの古い本。こちらについては、TPA同期のマツイカツヒコ|オタクマーケッター のnoteが面白い!ぜひ。

TPA同期のプロパーYちゃん(我が社のnoteも支える広報ちゃ

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食材を買えるスマホアプリから価格について考える

食材を買えるスマホアプリから価格について考える

今回は、以下書籍の内容にポケットマルシェをあてはめて、気づいたことをまとめます。

第1章の「ポジショニングと価格設定」では、一見何かと比較して高いと感じる商品でも、比較するもの次第で価値が変わるということが書かれていました。

ポケットマルシェは全国の農家・漁師さんと会話しながら食材を買えるスマホアプリ。スーパーで売っている食材と比較すると、量が多いので1つや1個単位で計算すると安いものもあるが

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価格と価値と審美眼と

価格と価値と審美眼と

こんにちは。トライバルメディアハウスでマーケティング担当をしている亀井(@kame1da1k1)です。

今日は価格の話を書きたいと思います。
「周りがこの値段だから、うちもこれで!」で価格を決めるのはもう止めようという話です。

どんなにいい商品やサービスであっても、最後に購入の壁となって立ちはだかるのは、いつも価格。増税悲しい。

しかし、人によって「高い」か「安い」と感じるか、今の時代かなり

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プライシングというマーケティングの結晶について

プライシングというマーケティングの結晶について

今月もトライバルメディアハウスの社内勉強会「TPA」の時間がやってきた。今回は製品戦略と価格戦略について学ぶ回だ。

というわけで、特に価格について思ったことを書き留めておきたい。
価格戦略についてまず読んだのは以下の1冊だ。

価格の数だけ意図があるまずは以下のリストをご覧頂きたい。ちょっと長いのだけど……

1. 定額価格
2. 顧客に合わせた相場
3. 月額の会費制や定期購入制
4. 成果の

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