株式会社大潟村あきたこまち生産者協会

昭和62年、秋田県大潟村の農家が創った会社です。 安全安心な「あきたこまち」をお届けし…

株式会社大潟村あきたこまち生産者協会

昭和62年、秋田県大潟村の農家が創った会社です。 安全安心な「あきたこまち」をお届けし、お米の可能性を求めて様々な加工食品の開発にも取り組んでいます。 「若者が夢と希望を持てる農業の創造」に向かって全力を尽くし、お米のオンリーワン企業を目指しています。

マガジン

  • プロの料理人が私たちのお米を選ぶ理由

    大潟村あきたこまち生産者協会のお米をお届けしている飲食店様に、お店の歴史やこだわり、お米に関するおいしいテクニックに至るまで色々なお話を伺うシリーズ企画!毎月更新しています。

  • 秋田県大潟村の米農家 涌井徹が綴る「こまち通信」

    大潟村あきたこまち生産者協会が「農家のお米を直接お客様にお届けしたい」と1987年の創業当初からお米に同送しているお手紙を、1990年に「こまち通信」と命名して以来、毎月、弊社会長 涌井徹の想いを綴っている「こまち通信」。 寝ても覚めても農作業や日本農業について考えを巡らせ「若者が夢と希望を持てる農業の創造」に取り組んでいます。

記事一覧

身体のために週3回は食べたいバランスの良い「おばんざい屋さんのランチ」

東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線の人形町駅から徒歩2分にある「おばんざい 三貴(みき)」様は、お昼のランチや持ち帰りのお弁当、夜は本格ウイスキーを楽しめるお店…

田んぼの見回りで柴犬を少し大きくしたような感じの子ギツネに出遭った

7月になると、小さかった稲も、田圃の水が見えなくなるほど生長しておりますが、稲の生長に負けまいと、畦の雑草も生長するので、あちこちで畦の草刈りを行っております。 …

オモシロ園長の本気(ガチ)な洋食(メシ) レストラン「丘公園」様

神奈川県横浜市青葉区あざみ野。穏やかな雰囲気の緑豊かな住宅街で40年以上もの間、カレーやパスタ等の絶品洋食を提供している人気店が「丘公園」様です。 そこには唯一無…

陽気の中での田植えは良い思い出に

今年の田植は5月8日から始まりました。 田植えは、朝7時に育苗ハウスに集まり、1日の予定を話し合ってから田植えに向かいます。 田植え予定の圃場にはっておいた水を、植…

天ぷら好きにはたまらない!天丼と天ぷらがセットになった「のっけ定食」

東京の西日暮里駅から徒歩4分にある「天正(てんまさ)」様は、かき揚げ天丼に天ぷらの盛り合わせがついたランチ「のっけ定食」が人気の天ぷら割烹です。 新鮮な旬の食材に…

廃校が食品工場に生まれ変わろうとしている

4月の種まき、肥料散布、耕耘、代かきと田植えに向けた準備が終わると、5月は、田植えが始まります。 大潟村の桜は、4月15日から18日頃が満開で、菜の花と桜の花が続く全…

ともに楽しむ満腹を「さくら本店」様~大人の給食が楽しめる和食店~

JR飯田橋駅西口から徒歩4分にある「さくら本店」様は、バランスの取れたボリューム満点のお得なランチ「大人の給食」を目当てに、ビジネスマンを中心に連日行列ができるほ…

出稼ぎに行かない農業への挑戦から55年

4月になると、種播き、育苗、肥料まき、耕耘と、1年で一番忙しい春作業が始まります。 今年の冬は雪が少なく、山間部では田植え時の水が不足するのではと今から心配されて…

入魂のサービスで親しまれ半世紀 レストラン「英一番館」様

神奈川県横浜市。横浜港に面した神奈川県民ホールには、美しい港の景色を一望できる半世紀の歴史を持つ洋食レストランがあります。 ご来店されるお客様へのお食事はもちろ…

減反政策を知らない世代の農業後継者

2月は、季節外れの暖かさが続き、冬野菜の生長が早く、白菜が大きくなり過ぎたとのニュースがありましたが、米作り農家は、今年も高温障害が発生するのではと、今から心配…

こだわりを価値に、感謝を満足に「男前 みよし鮨」様

神奈川県藤沢市。湘南の海辺まで5km程の善行(ぜんぎょう)地区に、細部に至るまでこだわりとおいしさが詰め込まれた、お寿司と魚料理を楽しめるお店があります。 価格以上…

米不足から米過剰、再び食料不足の時代に

昨年12月22日、国立社会保障・人口問題研究所より、2050年に秋田県の人口が56万人となり、2020年と比べた人口減少率が全国最大の41.6%(39万人減)になると発表されました…

本物の味で愛され続ける挑戦者。「北京宮廷料理 涵梅舫 銀座店」様

東京都中央区。有楽町駅、銀座駅からほど近い銀座のビルの一角に、中国料理伝統の味を引き継ぐ一流の料理人たちが腕を振るい、数多くの食通や著名人も足しげく通う「北京宮…

農業振興のため、地域にある廃校の有効活用

昨年は例年にない高温のため、クマの餌となるブナの実やドングリが不作とのことで、クマが餌を求めて人里におり、被害を与えていることが大きなニュースになっておりました…

伝統を繋ぎ、時代に合わせ進化する極上の味「桜なべ 中江」様

東京都台東区。江戸時代にまでさかのぼると、ここにはかつて吉原(よしわら)という有名な歓楽街がありました。音無川という隅田川へそそぐ川が流れ、川べりの「吉原土手」…

こまち通信 12月号

連日、全国各地で熊が出たとのニュースが報道されておりますが、大潟村においても5頭の熊が目撃され、3頭が捕獲されましたが、まだ2頭の熊が見つかっておりません。 一時、…

身体のために週3回は食べたいバランスの良い「おばんざい屋さんのランチ」

身体のために週3回は食べたいバランスの良い「おばんざい屋さんのランチ」

東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線の人形町駅から徒歩2分にある「おばんざい 三貴(みき)」様は、お昼のランチや持ち帰りのお弁当、夜は本格ウイスキーを楽しめるお店です。

おばんざい屋ならではの選べる小鉢3品が付いたランチは、銀だら西京味噌漬けが人気だとか。おかみさんが集めているという素敵な器や、お隣の「おにぎり屋 シチロカ」様とのエピソードについてもお伺いしました。

―入り口にある棚に描かれた

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田んぼの見回りで柴犬を少し大きくしたような感じの子ギツネに出遭った

田んぼの見回りで柴犬を少し大きくしたような感じの子ギツネに出遭った

7月になると、小さかった稲も、田圃の水が見えなくなるほど生長しておりますが、稲の生長に負けまいと、畦の雑草も生長するので、あちこちで畦の草刈りを行っております。

早朝の田圃の見回りが私の日課ですが、今年はキジやカモの親子連れだけでなく、タヌキやキツネの親子連れにも遭います。
毎日通る10kmの農道は、雑木と雑草に囲まれているため昼も暗く、野生動物も安心して生活できるようです。
他の農家の方からは

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オモシロ園長の本気(ガチ)な洋食(メシ) レストラン「丘公園」様

オモシロ園長の本気(ガチ)な洋食(メシ) レストラン「丘公園」様

神奈川県横浜市青葉区あざみ野。穏やかな雰囲気の緑豊かな住宅街で40年以上もの間、カレーやパスタ等の絶品洋食を提供している人気店が「丘公園」様です。
そこには唯一無二の世界観を持つ「丘公園ワールド」が広がっていました。

ガス漏れ発生!ドタバタの丘公園”開園”前夜

1982年、バレンタインデーの2月14日に開店しました。
レセプション(お店のお披露目)を行った開店の2日前、なんだか店内がガス臭い!

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陽気の中での田植えは良い思い出に

陽気の中での田植えは良い思い出に

今年の田植は5月8日から始まりました。

田植えは、朝7時に育苗ハウスに集まり、1日の予定を話し合ってから田植えに向かいます。
田植え予定の圃場にはっておいた水を、植えやすい水位まで排水し、圃場の隅に溜まった稲ワラ等を取り除いて植えられるようにします。

田植え機は、1年前の5月に10日ほど使用しただけで、1年間、田植え機を使用しておらず、格納庫に入れたままになっております。
2月に入ると、順次機

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天ぷら好きにはたまらない!天丼と天ぷらがセットになった「のっけ定食」

天ぷら好きにはたまらない!天丼と天ぷらがセットになった「のっけ定食」

東京の西日暮里駅から徒歩4分にある「天正(てんまさ)」様は、かき揚げ天丼に天ぷらの盛り合わせがついたランチ「のっけ定食」が人気の天ぷら割烹です。
新鮮な旬の食材にこだわり、春はカツオやホタルイカをお刺身や一品料理で、たらの芽等の山菜は天ぷらで楽しめます。天ぷらを美味しくする秘訣を店主の山田様にお伺いしました。

お店を始めたのは修行先の閉店がきっかけ

以前は、築地と銀座、八丁堀に3店舗あった天辰

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廃校が食品工場に生まれ変わろうとしている

廃校が食品工場に生まれ変わろうとしている

4月の種まき、肥料散布、耕耘、代かきと田植えに向けた準備が終わると、5月は、田植えが始まります。

大潟村の桜は、4月15日から18日頃が満開で、菜の花と桜の花が続く全長10kmの道路は、花見客でいっぱいになります。
道路の両側に駐車している車のかげから飛び出してくる人に注意をしながら、毎日、圃場の行き帰りに車の中から花見をします。

また、4月13日、八郎潟町から大潟村に入る大潟橋のたもとで、今

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ともに楽しむ満腹を「さくら本店」様~大人の給食が楽しめる和食店~

ともに楽しむ満腹を「さくら本店」様~大人の給食が楽しめる和食店~

JR飯田橋駅西口から徒歩4分にある「さくら本店」様は、バランスの取れたボリューム満点のお得なランチ「大人の給食」を目当てに、ビジネスマンを中心に連日行列ができるほどの人気店です。

この道40年以上の経験が活かされた確かな味とユニークな組み合わせの定食は、お客様とともに楽しくありたいという店主の吉澤様のサービス精神から生み出されています。

-お店をオープンされた背景や、当時のエピソード等があれば

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出稼ぎに行かない農業への挑戦から55年

出稼ぎに行かない農業への挑戦から55年

4月になると、種播き、育苗、肥料まき、耕耘と、1年で一番忙しい春作業が始まります。

今年の冬は雪が少なく、山間部では田植え時の水が不足するのではと今から心配されておりますが、大潟村は海抜マイナス4mの干拓地のため、入植以来、水不足はありませんでした。
水不足はありませんでしたが、干拓地のため地下水位が高く、営農にはとても苦労しております。

大潟村は、今年で誕生60周年になりますが、大潟村が誕生

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入魂のサービスで親しまれ半世紀 レストラン「英一番館」様

入魂のサービスで親しまれ半世紀 レストラン「英一番館」様

神奈川県横浜市。横浜港に面した神奈川県民ホールには、美しい港の景色を一望できる半世紀の歴史を持つ洋食レストランがあります。
ご来店されるお客様へのお食事はもちろん、お客様のもとへ出向いてお料理をサービスする「ケータリング」を得意とされており、プロ野球選手からも熱く支持されています。
サービスの奥深さを熟知し、お客様へ心を込めたおもてなしを提供するレストラン「英一番館」代表取締役社長の山田重雄様にお

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減反政策を知らない世代の農業後継者

減反政策を知らない世代の農業後継者

2月は、季節外れの暖かさが続き、冬野菜の生長が早く、白菜が大きくなり過ぎたとのニュースがありましたが、米作り農家は、今年も高温障害が発生するのではと、今から心配しております。

3月になると、タマネギの追肥や、種籾の準備、育苗ハウスの準備と、春の農作業が始まりますが、学校を卒業したばかりの農業後継者は、親の仕事を見たり、隣の農家の仕事を見たりと、見よう見まねで仕事を覚えていきます。

大潟村でも、

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こだわりを価値に、感謝を満足に「男前 みよし鮨」様

こだわりを価値に、感謝を満足に「男前 みよし鮨」様

神奈川県藤沢市。湘南の海辺まで5km程の善行(ぜんぎょう)地区に、細部に至るまでこだわりとおいしさが詰め込まれた、お寿司と魚料理を楽しめるお店があります。
価格以上の価値でお客様に支持され続けてきた「男前 みよし鮨」二代目店主様の道木大輔様、初代の道木道雄様にお話を伺いました。

お店のこと

-お店の歴史やエピソードをお教えください。

〔二代目〕うちは1977年に創業し、今年で47年目になりま

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米不足から米過剰、再び食料不足の時代に

米不足から米過剰、再び食料不足の時代に

昨年12月22日、国立社会保障・人口問題研究所より、2050年に秋田県の人口が56万人となり、2020年と比べた人口減少率が全国最大の41.6%(39万人減)になると発表されました。
秋田県の65歳以上の高齢化率は、49.9%で全国最高であり、年少人口(0歳から14歳)割合は6.9%、生産年齢人口(15歳から64歳)割合は43.2%と、いずれも全国最低で、人口減少と少子高齢化が、ますます進むことに

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本物の味で愛され続ける挑戦者。「北京宮廷料理 涵梅舫 銀座店」様

本物の味で愛され続ける挑戦者。「北京宮廷料理 涵梅舫 銀座店」様

東京都中央区。有楽町駅、銀座駅からほど近い銀座のビルの一角に、中国料理伝統の味を引き継ぐ一流の料理人たちが腕を振るい、数多くの食通や著名人も足しげく通う「北京宮廷料理」を味わえるお店があります。

中国から日本へやって来た元税関職員の挑戦は、一軒のギョウザ店から始まりました。
「日本に本物の中国料理を広めたい。」熱い想いでたくさんのお客様との縁を繋ぎ「鉄人」に挑み大きな勝利を掴んだことで、中国料理

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農業振興のため、地域にある廃校の有効活用

農業振興のため、地域にある廃校の有効活用

昨年は例年にない高温のため、クマの餌となるブナの実やドングリが不作とのことで、クマが餌を求めて人里におり、被害を与えていることが大きなニュースになっておりました。
高温は、クマの餌だけでなく、米、果実等の農作物にも大きな被害を与えており、秋田県のお米は高温と水害により、全国に比べて5%くらいの減収になったとのことです。

報道によりますと、今後も高温は続くとのことですので、私たちも農作物の種類や栽

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伝統を繋ぎ、時代に合わせ進化する極上の味「桜なべ 中江」様

伝統を繋ぎ、時代に合わせ進化する極上の味「桜なべ 中江」様

東京都台東区。江戸時代にまでさかのぼると、ここにはかつて吉原(よしわら)という有名な歓楽街がありました。音無川という隅田川へそそぐ川が流れ、川べりの「吉原土手」と呼ばれた堤に沿って飲食店が軒を連ねて、吉原へ繰り出す人々で朝から晩まで大変賑わっていたと言われています。

時は経ち、大きな災害と激しい戦火を経て、町は大きく様変わりしていきました。音無川はやがて地下へ潜り、いまは「日本堤」そして「土手通

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こまち通信 12月号

こまち通信 12月号

連日、全国各地で熊が出たとのニュースが報道されておりますが、大潟村においても5頭の熊が目撃され、3頭が捕獲されましたが、まだ2頭の熊が見つかっておりません。
一時、住宅地まで近寄ったことで大騒ぎになりましたが、その後、住宅地から離れたとのことで、ほっとしております。

また熊だけでなく、日本鹿が2頭、目撃されたとの話を聞きましたので、「嘘だろう」と言ったら、スマホに、奈良で見た鹿と同じ日本鹿が2頭

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