動画制作クリエーターは、どんなパソコンスペック使用か？

動画制作マーケティング KM7Production

2023年10月23日 06:38

動画制作業界の進化は著しく、現在のクリエーターは高品質のコンテンツを素早く提供することが求められています。そのための最大の武器といえるのが、使うパソコンです。では、動画制作における理想的なパソコンスペックはどのようなものなのでしょうか。

1. CPU（プロセッサー）

動画編集に関して、CPUは非常に重要です。リサーチ結果からも、4コアから12コアのものが多く使用されていることがわかります。多くのコアを持つことで、レンダリングやエフェクトの適用が格段に速くなります。

2. グラフィックボード

GeforceのRTX3060、3070、Rtx2060、2070といったシリーズが人気との情報を得ています。これらのグラフィックカードは高性能で、4Kや8Kの映像編集、高度なグラフィックエフェクトにも対応しています。

3. なぜこれらのスペックが必要なのか

動画制作では、膨大なデータを扱うため、高性能なパソコンが必須となります。レンダリング速度を速めることで、時間を大幅に短縮することが可能です。これにより、複数の案件に対応する時間が生まれたり、他の制作や営業活動に時間を当てることができます。

4. 予算とのバランス

20万～100万円の設備投資により、パフォーマンスや作業効率が大きく変わってきます。予算とニーズをしっかりと見極め、最適なスペックを選択することが重要です。

5. さらなる情報収集

ツクモショップやPC専門の店舗のスタッフに相談することで、自分のニーズに合った具体的な製品の提案を受けることができます。また、KM7Productionでは、動画制作、映像制作に最適なパソコンスペックに関する詳細な情報が提供されています。

制作におけます、編集、加工制作、CG制作のスピードをあげたい場合以下のスペックは、最低必要となるでしょう。

加工制作、CG制作の場合
CPU
12コア24スレッド以上
AMD　Ryzen Threadripper 1920X BOX　12コア　24スレッド
AMD　Ryzen Threadripper 1950X BOX　16コア　32スレッド

Ryzen Threadripper 2920X
Ryzen Threadripper 2950X
Ryzen Threadripper 2970X
Ryzen Threadripper 2990X
Ryzen Threadripper 3950X
Ryzen Threadripper 3960X
Ryzen Threadripper 3970X
Ryzen Threadripper 3990X

グラフィックボード　GPU
Quadro
RTX4000 or 2基以上搭載
RTX5000 or 1基以上搭載
P4000 or 2基以上搭載
P5000 or 2基以上搭載

簡易的な制作、編集の場合
CPU
8コア16スレッド以上

グラフィックボード　GPU
Quadro
RTX4000　1基以上搭載
P4000　1基以上搭載

M.2
SSD
メモリ40G以上

【KM7Production PC環境】
・自作ワークステーション
・Windows 3台(Windows 10)
・CPU 16コア 32スレッド搭載
・CPU 8コア 16スレッド搭載
・メモリー 112GB搭載
・Quadro RTX5000×1基搭載
・Quadro P4000×2基搭載
・M.2 SSD搭載
・SSD RAID 0(ストライピング構成)搭載
・SSD搭載

3DCG系ソフト、アフターエフェクト、4K尺長めは、パソコンにかなり重い負荷がかかります。
なので上記スペックとパソコンの自作、相性などを細かく調べたりと知識が必要となります。
ビデオカメラマンの方も撮影の技術は、ありますが、映像の知識が乏しい方も多いです。
専門学校や制作会社経験、フリーランスでカメラ機材に投資して経験がある方は、別の場合が多いですが。
以前小さい映像会社撮影専門でされております、社長様とお話しましたら、エンコードとコーデック、WindowsとMacの編集の場合にするべき事をあまり把握してないのには、大変驚きました。
プレミアプロだけの編集であれば、2年ずっと編集すれば、なんとなく分かってくるかと思いますが加工編集は、理数系よりで頭を使います。
プレミアプロだけの編集知識ですと、スタジオ入りした際にカラーバーの編集やリニアが出来ないかと思います。
今、これだけ編集ソフトやパソコンスペックが上がっておりますのでセミプロでも編集できますが、概念知識が乏しいため、何かあった際対応ができない方が多いのではないでしょうか。
なので加工編集は、単価が多少高めになっております。
CPUのRyzenシリーズは、コストパフォーマンスが良いのでお勧めです。
一番コストがかからない方法は、自作ワークステーションとなります。