KEISHI OBE

地域おこし協力隊として岩手県大槌町に移住 ゼロからのスタートで日々奮闘中

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記事一覧

森おじの大槌移住ライフ【2024年7月活動報告】

人生の中では出会いがあれば、必ず別れもやってくる。 冒頭の写真は、震災後約13年間『吉里吉里国』と共に歩み、支えてきてくれた2トンダンプの『吉里吉里号』。 すでに20…

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3日前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年6月活動報告】

毎朝、9時の定時になると大槌町内に鳴り響く防災無線。 乾燥や強風による山火事注意の内容から、いつの間にか高温による熱中症注意の内容へ変わっていた。 これも地方なら…

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3週間前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年5月活動報告】

日本では古来より、5月のことを『皐月(さつき)』とよんできた。 これは、早苗を植える頃の月という意味で『早苗月(さなえつき)』あるいは『早月(さつき)』とも言われるこ…

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1か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年4月活動報告】

今月に入ってようやく春の暖かさを感じられる日が多くなり、それに釣られて様々な草花や動物たちも顔をのぞかせるようになってきた。 新年度を迎え、新しく物事がスタート…

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2か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

今年の3月は季節の移り変わりの激しい月になったように感じる。 雪が降ったり、突風が吹いたり、突然生暖かくなって花粉が大量に飛散したりと体調管理が難しいと感じた人も…

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4か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年2月活動報告】

1月末から2月初旬にかけて暖かい日が続いたせいで、もうこのまま春になるだろうと甘い考えを巡らせていたのだが、時期尚早とはまさにこのこと。 ついこの前、レンタカーを…

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4か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年1月活動報告】

私が大槌に移住してから早いもので1年半が経ち、任期も折り返し地点に差し掛かかっている。 そろそろ任期後の進路についても本腰を入れて考えていかなければいけない時期に…

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5か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年12月活動報告】

1年本当に早かった気もするし、色々なことがあった気もする。 皆さんは2023年はどんな1年をお過ごしだっただろうか? コロナによる影響もやっと落ち着きを取り戻し、これか…

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6か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

秋は一年の中で一番過ごしやすく、食べ物も美味しいのでとても好きな季節なのだが、今年の秋は例年に比べてとても短い気がする。 今のうちにたくさん美味しいものを食べて…

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7か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

大槌町に地域おこし協力隊として移住してから、1年と3ヶ月が経った。 あっという間だった気もするが、本当に色々な経験をさせていただき濃密な期間でもあった。 近頃はどこ…

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8か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

大槌の夏もようやく終わりを迎え、待ち望んだ秋を迎えたはずなのに何故か少し寂しさを感じるのは、おそらくこの季節ならではの空気感のせいだろう。 今月も色々な人との出…

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9か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

近頃、大槌の町ではいたるところで、今年の夏の熱気に負けないほどのお祭りの熱を帯び始めている。 この土地の人々にとって、お祭りは昔から特別な意味を持つ。 無病息災や…

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10か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】

今年の夏は本当に何処にいても暑い。 毎日のように熱中症警戒アラートが発令されている。 全くいつになったらこの暑さはおさまってくれるのだろうか? 外での作業がメイン…

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11か月前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年6月活動報告】

皆さんいかがお過ごしだろうか。 大槌でも30℃を超える日が増え、本格的に熱中症に気をつけなければならない季節となってきた。 昨今では、ニュースなどでも熱中症について…

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1年前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年5月活動報告】

5月は新年度の環境の変化や大型連休からのバタバタが落ち着き、そのタイミングからくる不安や焦燥感による5月病と呼ばれる何かが蔓延する季節。 森おじは絶賛5月病発症中。…

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1年前
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森おじの大槌移住ライフ【2023年4月活動報告】

東北の厳しい冬の季節もようやく終わりをむかえ、大槌でもいたるところで徐々に春の訪れを感じられるようになってきた。 住まいのすぐ横では桜が咲き乱れている。 朝玄関先…

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1年前
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森おじの大槌移住ライフ【2024年7月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年7月活動報告】

人生の中では出会いがあれば、必ず別れもやってくる。
冒頭の写真は、震災後約13年間『吉里吉里国』と共に歩み、支えてきてくれた2トンダンプの『吉里吉里号』。
すでに20万キロ近く走っていることと、最近の仕事の傾向としてバックホウの運搬の頻度が増えてきたことにより、この度役目を終えた。
私としては吉里吉里国に所属してからの付き合いなので、たった2年ほどではあったのだが、それなりに濃い時間を過ごしたと思

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森おじの大槌移住ライフ【2024年6月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年6月活動報告】

毎朝、9時の定時になると大槌町内に鳴り響く防災無線。
乾燥や強風による山火事注意の内容から、いつの間にか高温による熱中症注意の内容へ変わっていた。
これも地方ならではというか、風物詩というか、季節ごとに放送される内容が変わることで「あぁ、またこの季節がやって来た」と、実感するのは私だけかもしれない・・・
いよいよ今月から本格的に鳥獣対策の緩衝帯整備事業が進み、昨年に比べて心なしか熊出没の放送が減っ

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森おじの大槌移住ライフ【2024年5月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年5月活動報告】

日本では古来より、5月のことを『皐月(さつき)』とよんできた。
これは、早苗を植える頃の月という意味で『早苗月(さなえつき)』あるいは『早月(さつき)』とも言われることもある。
「皐」の字には「神に捧げる稲」という意味があり、昔から米を糧としてきた日本人にとっては、この時期は一年の中でも特に重要な季節と言えるだろう。
われわれ日本人が、輝く水田に植えられた色鮮やかな稲を見ると5月だなと実感するのは

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森おじの大槌移住ライフ【2024年4月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年4月活動報告】

今月に入ってようやく春の暖かさを感じられる日が多くなり、それに釣られて様々な草花や動物たちも顔をのぞかせるようになってきた。
新年度を迎え、新しく物事がスタートする中で準備作業などで忙しくされている方々もいるとは思うが、心に余裕が無くなってきたなぁと感じた時は、何気なく道端に息づく生き物たちを観察してみてはどうだろう。
期待と高揚感の中で意気揚々と活動し始めているのは、どうやら私たち人間だけではな

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森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

今年の3月は季節の移り変わりの激しい月になったように感じる。
雪が降ったり、突風が吹いたり、突然生暖かくなって花粉が大量に飛散したりと体調管理が難しいと感じた人も少なくないはず。
かくいう私も昔から花粉症がひどく、毎年この時期になると、またこの季節がやってきたかと憂鬱になっていたのだが、今年は処方してもらった薬があっていたのか、それとも体質が変わったのか、今のところ驚くほど花粉症の症状が出ていない

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森おじの大槌移住ライフ【2024年2月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年2月活動報告】

1月末から2月初旬にかけて暖かい日が続いたせいで、もうこのまま春になるだろうと甘い考えを巡らせていたのだが、時期尚早とはまさにこのこと。
ついこの前、レンタカーをお借りしている自動車整備工場の方にそろそろ暖かくなってきたからノーマルタイヤにしようかと思っていると相談したところ、ここら辺は3月末頃まで雪が降ることがあるから、3月いっぱいはスタッドレスのままの方が良いよと助言をいただき、突然の大雪も何

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森おじの大槌移住ライフ【2024年1月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2024年1月活動報告】

私が大槌に移住してから早いもので1年半が経ち、任期も折り返し地点に差し掛かかっている。
そろそろ任期後の進路についても本腰を入れて考えていかなければいけない時期にきている。
少し不安な気持ちになることもあるが、それと同じくらい今後どんな楽しいことに巡り合うことができるかという期待感のような気持ちも入り混じった複雑な感情になることが増えてきた。
ありがたいことに最近では町の方々にも声をかけていただく

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森おじの大槌移住ライフ【2023年12月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年12月活動報告】

1年本当に早かった気もするし、色々なことがあった気もする。
皆さんは2023年はどんな1年をお過ごしだっただろうか?
コロナによる影響もやっと落ち着きを取り戻し、これからというところに、年始早々石川県沖での大地震があり、被災された方々には苦難の始まりとなってしまった。
一刻も早い支援と復興をお祈りして、森おじも僅かばかりではあるが支援物資の寄付をさせていただいた。
少しでも誰かの助けになってくれて

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森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

秋は一年の中で一番過ごしやすく、食べ物も美味しいのでとても好きな季節なのだが、今年の秋は例年に比べてとても短い気がする。
今のうちにたくさん美味しいものを食べて、厳しい冬に向けて脂肪を蓄えておかねば。
と、熊みたいなことを考えながら2度目の大槌の秋を堪能している森おじなのであった。

それでは、今月の報告をどうぞ。

1.伐木作業@源水地区11/1は源水地区の伐採作業を行なった。
この案件は、熊対

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森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

大槌町に地域おこし協力隊として移住してから、1年と3ヶ月が経った。
あっという間だった気もするが、本当に色々な経験をさせていただき濃密な期間でもあった。
近頃はどこに行っても知っている人に会ったり、ありがたい事に催しものにお誘いしていただける機会も多くなり、今月の報告も書くネタに困らない。
もうそろそろ大槌町に来てから2回目の冬の季節を迎えることになるが、今この時一瞬一瞬を無駄にしない様に丁寧に生

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森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

大槌の夏もようやく終わりを迎え、待ち望んだ秋を迎えたはずなのに何故か少し寂しさを感じるのは、おそらくこの季節ならではの空気感のせいだろう。
今月も色々な人との出会いや新しい体験に感謝。
『ありがとうの言葉をかみしめながら
 生きてみます私なりに』
(作詞・作曲さだまさし「秋桜」の歌詞より)
それでは今月の報告をどうぞ。

1.丸太納品作業@釜石市箱崎町今月は約一年越しで切り出してきた丸太を出荷する

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森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

近頃、大槌の町ではいたるところで、今年の夏の熱気に負けないほどのお祭りの熱を帯び始めている。
この土地の人々にとって、お祭りは昔から特別な意味を持つ。
無病息災や豊漁の祈りの他にも、アイデンティティーを表現する大切な行事のひとつとして日々の生活や遺伝子にも浸透しているのだろう。
大槌町民にとっては、きっとこのお祭りが終わらないことにはその年の夏が終わったことにならないのかもしれない。
今年のこの異

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森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】

今年の夏は本当に何処にいても暑い。
毎日のように熱中症警戒アラートが発令されている。
全くいつになったらこの暑さはおさまってくれるのだろうか?
外での作業がメインの私達にとっては死活問題である。
そんな時はどうしてもクーラーが効いた部屋で冷たいものを食べたくなってしまう。
しかし、この時期は体を冷やし過ぎることで血流不全を起こし自律神経が乱れたり、胃腸の働きが弱ることによる食欲減退など、夏バテの症

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森おじの大槌移住ライフ【2023年6月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年6月活動報告】

皆さんいかがお過ごしだろうか。
大槌でも30℃を超える日が増え、本格的に熱中症に気をつけなければならない季節となってきた。
昨今では、ニュースなどでも熱中症についての危険性や予防法などが伝えられるようになり、少しずつ認知されるようになってきたと思う。
しかし、まだ熱中症に対して『元気があればなんでもできる』とか『できるできるもっとできる』などと暑すぎる根性論で何とかなると思っている人がいるようなら

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森おじの大槌移住ライフ【2023年5月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年5月活動報告】

5月は新年度の環境の変化や大型連休からのバタバタが落ち着き、そのタイミングからくる不安や焦燥感による5月病と呼ばれる何かが蔓延する季節。
森おじは絶賛5月病発症中。
何をやるにしても、理由もなく面倒だったり体がだるかったりと負のスパイラルに陥りがち。
そんな時私の場合は、普段以下のようなことをしてモチベーションを保つようにしている。

1.釣りをする
2.車の中で大声で歌をうたう
3.美味しいもの

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森おじの大槌移住ライフ【2023年4月活動報告】

森おじの大槌移住ライフ【2023年4月活動報告】

東北の厳しい冬の季節もようやく終わりをむかえ、大槌でもいたるところで徐々に春の訪れを感じられるようになってきた。
住まいのすぐ横では桜が咲き乱れている。
朝玄関先でこの光景を目にする度、やはりここにして正解だったと感じる。
春は動物も植物も活動的になる季節。
様々な新しい経験や出会いの機会に胸を膨らませ、今日も私は玄関の扉を勢いよく開ける。

1.支障木伐採案件@南三陸町今回は吉里吉里国に各月で来

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