KEISHI OBE

地域おこし協力隊として岩手県大槌町に移住 ゼロからのスタートで日々奮闘中

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最近の記事

森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

今年の3月は季節の移り変わりの激しい月になったように感じる。 雪が降ったり、突風が吹いたり、突然生暖かくなって花粉が大量に飛散したりと体調管理が難しいと感じた人も少なくないはず。 かくいう私も昔から花粉症がひどく、毎年この時期になると、またこの季節がやってきたかと憂鬱になっていたのだが、今年は処方してもらった薬があっていたのか、それとも体質が変わったのか、今のところ驚くほど花粉症の症状が出ていない。 できることならこのまま花粉症が治ってくれていればどんなに嬉しいことだろうと、

    • 森おじの大槌移住ライフ【2024年2月活動報告】

      1月末から2月初旬にかけて暖かい日が続いたせいで、もうこのまま春になるだろうと甘い考えを巡らせていたのだが、時期尚早とはまさにこのこと。 ついこの前、レンタカーをお借りしている自動車整備工場の方にそろそろ暖かくなってきたからノーマルタイヤにしようかと思っていると相談したところ、ここら辺は3月末頃まで雪が降ることがあるから、3月いっぱいはスタッドレスのままの方が良いよと助言をいただき、突然の大雪も何とか乗り切ることができました。 滅多に雪の降らない地域で暮らしてきた森おじにとっ

      • 森おじの大槌移住ライフ【2024年1月活動報告】

        私が大槌に移住してから早いもので1年半が経ち、任期も折り返し地点に差し掛かかっている。 そろそろ任期後の進路についても本腰を入れて考えていかなければいけない時期にきている。 少し不安な気持ちになることもあるが、それと同じくらい今後どんな楽しいことに巡り合うことができるかという期待感のような気持ちも入り混じった複雑な感情になることが増えてきた。 ありがたいことに最近では町の方々にも声をかけていただくことが増え、少しずつではあるが日頃の活動が認められつつあるのかなと思っている。

        • 森おじの大槌移住ライフ【2023年12月活動報告】

          1年本当に早かった気もするし、色々なことがあった気もする。 皆さんは2023年はどんな1年をお過ごしだっただろうか? コロナによる影響もやっと落ち着きを取り戻し、これからというところに、年始早々石川県沖での大地震があり、被災された方々には苦難の始まりとなってしまった。 一刻も早い支援と復興をお祈りして、森おじも僅かばかりではあるが支援物資の寄付をさせていただいた。 少しでも誰かの助けになってくれていることを願う。 それでは、2023年最後の投稿をどうぞ。 1.製材機修理@

        森おじの大槌移住ライフ【2024年3月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

          秋は一年の中で一番過ごしやすく、食べ物も美味しいのでとても好きな季節なのだが、今年の秋は例年に比べてとても短い気がする。 今のうちにたくさん美味しいものを食べて、厳しい冬に向けて脂肪を蓄えておかねば。 と、熊みたいなことを考えながら2度目の大槌の秋を堪能している森おじなのであった。 それでは、今月の報告をどうぞ。 1.伐木作業@源水地区11/1は源水地区の伐採作業を行なった。 この案件は、熊対策のために胡桃(くるみ)の木を伐採して欲しいというものだった。 現場状況は、対象

          森おじの大槌移住ライフ【2023年11月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

          大槌町に地域おこし協力隊として移住してから、1年と3ヶ月が経った。 あっという間だった気もするが、本当に色々な経験をさせていただき濃密な期間でもあった。 近頃はどこに行っても知っている人に会ったり、ありがたい事に催しものにお誘いしていただける機会も多くなり、今月の報告も書くネタに困らない。 もうそろそろ大槌町に来てから2回目の冬の季節を迎えることになるが、今この時一瞬一瞬を無駄にしない様に丁寧に生きていきたい。 それでは、今月の報告をどうぞご覧ください。 1.吉里吉里大運動

          森おじの大槌移住ライフ【2023年10月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

          大槌の夏もようやく終わりを迎え、待ち望んだ秋を迎えたはずなのに何故か少し寂しさを感じるのは、おそらくこの季節ならではの空気感のせいだろう。 今月も色々な人との出会いや新しい体験に感謝。 『ありがとうの言葉をかみしめながら  生きてみます私なりに』 (作詞・作曲さだまさし「秋桜」の歌詞より) それでは今月の報告をどうぞ。 1.丸太納品作業@釜石市箱崎町今月は約一年越しで切り出してきた丸太を出荷することができた記念すべき月となった。 苦労して、伐倒、玉切り、搬出、選別、したにも

          森おじの大槌移住ライフ【2023年9月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

          近頃、大槌の町ではいたるところで、今年の夏の熱気に負けないほどのお祭りの熱を帯び始めている。 この土地の人々にとって、お祭りは昔から特別な意味を持つ。 無病息災や豊漁の祈りの他にも、アイデンティティーを表現する大切な行事のひとつとして日々の生活や遺伝子にも浸透しているのだろう。 大槌町民にとっては、きっとこのお祭りが終わらないことにはその年の夏が終わったことにならないのかもしれない。 今年のこの異常な暑さに終わりが訪れるのは、まだもう少し先になりそうである。 1.木工教室@

          森おじの大槌移住ライフ【2023年8月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】

          今年の夏は本当に何処にいても暑い。 毎日のように熱中症警戒アラートが発令されている。 全くいつになったらこの暑さはおさまってくれるのだろうか? 外での作業がメインの私達にとっては死活問題である。 そんな時はどうしてもクーラーが効いた部屋で冷たいものを食べたくなってしまう。 しかし、この時期は体を冷やし過ぎることで血流不全を起こし自律神経が乱れたり、胃腸の働きが弱ることによる食欲減退など、夏バテの症状を訴える人が増えていることも問題になっているようだ。 こういった夏バテを改善す

          森おじの大槌移住ライフ【2023年7月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年6月活動報告】

          皆さんいかがお過ごしだろうか。 大槌でも30℃を超える日が増え、本格的に熱中症に気をつけなければならない季節となってきた。 昨今では、ニュースなどでも熱中症についての危険性や予防法などが伝えられるようになり、少しずつ認知されるようになってきたと思う。 しかし、まだ熱中症に対して『元気があればなんでもできる』とか『できるできるもっとできる』などと暑すぎる根性論で何とかなると思っている人がいるようなら、本当に危険なので今すぐその考えは捨てて欲しい。 主に乳幼児や高齢者がなりやすい

          森おじの大槌移住ライフ【2023年6月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年5月活動報告】

          5月は新年度の環境の変化や大型連休からのバタバタが落ち着き、そのタイミングからくる不安や焦燥感による5月病と呼ばれる何かが蔓延する季節。 森おじは絶賛5月病発症中。 何をやるにしても、理由もなく面倒だったり体がだるかったりと負のスパイラルに陥りがち。 そんな時私の場合は、普段以下のようなことをしてモチベーションを保つようにしている。 1.釣りをする 2.車の中で大声で歌をうたう 3.美味しいものを食べる 4.植物や動物の写真を撮って名前や生態を調べる 皆さんはどのようにモ

          森おじの大槌移住ライフ【2023年5月活動報告】

          森おじの大槌移住ライフ【2023年4月活動報告】

          東北の厳しい冬の季節もようやく終わりをむかえ、大槌でもいたるところで徐々に春の訪れを感じられるようになってきた。 住まいのすぐ横では桜が咲き乱れている。 朝玄関先でこの光景を目にする度、やはりここにして正解だったと感じる。 春は動物も植物も活動的になる季節。 様々な新しい経験や出会いの機会に胸を膨らませ、今日も私は玄関の扉を勢いよく開ける。 1.支障木伐採案件@南三陸町今回は吉里吉里国に各月で来ていただいている小林清さん(通称:コバキヨさん)の紹介で南三陸町の『未希の家』と

          森おじの大槌移住ライフ【2023年4月活動報告】

          【2023年3月活動報告】 おじさんが夢を実現するためには の巻

          『近頃の子どもたちは夢がない』と言われるようになったのは一体いつ頃からだったろうか。 2022年3月時点に全国の小中高生に対して行われた「大人になったらなりたいものランキング」という某保険会社の調査結果によると、以下のような結果となっている。 〈小学生・男子〉1位/会社員   2位/Youtuber 3位/サッカー選手 〈小学生・女子〉1位/パティシエ 2位/看護師  3位/保育士 〈中学生・男子〉1位/会社員   2位/公務員  3位/ITエンジニア 〈中学生・女子〉1位

          【2023年3月活動報告】 おじさんが夢を実現するためには の巻

          【2023年2月活動報告】おじさん様々なご縁に恵まれる の巻

          様々な縁に恵まれ大槌町に地域おこし協力隊として移住してきて、既に8か月が経った。 まさに『光陰矢の如し』言い得て妙とはこの事だと感じる。 『歳月がたつのがとても早い』という意味で光は『日』、陰は『月』を表しており、光陰とは月日や年月の比喩表現で、矢の如しは『飛ぶ矢のように早い』ことを指している。 過ぎ去った月日が、放った矢のように一度過ぎたら二度と戻ってこないという捉え方をするならば、何もせずに無駄に毎日を消費するのはやめようという戒めの意味も含んでいるように感じる。 一日一

          【2023年2月活動報告】おじさん様々なご縁に恵まれる の巻

          【2023年1月活動報告】おじさん雪合戦をする の巻

          皆さん新年明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いします。 ちなみにオープニングの写真は新年早々降り積もった雪の中、職場の同僚と雪合戦をした時の写真である。 えっ? 新年早々、年甲斐もなく童心に帰るむさ苦しいおじさん達の様子なんか見たくないわって? … まぁ、そういう時もあるよね? ところで、皆さん年末年始はいかがお過ごしだっただろうか? コロナの状況も少しずつ落ち着きを取り戻し、ひさしぶりに普通のお正月が過ごせたという人も多かったのではないだろうか

          【2023年1月活動報告】おじさん雪合戦をする の巻

          【2022年12月活動報告】おじさんと鶏とカーネルサンダース の巻

          皆様今年も一年間本当にお疲れ様でした。 今年もコロナ禍で生きづらさや、寂しさを感じる人も多かったのではないだろうか? しかし、なかなか先の見えないこんな世の中でも、野球界では岩手出身の大谷翔平選手や佐々木朗希選手の活躍、ワールドカップでは日本代表選手たちがドイツとスペインに大逆転してリーグ戦を突破するなど、希望溢れるニュースも沢山あった年だった。 逆境に立たされた時、人は一番成長できるとよく言われるが彼等はそれを体現して見せてくれたような気がする。 逆境をバネにして、希望を捨

          【2022年12月活動報告】おじさんと鶏とカーネルサンダース の巻