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拡大家族 Extended Family
普通は結婚すると家族が増える。夫や妻の両親や兄弟と「義理」の関係を結び、義母とか義兄とか、急に家族が拡大する。
でも、私の家族は、離婚してから大きくなった。結婚していた時の家族との縁は夫と別れてからも続いているし、それに加えて、元夫のパートナーの家族とのつながりができたのだ。
今年のクリスマスは長女一家が旅行に出る前に、元夫とパートナーのファームに集まることに。大テーブルに長女夫婦、小学生
愛してほしかったんだよ
数年前の、ロンドンの空港でのこと。
久々に再会したヨーロッパ人の友達を送って、国際線のカウンターに行くと、係りの女性が “Over there” と、自動チェックインの機械をアゴで指した。
えっ、Pleaseもなしに??
ここって、紳士淑女の国の玄関じゃ?
座り方からして、緊張感に欠けるその係員の、いかにも機械がやってくれるから暇でいいわ的な態度に、友達は爆発した。
「何、言ってんの!
加害者を責めない被害者
ニュージーランド人の生き方、もののとらえ方に感心することは尽きないけれど、中でもすごいのは、惨事に遭った被害者なのに、加害者を責めない人たちがいるというところ。
「被害者のお母さん、怒りなし」
もう何年も前のことだけど、息子の死の知らせを受けたお母さんの言葉が、新聞の見出しを飾った。ヨーロッパから帰途についていた息子さんの乗った飛行機が墜落したのだ。
29歳の息子さんは、2歳と4歳になる男の
これだけの自分...だけど、これでいいよね?
有名人とか、地位や権力のある人たちのの名前を、ポンポン出して、いかにも「彼らを知ってるんだぞ~」とカッコつけることを、name-dropping (名前落とし)という。
自分がそういう「すごい」人たちと知り合いだと思うだけで、格が上がったような気分になるのだろうけど、「思う」だけじゃだめなので、実際にそういう人たちと、何らかのつながりを得ようと、日々、人脈作りに精を出す。
幸い、周りにもそんな
気持ちのいい方を選ぶ
「最近、急に政治に目覚めた」という友達と、政治の話をした。
彼女のスタンスは、できる限りの情報を集め、対立する政党双方の言い分を徹底的に調べ、吟味し、公平な判断を下したいというもの。先行研究を読み、緻密に分析し、そこから自らの論理を構築していくという、彼女の研究者としての在り方そのものだ~と感心した。
私はと言えば、たとえ自分が共感する政党であっても、自分が惹かれる人の話しか、聴きたいとも読み