からすの山猫

'93-'09年 音楽イベント企画制作。 '09年-&#…

からすの山猫

'93-'09年 音楽イベント企画制作。 '09年-'10年ヒマラヤ在住。 '11年ナチュラルプロダクツの会社起業。 ’18年森林組合にて広葉樹を使ったプロダクト製作を請け負った経験から日本の林業に深く興味を惹かれる。 現在はaromatopiaに日本の森づくりについて連載中。

マガジン

  • 精油メーカーとして

    日本国内外で精油の原料からプロダクトに落とし込むまでを様々な視点と、立場から考えて形にした様子を綴ります。

  • 商品開発秘話

    商品開発にかける切っ掛けや、情熱とちょっとしたドジ話 取り巻く環境や人と人を繋ぐお話などをつらつらと書き綴っております。

  • 全ての答えはもりのなか

ストア

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    ヒマラヤモミ【ワイルドグレード】

    学名・ Abies spectabilis(D.Don)Mirb. ネパールにてFSC取得済 製品名 ヒマラヤモミ 一般的にはアビエス・オイルとして知られています。 抽出部位 枝葉 抽出方法 水蒸気蒸留法 産出国 ネパール 内容量 5ml 輸入代理店 QUSUYAMA LLC, 栽培をしていない野生の原料を使っています。(一切の農薬も肥料も与えていないもの。) 【特長】 形状:なめらかな液体 色 :無色または淡い黄色 香り:心地よい、豊かな、甘い、バルサムの匂い 【活性成分】 主成分はα−ピネン、リモネン、β−ピネン、カンフェン、ボルニルアセタート、 カルボン他 【ドーシャへの影響】 KVー、P+(多量ではV+) 【エネルギー】 熱・乾燥性 【相性の良い精油】 バーチ(樺の木)、ビャクシンの針葉(ジュニパー)、ウィンターグリーン、ラべンダー、パイン、シダーウッド、ムスク、柑橘系、ラブダナム、パチュリなど 【使用上の注意】  妊娠中の女性や、慢性疾患、持病のある方はかかりつけの医師に事前にご相談下さる事をお勧め致します。特に妊娠中の女性は身体がデリケートになっておりますので使用には十分ご注意下さいますよう宜しくお願い申し上げます。 その他、アレルギー体質、敏感肌の方はパッチテストをするか、先ずは少量をお試し下さってからご使用になる事をお勧め致します。 ・ 酸化や揮発をなるべく防ぐためご使用後は直ぐに蓋を閉めて下さい。 ・ 保管の時は蓋をしっかりと閉めて高温多湿をさけ直射日光の当たらないところにて保管下さい。 ・ 瓶を倒して保管すると液漏れする場合があるのできちんと蓋を閉め立てて保管して下さい。 ・ 瓶を振ると酸化が早く進む場合もございます。静かにご使用下さい。 ・ 誤飲、誤用を防ぐため、お子様の目につかない、手の届かないところに保管して下さい。 ・ 使用時に蓋が汚れてしまった場合は清潔な布かティッシュペーパーで汚れを拭って清潔な状態を保って下さい。 【トラブル後の処置について】 精油をご使用後、トラブルが起きた場合は直ぐにかかりつけの医師にご相談下さい。 ・誤って原液を飲んでしまった場合、大量の水で口をすすいで下さい。飲み込んでしまった場合は吐かせずに直ぐに飲み込んだ精油をご持参の上、医師にご相談下さい。 ・目に入ったとき、大量の水で目を洗い大量の水で口をすすいで下さい。その後、精油をご持参の上、医師にご相談下さい。 ・ 原液が肌に付いてしまった場合は直ぐに石けんでよく洗って下さい。異常が出た場合は医師にご相談下さい。 ・ 精油は食用油と同様、高温の状態で火を近づけると引火する恐れがあります。万が一発火した場合は水をかけずに消化器、または毛布や防火シート等で空気遮断をして消化して下さい。 ・ ご使用中、何らかの異常を感じた場合は直ちにご使用を中止して下さい。 下記の精油は肌刺激が強いため、敏感肌、アレルギー体質の方は少量で試してみてからお使い下さい。 アビエス、シトロネラ、レモングラス、シナモン、和ハッカ、フユザンショウ、ウィンターグリーン。 【トリートメントやケアに使用する場合】 ・ 質の良い植物性オイル50mlに対して10滴以下(フェイシャルや皮膚の弱い方は5滴以下)の割合で精油を使用します。ブレンドした精油は酸化し易いためその都度ブレンドする事をお勧め致します。 ・ ブレンドは、目、鼻、唇、粘膜部分にはご使用にならないで下さい。 ・ 使用する前にパッチテストをして下さい。 【ご使用になる前に十分に以下の点にご注意ください。】 ・ 精油は、植物成分がなん百倍にも濃縮された純度の高いものですので原液を飲んだり肌につけたりしないで下さい。 ・ 目や目の廻り、目、鼻、唇、粘膜部分には薄くしたものであっても使用しないで下さい。 ・ 3歳以下の乳幼児への使用はお控え下さい。 ・ 精油はプラスティック製品、塗装、人工大理石などを溶かす事もあるため十分ご注意下さい。 ・ 精油がこぼれたら直ぐに乾いた布や紙なので拭きとって下さい。 ・ ペットに影響がある恐れがありますのでオイルを焚いたり使用する際には十分換気をなさって下さい。 ・ 使用量については各々の用途に応じた量をお守り下さい。大量に使用したからと言って香りが大きくなる訳ではありません。長時間使用すると香りに慣れてしまうので使用量が増えがちですのでご注意下さい。 ・ 火気厳禁 ・ 開封後は1年以内を目安にご使用下さい。 (明らかに酸化したにおいがする場合や変質した場合はただちにご使用を中止し処分して下さい。 ・ 精油は風通しがよく寒暖の差が激しくなく日が当たらない場所で保管下さい。 ・ 和ハッカは摂氏7度以下になると結晶化します。固まってしまった場合には手の中やポケットに入れて温めるともとに戻ります。(火にくべたり熱湯につけると中の空気が膨張してガラスが割れる事がありますのでお止め下さい)
    3,630円
    Qusuyama LLC.
  • 商品の画像

    カンショウ【ワイルドグレード】

    ------ Jatamansi oil (カンショウ・甘松) 学名・ Nardostachys grandiflora 製品名 Jatamansi oil (カンショウ) 抽出部位 粉砕した根茎や葉を蒸気蒸留 抽出方法 水蒸気蒸留法 産出国 ネパール 内容量 5ml 販売元 QUSUYAMA LLC. 栽培をしていない野生の原料を使っています。(一切の農薬も肥料も与えていないもの。) ネパールにてFSC取得済 品番T18 【特長】 形状:なめらかでわずかに粘性を帯びた液体 色:琥珀色から藍色または緑がかった青まで多様 香り:強い、甘めのウッディまたはスパイシーな動物的な匂い、カノコソウに似た匂い 【活性成分】 α-ピネン、β-ピネン、ナルドスタキノール、δ-アリストレン、β-マアリエン、ジャタマンソン、スピロジャタモール、ジャタモール、3.7-グアイアジエン、アセナフチレン他 【ドーシャへの影響】 KV-、P+ 【エネルギー】 保温・保湿性 【相性の良い精油】 ダヴァナ、チャンパカ、アンジェリカ、クラリセージ、ゼラニウム、ヤロウ、パチュリ、カユプテ、シダーウッド、ラブダナム、ラベンダー、オークモス、パイン、ベチパー、ジンジャー、カルダモンなど 【使用上の注意】 妊娠中の女性や、慢性疾患、持病のある方はかかりつけの医師に事前にご相談下さる事をお勧め致します。特に妊娠中の女性は身体がデリケートになっておりますので使用には十分ご注意下さいますよう宜しくお願い申し上げます。 その他、アレルギー体質、敏感肌の方はパッチテストをするか、先ずは少量をお試し下さってからご使用になる事をお勧め致します。 ・ 酸化や揮発をなるべく防ぐためご使用後は直ぐに蓋を閉めて下さい。 ・ 保管の時は蓋をしっかりと閉めて高温多湿をさけ直射日光の当たらないところにて保管下さい。 ・ 瓶を倒して保管すると液漏れする場合があるのできちんと蓋を閉め立てて保管して下さい。 ・ 瓶を振ると酸化が早く進む場合もございます。静かにご使用下さい。 ・ 誤飲、誤用を防ぐため、お子様の目につかない、手の届かないところに保管して下さい。 ・ 使用時に蓋が汚れてしまった場合は清潔な布かティッシュペーパーで汚れを拭って清潔な状態を保って下さい。 【トラブル後の処置について】 精油をご使用後、トラブルが起きた場合は直ぐにかかりつけの医師にご相談下さい。 ・誤って原液を飲んでしまった場合、大量の水で口をすすいで下さい。飲み込んでしまった場合は吐かせずに直ぐに飲み込んだ精油をご持参の上、医師にご相談下さい。 ・目に入ったとき、大量の水で目を洗い大量の水で口をすすいで下さい。その後、精油をご持参の上、医師にご相談下さい。 ・ 原液が肌に付いてしまった場合は直ぐに石けんでよく洗って下さい。異常が出た場合は医師にご相談下さい。 ・精油は食用油と同様、高温の状態で火を近づけると引火する恐れがあります。万が一発火した場合は水をかけずに消化器、または毛布や防火シート等で空気遮断をして消化して下さい。 ・ ご使用中、何らかの異常を感じた場合は直ちにご使用を中止して下さい。 下記の精油は肌刺激が強いため、敏感肌、アレルギー体質の方は少量で試してみてからお使い下さい。 アビエス、シトロネラ、レモングラス、シナモン、和ハッカ、フユザンショウ、ウィンターグリーン。 【トリートメントやケアに使用する場合】 ・ 質の良い植物性オイル50mlに対して10滴以下(フェイシャルや皮膚の弱い方は5滴以下)の割合で精油を使用します。ブレンドした精油は酸化し易いためその都度ブレンドする事をお勧め致します。 ・ ブレンドは、目、鼻、唇、粘膜部分にはご使用にならないで下さい。 ・ 使用する前にパッチテストをして下さい。 【ご使用になる前に十分に以下の点にご注意ください。】 ・ 精油は、植物成分がなん百倍にも濃縮された純度の高いものですので原液を飲んだり肌につけたりしないで下さい。 ・ 目や目の廻り、目、鼻、唇、粘膜部分には薄くしたものであっても使用しないで下さい。 ・ 3歳以下の乳幼児への使用はお控え下さい。 ・ 精油はプラスティック製品、塗装、人工大理石などを溶かす事もあるため十分ご注意下さい。 ・ 精油がこぼれたら直ぐに乾いた布や紙なので拭きとって下さい。 ・ ペットに影響がある恐れがありますのでオイルを焚いたり使用する際には十分換気をなさって下さい。 ・ 使用量については各々の用途に応じた量をお守り下さい。大量に使用したからと言って香りが大きくなる訳ではありません。長時間使用すると香りに慣れてしまうので使用量が増えがちですのでご注意下さい。 ・ 火気厳禁 ・ 開封後は1年以内を目安にご使用下さい。 (明らかに酸化したにおいがする場合や変質した場合はただちにご使用を中止し処分して下さい。 ・ 精油は風通しがよく寒暖の差が激しくなく日が当たらない場所で保管下さい。 ・ 和ハッカは摂氏7度以下になると結晶化します。固まってしまった場合には手の中やポケットに入れて温めるともとに戻ります。(火にくべたり熱湯につけると中の空気が膨張してガラスが割れる事がありますのでお止め下さい)
    4,620円
    Qusuyama LLC.

記事一覧

オーガニック、サスティナブル、トレーサビリティ

草木の生命 『草木は人間と同じく自然より創り出された生物である。染料となる草木は自分の命を人間のために捧げ、色彩となって、人間を悪霊より守ってくれるのであるから…

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森づくりと収穫

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オーガニック、サスティナブル、トレーサビリティ

オーガニック、サスティナブル、トレーサビリティ

草木の生命

『草木は人間と同じく自然より創り出された生物である。染料となる草木は自分の命を人間のために捧げ、色彩となって、人間を悪霊より守ってくれるのであるから愛(なさけを)持って取り扱い、感謝と木霊への祈りをもって染めの業に専心すること』(岡田雨城著『日本古代の色彩と染』)
 古代の人々は強い木霊の宿る草木を訳そうとして用い、その薬草で染めた衣服をまとって、悪霊から身を守った。先ず火に精を尽く

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2年目の日向夏

2年目の日向夏

蒸留する度にわかることがある。
言い換えれば回を重ねないとわからない事だらけだ。

なんとか晴れている間に日向夏の皮75Kgの蒸留を終了することが出来た。
仕込みに3日蒸留に2日。

今回はそれなりにまとまった量があったので色々な実験が出来てそれなりの失敗もした。精油の蒸留は量を増やさないと絶対に開けられない扉がある。
これは私の森の先生がいつもいう『量も質の要素の一つ』という言葉なのですが、製造

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狙って出来るものと狙っては出来ないもの

狙って出来るものと狙っては出来ないもの

私は今までに数々の植物素材を中心とした商品開発を手掛けてきました。
その製品群の1/4は今まで市場に出回る製品として世の中に存在したことのないものではないかと思います。

しかし、不思議なことに現場にいるときにそれらを考えて材料を探したことは一度もないのです。

こんなことを思い出すきっかけになったのは私がお世話になっている森の責任者との会話が発端でした。

全くの異業種である経営者同士の会話

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【音と香りについての考察】

【音と香りについての考察】

〜泣く子供の声と山間を渡る風と香りの拡がり〜

ここ宮崎ではこの時期夕方7時位でやっとこのくらいの夕焼け空になる。

この猛暑の中、月初の銀行と来月のキルギス用機材の補充のため街中を彷徨って必要なものを探し回り………

その後はひたすら段ボールと通常の国内配送の1.5倍増しの梱包材と格闘。インドから配送する時同様の厳重な梱包。

そんなこんなでなんとか家の中の床が見えて来た頃ハッと気がつくと家の中

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春の広葉樹の収穫

春の広葉樹の収穫

林業用語に『藪漕ぎ』という言葉があります。

山中の道無き道を進むときに腰鉈で藪を払いながら進む時のことを山師達はそう呼びます。

私の蒸留用の集材現場は今は誰も作業していない作業道の先なので道脇の草が日光を求めて覆い被さる様に道側に繁茂して道が半分くらい埋まり始めています。

私はそんな道草を分けつつ尖った大きな落石を軽トラのタイヤで踏まないように慎重に慎重に進みます。

そして、目当ての樹を見

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【中世の頃から変わらない仕事+α】

【中世の頃から変わらない仕事+α】

最近、やっと重い腰を上げて化学を学び始めました。

するとどうでしょう今まで自分が感覚的に掴んでいたものが化学的にも証明されているのだと解り覚えることが多過ぎて頭から煙出そうですが、なんとなく面白くなってきました。
昔の私ならば、
『化学なんて勉強しなくても感覚で解るんだからいいじゃん』
などと言いいそうですがそれは大人としてはNGなので化学ってちょっとありがたいなって思ってます。今は。

基。

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森づくりと収穫

森づくりと収穫

近自然森づくりというものがある。

『それは何?』と聞かれても『近自然森づくりというものはこういうものでこういうことです。』と答えた瞬間に違うものになってしまうような不思議なものです。もしかしたら私の先生ならばちゃんと答えられるかもしれませんが私にはまだ説明は無理なので書きません。

でも、これはもしかしたらそれに沿った仕事の内容かも?と思ったことが昨日あったのでここに書いておきます。

今回の表

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あこがれ

あこがれ

自らは何もしないで
タナボタ待つより
少しでも1mmでも
道を切り拓こうと
努力する人を応援し
共に生きるのが大好きだ。
清々しくて
猛々しく優しい。
そんな人に憧れる。
そんな人になりたい。
ただ、それだけ。
さあ、今日も忙しい。
頑張りますよ!

なんとか形に。〜カマド制作第4歩目〜

なんとか形に。〜カマド制作第4歩目〜

打ちひしがれて自宅に帰った3歩目の昨日でした。

家に帰って『あ〜、もうどうしよう...。』こんなに時間も体力も予算も使って作ったけれどなんと設計図と間違えて作っちゃった。
レンガ積みを壊して、三度目の正直と言ってまた、一から組み直すか、それともそのまま続行するか...

機能、性能、美性とを重視するならぶっ壊してモルタル買い直してまた一からやり直すしかない。そうしたらしっかり長く愛せるカマドにな

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カマド制作日記3歩目

カマド制作日記3歩目

現場へ向かう車中。
写真では少し見えにくいけれど右手の広く開けた空に朝一から虹がかかっている。
これはきっといい日になるに違いない♡と思い、昨日入れたモルタルの下地どんなふうに乾いてるかなーなどとルンルンワクワクしながら現場へ向かう。

その時は、泣きながら家に帰ることになるまさかの大惨事が待っているとはつゆとも知らず。。。

現場に来ると下地で作ったツルツルのモルタルに何やらついてる。
ん?動物

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カマド作成計画2歩目

カマド作成計画2歩目

耐熱レンガってどんな感じなのかと道具は大体どんなのが必要なのかが解ったところでいよいよ正確な図面起こしをしてみることにした。(え?まだここ?)
以前ならテキトーな図面でいそいそと製作し始めて後でうぎゃーってなっていただろうが今回ばかりはちょっと違いますよ。ええ。違いますとも。
なので先ず最初に作ったのはこの図面。

1段毎に必要なレンガの数を数えるためにクロッキー帳に描いたもの。

この後、方眼紙

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カマド作成計画最初の一歩

カマド作成計画最初の一歩

カマドを作ると決めてから数日間、ネットでカマドの作り方の動画を見まくる。
プロフェッショナルからアマチュアからプロ並みの手際のアマチュアと色々な人がいる。(羽釜でカレー作って食べたらうまかった〜!みたいなのとかも。)

しかし当然のことながらカマド飯とかカレーとかBBQ様でまさかの蒸留釜にしようとしている人は勿論居ないわけで。。。

いいもん。
参考にはなった。
こっから先は自分で考えよー。ってこ

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野生の植物を集材する

野生の植物を集材する

これはスギ以外の広葉樹カナクギノキの集材をしている写真です。
ここはかなりハードな林道の奥深くまで行くために現場の方々が一緒に行ってくださったときの写真。(普段は一人なのでこういう写真が撮れません)

この写真を見て

わあ♡
森に精油の材料を取りに行くのですか!?
素敵ですね!私もお手伝いに行きたい♡!!

って思いませんか?
ちなみに私は思いました。笑

春や秋の気持ちの良いお天気なだらかな道

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森の入り口で森の出口を考える。

森の入り口で森の出口を考える。

なんだかんだと言いつつも、それでも蒸留自体は楽しいものです。

銅の蒸留機の中が”コーーーーーーーーー....”という音を発しながら沸騰をし始め辺りにはスギの枝葉の良い香りが漂い始める。

途端に周りを飛び交っていた血を吸う虫が去っていく。
風向きによって風除けの位置を動かしたり、薪の火力を調整しながら時間を計り、水量をチェックし、蒸留水の排水量や冷却水の水量を調整する。
そして、製品はどんなパッ

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ワイルドすぎる蒸留現場

ワイルドすぎる蒸留現場

ということで本間製作所さんの農業用などによく使われている簡易カマドをコメリさんで購入して精油を蒸留してみることに。

本当は煙突とかのついたもう少し立派なものが良かったのですが、この竈門を購入した時期が悪かった。
時は7月。
カマドを購入するには最も適していない時期だったせいかコメリにはこの一択しかなかった。
アマゾンで購入する手もあったけれど、送料とかが馬鹿馬鹿しいほど高くつくのでポチれなかった

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木材は太陽エネルギーの塊り

木材は太陽エネルギーの塊り

『海外の化石燃料使わないで木材という天然太陽エネルギー使いなよ。』

林業会社代表S氏のこの一言から薪火の蒸留が始まった。

私は”直火”とは決めていましたがまさかの薪火は流石に考えてはいなかった。

火力は確かに強いのですが薪を割る作業が出てくるし、火力の調整がなかなか難しい。そして、アロマに致命的な煙臭さが移らないかも心配でした。
しかし、職人さんたちは私の心配などどこ吹く風。
トラック半分ほ

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