【中世の頃から変わらない仕事+α】
最近、やっと重い腰を上げて化学を学び始めました。
するとどうでしょう今まで自分が感覚的に掴んでいたものが化学的にも証明されているのだと解り覚えることが多過ぎて頭から煙出そうですが、なんとなく面白くなってきました。
昔の私ならば、
『化学なんて勉強しなくても感覚で解るんだからいいじゃん』
などと言いいそうですがそれは大人としてはNGなので化学ってちょっとありがたいなって思ってます。今は。
基。
中世の頃から錬金術とされていた化学。
魔女の使う『どうして?』の説明のない魔法と呼ばれた術式とはまた違い化学には法則、約束事があります。
なので繰り返すことができるようになります。
しかし植物相手にするとその約束を違う奴も沢山出てきます。
そこを楽しみつつ柔軟に向き合うのがなんとも芸術的で魔法的で女性性が得意とするところなのかもしれません。
先日は森の中で研究者の跡について歩き、植物と土中の中の菌との栄養交換のことについて学びましたがそのときに、自分の中に積み上げてきた諸々がカチッと音を立てて繋がり溶け合いました。
森づくりへの道が開かれここに没入してからは30年学んできた西洋占星術においてたったの寿命80年程度の人間が1万年スパンの”森”という謎深い物事と対峙するので1ターム30年〜248年程の周期で巡るトランスサタニアンへの興味が増しました。
この一見なんの関係もなさそうに思える事柄は全て繋がっていてそれがどんどんと自分の蒸留所への技術に足され積み上がっていく。
ここで大切なのは人間である私が植物を媒体に自然と向き合っているのを忘れず解ったような気にならないこと。
森の、植物の、自然の営みのシフトにほんの少しだけ入らせてもらうということを夢々忘れないようにしなくちゃってことですね。
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