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案山子の独り言
2024年6月21日 07:48
季節は 待ってくれるだろうか季節は 慰めてくれるだろうか残念ながらそうしてくれないこともあるだろう容赦なく置き去りにすることも容赦なく突き放すこともあるだろう季節とはきっとそういうものなのだろうでもめげやしないよだって 季節があっての私この季節あっての志だから私は この季節に生きてる
2024年6月14日 09:52
目を瞑り見つめるあの頃温かい人々の顔が浮かぶあれから過ぎた時の斜陽気付けば一人また一人と思い出の中に消えていたどれだけ幸せだったかを知る由もない時空にいた想いは追憶の心を熱くし瞑る目に温かな涙が湧く溢れる雫は思い出の結晶私はいつまでも忘れないあの目あの声あの笑顔温かかったあの季節あの温もりを
2024年4月17日 20:47
知っていてほしい季節のせいじゃない私のせいだったあの青い空も咲き誇る桜も吹き抜ける春風もみんなとっくに知っていたこの胸のざわめきが治まることはないけどこの宿る後悔が消えることはないけどこの想い伝えたくて今私はここにいます伝えなければ終われない終わらせてはいけないいつまでもあの日から逃げていちゃだめだそう気付いたのですあの日の私に代わって今更ながら
2024年3月29日 08:24
春がやって来るよ信号待ち見ている景色とは裏腹にそっとそよ風が教えてくれた本当に思わず疑いたくなるでも きっと来るそよ風は季節の気息いつもそうそよ風は嘘をつかないさあ 春よ来い
2024年3月17日 16:40
花の命は短いと人様は言うけれど人の命は長すぎると花なりに思う季節の中で開花する命が花時代の中で埋没する命が人人も 季節に咲く花となれ仮に短くとも季節の中で咲いてこそ命は その輝きを解き放つ
2024年1月28日 14:50
季節の迷いが雨となり雨が次の季節を呼ぶどんな雨でも地を濡らし季節彩る命を育てる季節が人生と言うならば雨は苦難彩る命は そう 想いに他ならない次の季節はきっと新しい季節
2024年1月18日 18:13
流れる季節の片隅でひとり泣いてる人がいる置いてけぼりになったって涙ぽろりと流すけどあなたが行ってしまったら涙もまた置いてけぼり季節は流れはするけれど誰ひとり置いてけぼりになんてしない巡ってはまた迎えに来てくれるからあなたは季節の涙必要あってのひと雫その雫を手のひらに迎えに来るのを待ちましょう
2023年12月6日 13:30
散って枯れたものは肥やしとなり次の季節の花を咲かせる想い散って心枯れたらどんな花が咲くだろう
2023年10月31日 18:00
暑かった季節が過ぎて寒さが増してくる寂しいことなんてない悲しいことなんてない日に日に色づく紅葉のよう深まる季節を鮮やかに彩る過ぎた季節を想えば想うほど遠い春を想えば想うほど時節一層彩りを増す見事散りゆくその時まで
2023年10月19日 11:30
手を離した途端 風と共に消えた夢時代運命で語るほどのこともない散り時を知る枝先の想いを吹く風が知る由もないように儚さを知るその指先の想いを世間の眼が知る由もないように芽吹く春を待ち焦がれるように眩しい季節の風を憧れるように人は誰もが心に咲く夢という花を摘むのだろうただその指先はいつも微かに震えてるそれは憧れだけではないことを心が知っているからなのだろう
2023年9月23日 05:41
流れる季節の只中で流れる時間の只中で風情というものが生まれ情緒というものが生まれるそれらは心根を深くする流るるからこそ定まらねばこそ無常なればこそ生まれ来るもの止まっていてはいけない
2023年8月10日 14:17
流れる季節は私を選ばないだから私も季節を選ばない
2023年7月29日 17:12
柘榴の花が咲きました初夏の空に映える花紅一点柘榴の花のよう来る季節の只中で異彩放つ花となれ
2023年6月12日 09:00
そんな早く充電なんて出来ないなんでそんなに急かすの待ってる間はのんびり過ごせばいいほら 花が咲き始めたよほら 時鳥が鳴いてるほら 風が心地良いよねえ気付いてる?ねえ感じてる?あなたは私のせいで大切なものを失っているあなたを豊かにする為にいるはずの私せめて充電の時間だけでいいから私のことを忘れて人生に流れる季節を感じてほしい私はあなたの為にいるのだからお願い