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写真・短編小説・詩

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様々な内容にチャレンジしてみたいと思います😄皆様の人生において、何かのきっかけになりますように😊
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#想い

本心

本心

時が止まればいいなんて
言ってみただけ
出来ないことなんて
そんなこと知ってる

出来る出来ないじゃなく
そうありたいか ありたくないか
出来ないことだとしても
その想う気持ちが大切
だって その気持ちは本心だから
本心を知って道に迷う
本心を知って夢を見る
それが生きること なんだと思う

このままあなたと 
時よ止まれ

そう想ってる

温もり

温もり

目を瞑り見つめるあの頃
温かい人々の顔が浮かぶ
あれから過ぎた時の斜陽
気付けば一人また一人と
思い出の中に消えていた

どれだけ幸せだったかを
知る由もない時空にいた

想いは追憶の心を熱くし
瞑る目に温かな涙が湧く
溢れる雫は思い出の結晶

私はいつまでも忘れない
あの目あの声あの笑顔
温かかったあの季節
あの温もりを

心で持つ

心で持つ

手にした想いを手放した
あまりに熱かったから
手にしても持っていられない
手にしては手放す
そんな日々の繰り返し
少し冷めたらと
でも 冷めたらきっと
その想いは手にしない
どうすれば…
吹き抜けてく 囁く涼風の声
私には聞こえたよ
手じゃなく心で持てばいい

めくるページ

めくるページ

古びた思い出を心でめくる

甦る想いはいつも

私を振り向かせる

セピア色の出来事

めくるページにはいつも

君がいる

私の花

私の花

あなたが知らないだけ

あなたの知らない場所で
懸命に咲いてる

別に知らなくてもいい
知られなくてもいい

あなたの為に咲いてる
誰かの為に咲いてる
そういう訳じゃないから

どう見られようと
どう言われようと
それはかまわない

大切なのは 私
想うは 花

私は私の為に咲く

ひとえに それだけでいい

通り雨

通り雨

この嫌な心を冷やしてほしい
この嫌な想いを流してほしい

通り雨
地面を隙間なく叩きつける

この程度の降りでは
冷せない
流れない
変わらない
変われないから

通り雨
見上げれば雲間に光

いかないで

この心が冷えるまで
この想いが流れるまで
お願いだから
まだいかないで

名残の桜

名残の桜

知っていてほしい

季節のせいじゃない
私のせいだった

あの青い空も
咲き誇る桜も
吹き抜ける春風もみんな

とっくに知っていた

この胸のざわめきが
治まることはないけど
この宿る後悔が
消えることはないけど

この想い伝えたくて今
私はここにいます

伝えなければ終われない
終わらせてはいけない
いつまでも
あの日から逃げていちゃだめだ
そう気付いたのです

あの日の私に代わって
今更ながら

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光風

光風

辿り着いた景色にあなたはいなかった

さくらを散らせた風は光風
降りしきる雨にやっと耐えて見た光
眩しさに紛れた風の手は目に見えない
瞬く間に散ってゆくさくら色のあなた
最後のひとひらはあなたの想い
舞い落ちたフロントガラス
気付かずいれたワイパー

辿り着いた景色にあなたはいない…けど
さくらを見る度に思い出すあなたの想い
そのひとひらの想いは今も
私を温かく励ましてくれる

今年の春も
あなた

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星の輝き

星の輝き

星の欠片を拾っては
重ねて星を作っては
夜空へ星を投げてみる
星はキラキラ輝くことなく
お山の向こうに落ちてった

どしたらキラキラ輝くか
も一度拾って重ねては
夜空へ星を投げてみる
やっぱり星は輝かず
お山の向こうに落ちてった

それを見ていたお月様
想いを込めて重ねては
投げずにそっと置くといい
想いなく重ねても
力強く投げたって
キラキラ輝くわけじゃない

そう言うからやってみる

置いたら

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残せない足跡

残せない足跡

潮騒が脳裏に話し掛けてきては
この海が脳裏にあの日を映す
いまだ終わらない苦悩の波は
塩辛い風を連れて吹きつけてくる

この海の中に懐かしい景色があり
この砂の中に懐かしい日々がある

この浜辺を歩けば
温かい思い出がひとつひとつ
足跡にはなる けど
顧みる景色の中に
残る足跡はない

幸せだったと思える日々は
もう戻らない けど
残せない足跡を想いながら
今日も浜辺を ひとり歩く

🌸忘れない

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景色

景色

耳の奥底に響いたあの声が
私を信じて疑わないように
心の奥底からわき出る涙はいつも
あなたへの想いを強くさせる

あなたはまだ あの日の景色の中

もう二度と戻らない景色
もう二度と戻れない景色

私はあの声だけを頼りに
今の景色に生きている

迷わずに生きればいい

迷わずに生きればいい

体の一部を失ったとしても
心の一部を失ったとしても
あなたはあなたに変わりないだろう

人生とは失いゆく道

たとえ多くを失ったとして
想いや考え 姿や見える景色は変わるだろう
けど あなたはあなた
あなたはあなたに変わりないだろう

失うのは一部だけ
そう 失えるのは一部だけ

あなたはあなたを
迷わずに生きればいい

新しい季節

新しい季節

季節の迷いが雨となり
雨が次の季節を呼ぶ
どんな雨でも地を濡らし
季節彩る命を育てる

季節が人生と言うならば
雨は苦難
彩る命は そう 想いに他ならない

次の季節は
きっと
新しい季節

事実

事実

涙を流すことなんてない
明日を諦めることなんてない
想いに自信がなくても
自分に自信がなくても
そんなこと
どうでもいい
大切なのは
今を生きてること
色んなこと乗り超えて
今を生きてること
それが答えであり
それが事実
涙を流したっていい
けど
明日を諦めるには
まだはやい

事実は生きた力
生きた力は生きる力
その力はきっと
そんなに弱くない