サ活と土地活

毎週サウナに通う営業マンの日記。

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記事一覧

『怪物と出会った日 井上尚弥と闘うということ』

井上尚弥の強さを知るため、井上尚弥に敗れた選手に対してインタビュー。敗れた選手に敗れた記憶を語ってもらうという難しい取材を繰り返し、日本の選手だけではなく、メキ…

サ活と土地活
3か月前
3

映画『アルピニスト』

フリーソロに挑む青年を追った映画。前人未到の登攀を成功させた後の言葉。

サ活と土地活
4か月前
3

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❸飲みながら息子に伝えたいこと

前の記事から続く 働き方のコツ● 人材価値とは 仕事の能力があっても、実際に仕事に使ったことがないと人材として十分評価されない。つまり「時間」が必要なのだ。非常…

サ活と土地活
5か月前
4

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❷お金の増やし方と資本主義経済の仕組み

前の記事から続く ダイジェスト● お金を効率よく増やすための結論 ● お金を効率よく増やす方法 現実にはNISAやiDeCoといった制度を利用すると得だが、これらは有利な…

サ活と土地活
5か月前
3

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❶「株式性の報酬」がある仕事に就く

本書の概要金融業界を渡り歩いてきた経済評論家の山崎氏が、末期がんで無くなる前に、「息子」にあてて書いたお金と生き方の話。 ダイジェスト● 人事評価について ● …

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6か月前
5

村上春樹『猫を捨てる 父親について語るとき』

本書の概要村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。 この本を手に取ったきっかけは、自らの親を亡くし…

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6か月前
5

里山十帖 『里山を創生する「デザイン的思考」』② 第2章 「デザイン的思考」とは何か

本書の概要 新潟県大沢山温泉に開業したライフスタイル提案型の宿泊施設「里山十帖」。何もないと思われている各地の地域価値を掘り起こすにはどうしたら良いのか。どの…

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7か月前
4

学生時代に何度も乗った「甲府行きワンマン列車」。色んな年代の人が乗車している。それぞれが程よい無関心で自由に過ごしていて、居心地がよい。寛容で目が優しい。東京の列車は緊張感があるし、相互監視、身体がこわばっている。ぼくは、静岡のおおらかなところが好きだった。

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7か月前
3

『日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ』

ダイジェスト● 100年前は住宅が大きく変わった頃 1920年頃  第一次世界大戦を経て、大正デモクラシーを迎えていた。明治以来の西欧化が中流階級まで浸透し、玄関脇に洋…

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7か月前
5

内田樹・白井聡 『 新しい戦前 』

本書の概要"知の巨人"と"気鋭の政治学者"が、この国と世界の行く末を読み解くとともに、混迷の時代に取るべき策を徹底検証する。 ダイジェスト● 貧しい空間と豊かな空間…

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7か月前
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昔の仕事ノートを見直して感じたこと

今はつけていないけれど、営業1〜3年目くらいまではノートをつけていた。当時は気づかなかったけど、今は気付くことが沢山あった。 営業5年目に入る今、ノートを見直して…

サ活と土地活
8か月前
7

「御用聞きになるな、強い営業になれ。」お客さんから言われたことをすぐに何でもやると、大体好いて頂ける。資産家や経営者はその傾向の強い方が多い。しかし長い目のお付き合いを考えると、対等で会話ができる関係性を目指すべき。大きな目で見た時に本当にそれが良いのか、舵取りできる存在であれ。

サ活と土地活
8か月前
3

「時処位的(ジショイテキ)自己限定」 料理チェーン経営者のお客さんの座右の銘。陽明学の言葉で、自分の生きている時代(時)と自分の居場所(処)、自分の地位(位)を考えれば、やるべきことは絞り込まれる。この時代で私がこの仕事をしているミッションは?と考えさせられる。

サ活と土地活
8か月前
3

2024年 行ってみたい場所

〈 1月 〉新潟 ❶ 里山十帖(新潟県) ❷ SYOZO CAFE(栃木県那須) 〈 2月 〉北海道 ❸ 界 ポロト(北海道白老) 〈 春 〉3〜5月 ❹ IZUMO HOTEL THE CLIFF(島根…

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8か月前
3

4年分の名刺整理して気づいたこと

年末年始、名刺をアプリに読み込む作業をしていた。 営業職に来て約4年。その間、約400枚くらいの名刺交換をしていたようだ。年間、100人と名刺の受け渡しをしていたこと…

サ活と土地活
8か月前
3

2024年の目標

前記事「2023年の目標と振り返り」を踏まえ、2024年の目標を立てる。また、仕事の目標に加えて、個人の目標を立てたい。 仕事の目標 超絶元気  余裕を持っていて、沢山…

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8か月前
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『怪物と出会った日 井上尚弥と闘うということ』

『怪物と出会った日 井上尚弥と闘うということ』

井上尚弥の強さを知るため、井上尚弥に敗れた選手に対してインタビュー。敗れた選手に敗れた記憶を語ってもらうという難しい取材を繰り返し、日本の選手だけではなく、メキシコやアルゼンチン、海外まで向かい信頼関係を築き話を聞き続けた筆者の行動力に脱帽した。

特に印象に残った5つの要素を記しておく。

● 最初からモンスターはいなかった

今やモンスターと呼ばれる井上尚弥も、アマからプロに転向した時はスタミ

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映画『アルピニスト』

映画『アルピニスト』

フリーソロに挑む青年を追った映画。前人未到の登攀を成功させた後の言葉。

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❸飲みながら息子に伝えたいこと

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❸飲みながら息子に伝えたいこと

前の記事から続く

働き方のコツ● 人材価値とは

仕事の能力があっても、実際に仕事に使ったことがないと人材として十分評価されない。つまり「時間」が必要なのだ。非常に頑張っている人の場合で、人材価値のピークは大体35歳くらいに訪れる。

● 適職とは

時間を使って夢中になれる興味を持てる仕事かどうか、自分の倫理観に反しない仕事か、この2点で選び、合わなければ転職しよう。
夢中になれないと、ライバ

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山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❷お金の増やし方と資本主義経済の仕組み

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❷お金の増やし方と資本主義経済の仕組み

前の記事から続く

ダイジェスト● お金を効率よく増やすための結論

● お金を効率よく増やす方法

現実にはNISAやiDeCoといった制度を利用すると得だが、これらは有利な置き場所というだけで、いわば「器」だ。その利用法は基本を実行する上でのアレンジに過ぎない。

インデックスファンドに投資した場合のリターンは、100年に2〜3度クラスの「最悪の場合」で1年に1/3くらいの損失、同じくらいの

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山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❶「株式性の報酬」がある仕事に就く

山崎元『経済評論家の父から息子への手紙』❶「株式性の報酬」がある仕事に就く


本書の概要金融業界を渡り歩いてきた経済評論家の山崎氏が、末期がんで無くなる前に、「息子」にあてて書いたお金と生き方の話。

ダイジェスト● 人事評価について

● サラリーマンの働き方

● 新しい働き方

● 株式性の報酬

ー株式性の報酬のアップサイド

① 面的な拡大(規模拡大による利益の掛け算)
② 時間方向の拡大(将来利益が今評価される時間方向の掛け算)
③ 成功報酬は評価が甘くなりが

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村上春樹『猫を捨てる 父親について語るとき』

村上春樹『猫を捨てる 父親について語るとき』


本書の概要村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。

この本を手に取ったきっかけは、自らの親を亡くした幾人かの先輩が、自分自身が生まれてきたことの奇跡について、なぜか同じように語ってくれたことだった。

人はなぜそのような心境になるのだろうか。私もいつかそこに至るのだろうか。そんなことを考えるといつも思い出すのは、村上春樹が「父親につい

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里山十帖 『里山を創生する「デザイン的思考」』② 第2章 「デザイン的思考」とは何か

里山十帖 『里山を創生する「デザイン的思考」』② 第2章 「デザイン的思考」とは何か


本書の概要 新潟県大沢山温泉に開業したライフスタイル提案型の宿泊施設「里山十帖」。何もないと思われている各地の地域価値を掘り起こすにはどうしたら良いのか。どのように形作り、発信すれば良いのか。従来のデータ型マーケティングの常識を覆す「デザイン的思考」について、里山十帖を題材に展開していく。(前の記事から続く)

ダイジェストデザイン的思考とは

 デザインとは、図形やアウトプットされた形のことで

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学生時代に何度も乗った「甲府行きワンマン列車」。色んな年代の人が乗車している。それぞれが程よい無関心で自由に過ごしていて、居心地がよい。寛容で目が優しい。東京の列車は緊張感があるし、相互監視、身体がこわばっている。ぼくは、静岡のおおらかなところが好きだった。

『日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ』

『日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ』


ダイジェスト● 100年前は住宅が大きく変わった頃

1920年頃
 第一次世界大戦を経て、大正デモクラシーを迎えていた。明治以来の西欧化が中流階級まで浸透し、玄関脇に洋風の応接室を設ける、床に座るから椅子に座るなどの「和洋折衷」の住宅が生まれた。
 16年に帝国ホテルの設計を依頼されたフランク・ロイド・ライトが幾度も来日。そこで交流を持った遠藤新や田上義也が影響を受けた。ライトとともに来日した

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内田樹・白井聡 『 新しい戦前 』

内田樹・白井聡 『 新しい戦前 』


本書の概要"知の巨人"と"気鋭の政治学者"が、この国と世界の行く末を読み解くとともに、混迷の時代に取るべき策を徹底検証する。

ダイジェスト● 貧しい空間と豊かな空間

● 創造せず破壊する昨今の「論客」

● 査定する採点者側に回る

● 現代文の講師の教え

● 論破の先に知的成熟はない

● 若い男子のロールモデル

● 自分探しと修行

● 自分探しの裏にある資本主義

● バブル崩壊後

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昔の仕事ノートを見直して感じたこと

昔の仕事ノートを見直して感じたこと

今はつけていないけれど、営業1〜3年目くらいまではノートをつけていた。当時は気づかなかったけど、今は気付くことが沢山あった。

営業5年目に入る今、ノートを見直して感じたことをまとめてみる。

① 旬な情報を血肉とすることの大切さ

無駄な本を読んでいた。人との出会いと同じで、読むべき本にもやはり「旬」というものがある。読んでも意味がない本にいくら時間をかけても実りが少ない。

② 戦う場所を選ぶ

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「御用聞きになるな、強い営業になれ。」お客さんから言われたことをすぐに何でもやると、大体好いて頂ける。資産家や経営者はその傾向の強い方が多い。しかし長い目のお付き合いを考えると、対等で会話ができる関係性を目指すべき。大きな目で見た時に本当にそれが良いのか、舵取りできる存在であれ。

「時処位的(ジショイテキ)自己限定」 料理チェーン経営者のお客さんの座右の銘。陽明学の言葉で、自分の生きている時代(時)と自分の居場所(処)、自分の地位(位)を考えれば、やるべきことは絞り込まれる。この時代で私がこの仕事をしているミッションは?と考えさせられる。

2024年 行ってみたい場所

2024年 行ってみたい場所



〈 1月 〉新潟

❶ 里山十帖(新潟県)

❷ SYOZO CAFE(栃木県那須)

〈 2月 〉北海道

❸ 界 ポロト(北海道白老)

〈 春 〉3〜5月

❹ IZUMO HOTEL THE CLIFF(島根県)

⑤ サウナしきじ(静岡県)

〈 夏 〉6〜8月

❻ ume, yamazoe(奈良県)

❼ 篠山城下町ホテル NIPPONIA(兵庫県)

⑧ Sea Sauna S

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4年分の名刺整理して気づいたこと

4年分の名刺整理して気づいたこと

年末年始、名刺をアプリに読み込む作業をしていた。

営業職に来て約4年。その間、約400枚くらいの名刺交換をしていたようだ。年間、100人と名刺の受け渡しをしていたことになる。

その中で、いくつか考えたことを記録したい。

1 奇抜な名刺

名刺アプリで読み込む際、読み込みやすい名刺と何度も読み込まないといけない名刺があった。
読み込みづらい例としては、正方形の名刺、サイズが小さい名刺、黒で枠取

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2024年の目標

2024年の目標

前記事「2023年の目標と振り返り」を踏まえ、2024年の目標を立てる。また、仕事の目標に加えて、個人の目標を立てたい。

仕事の目標 超絶元気

 余裕を持っていて、沢山の行動挑戦を続けている

 鋭い感性で勘所をおさえている

 社内に支えてくれるファンを増やす

 独立できる素養を高める

個人の目標 独立を視野に入れ、具体的な事業プランを立てる

 自分の身体を管理し、身も心も整う運動習慣

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