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昔の仕事ノートを見直して感じたこと

今はつけていないけれど、営業1〜3年目くらいまではノートをつけていた。当時は気づかなかったけど、今は気付くことが沢山あった。

営業5年目に入る今、ノートを見直して感じたことをまとめてみる。



① 旬な情報を血肉とすることの大切さ

無駄な本を読んでいた。人との出会いと同じで、読むべき本にもやはり「旬」というものがある。読んでも意味がない本にいくら時間をかけても実りが少ない。

② 戦う場所を選ぶことの大切さ

「苦手な立地」に営業に行っていた。たとえば、オフィスビルの新築を得意とする会社の営業は、渋谷や新橋の駅付近に行くべきであって、世田谷や狛江の住宅街に行ってもほぼ仕事にならない。苦手とするところに突っ込んでいくのは愚の骨頂で、いくら時間をかけても仕事にならない。

③ 客や客層を選ぶことの大切さ

「苦手な客層」に時間をかけていた。新人時代、地主(土地持ち)が担当エリアに少ないので、長者番付を調べて資産家(金持ち)に営業をかけていた。ことごとく話がまとまらなかったのは、資産家はそもそも金融商品の一種として建築を捉えていること、より短期で利回りを求めること、銀行や各種士業など様々なしがらみを持つことなど、今所属する会社とは相性が悪いからなのであった。

④ 組織の人たちの力を使うことの大切さ

全部自分でどうにかしようとしていた。大型案件を失注した時に「上司の力をうまく借りろ」と社長に言われた。今思えば、(成功体験がないため)自分の頭で考えるだけでは成功できなくて、成功している先輩の言葉を聴いたり、様々なセクションの人に適切に動いてもらえるように働きかける方が成功への近道であるように思われる。

⑤ 記録に時間を使いすぎないことの大切さ

ノートを取ってもほぼ見直すことはなかった。したがって、「情報の記録」という点ではあまり意味をなさなかった。しかし数年経ったので「当時と今の自分の変化に気づく」という点では意味があったと思う。
今後は、読書ノートや仕事のノートは取ることはやらない。必要な情報は書かなくても覚えられる。ノートを取る時間が勿体無いのでオンライン上に集約していきたい。

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