記事一覧
オリヴィエ・メシアンとフィリップ・グラス
オリヴィエ・メシアンの「音楽言語の技法」とフィリップ・グラスの自伝「音楽のない言葉」。最近購入した本2冊。
メシアンの方は数十年越しでやっと手に入れることが出来た新訳版。メシアンに夢中だった十代の頃(当時「移調の限られた旋法(当時の訳語)」を使って作曲したりしていた)から欲しかったのだが、当時は手に入らなかった・・・ちなみに、昔の訳では「わが音楽語法」というタイトルだった・・・この書物、ヤマハの
ARP ODYSSEY
Prophet5に続いて古い付き合いのARP ODYSSEY。これも2台所有(original Rev3 & FS Rev2)。
FSの方は今年に入ってから新品(デッドストック)を購入したものだが、original Rev3の方は20代前半の頃に購入したもの。当時でも既に相当なヴィンテージ物ではあったが、今のところメンテナンスにはまだ1回しか出していない。鍵盤の修理なんかは自分でやっている。
家庭菜園と寺子屋スピリット〜文化村の秘密基地・エリア21的思想〜
家庭菜園と寺子屋スピリット〜文化村の秘密基地・エリア21的思想〜
現在、私が当主をつとめる “関口家” を遡ること5〜6代前、ときは江戸時代、川越で寺子屋を営んでいたという・・・なになに、当家に代々残されている“過去帳”なるものを見てみると、5代前の平七郎が天保元年生まれで明治21年に亡くなっているようだから、まあその辺りまではaboutそんな感じかと。そしてもう一つの顔は百姓。文化村シークレッ
秘密基地lifeの帝王学 “創造力” 〜文化村の秘密基地・エリア21的思想〜
昨今のコロナ騒動の煽りを受け、目下、 “引き籠り生活” もとい “籠城中” の身。 “籠城”の方が戦う意思を感じる分だけ、ある種の “能動的な生産性” とでもいった様なものを感じるではないか。 まあ、実際、アフター・コロナの生活、働き方などを思案している。いや、ここも “作戦を練っている” としたい。イメージとしては、文化村の秘密基地で司令室に閉じ籠り、“戦略を練っている” といった感じ。これな
もっとみるマリリン・モンローの ”コカ・コーラ“ とアインシュタイン 〜書斎の中の仲間たち〜
私の書斎の本棚には数々のオブジェ(オモチャ?)が並んでいる。そのモチーフは “空想の産物” から “実在した人物” にまで至る。そうだ! そもそも私たちは “イメージ” と “リアル” を何処まで区別出来ているのだろう?
誰かの生み出した “感覚的なイメージ” は、何らかの “かたち” をもってして初めて私たちに受容される・・・例えば、意図(誰かの “感覚的イメージ” )に基づく絵具や音の集
秘密基地の思想 〜目白文化村の秘密基地・エリア21宣言〜
子供の頃、 “秘密基地” という響きに妙に心踊らせた記憶がある。
よく考えてみれば “秘密” でもなんでもない。それは子供社会に於ける公然の秘密。 そう、”秘密” という言葉の持つ排他性とは裏腹に、クラスの女子を横目に「今日、秘密基地に行くんだ〜!」などと敢えて大きな声で “これ見よがし” に宣言したものだ。
永井荷風は “人様に読まれる為の日記” を書いたが、まあ、そんな感じ。 いわば “
文化村style 〜目白文化村lifeのススメ〜
目白文化村・・・ “目白” とは言うものの、実際のところは新宿区。大正時代、箱根土地(現・西武グループ)によって分譲された際にそう呼ばれたらしい。地元では落合文化村、もしくは文化村とだけ呼ばれたりもするし、分譲時期由来の冠を付けて第一文化村〜第四文化村などと呼ばれることもある。僕はいわゆる第一文化村で育った。我が関口家は文化村が分譲され始めた当初からの住人、まあ古株だ。
子供の頃、店屋物を注
寺山修司の色紙 〜書斎の中の仲間たち〜
「百年たったら帰っておいで 百年たてばその意味わかる」 こんなことが書かれた色紙が書斎の扉の上に飾ってある。二十歳くらいの時だろうか? いや、もしかすると十代だったかもしれない。池袋の西武百貨店で催された “寺山修司展” 、もしくは “寺山修司と天井桟敷展” 的なものだったかもしれない・・・正直、タイトルは失念してしまった・・・で購入したモノ。レプリカの色紙。要するに直筆を大量にコピーしたモノ。
もっとみる曾祖父さんの書類タンス 〜書斎の中の仲間たち〜
なんだか古臭いタンスがある。生まれた時からそばにあったので、特に改めて「あ〜だこ〜だ」考えたこともない。実はこのタンス、学者だった曾祖父さんが文例集やらなんやら自分の原稿を入れるために特注したという、少なく見積もっても我が家にやって来てから既に60〜70年は経過しているであろう代物。全く同じものが2台ある。今は曾祖父さんの残した原稿、僕が生まれる以前の関口家の写真、僕の原稿・各種書類等が無造作に
もっとみるバインダー 〜書斎の中の仲間たち〜
小〜中学生の頃、やたらとルーズリーフ&バインダーが流行っていたような気がする。新学期が始まると「今年こそ、ちゃんと勉強しよう!」といった具合に、とりあえずバインダーを新調。まあ、案の定、次の年も「今年こそ〜」となる訳で、バインダーが増えるばかりで・・・一向、勉強をした記憶がない。
それはそうと、上記写真のバインダー、小学生ぐらいの時に富士カセットに付いている応募券を集めて貰ったもの。表紙に