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SP1200 〜Lo-Fi温故知新〜

今更ながら、SP1200にのドラムプログラミングにハマっている。最初に使ったのは20数年前。その時は主にMIDI音源として使用していたが、今になって”本体でのプログラミングあってのSP1200”と改めて認識するに至ったのである。

ここ暫く(10数年)使用していなかったので、すっかり使い方を忘れてしまっていた。確か英語の説明書があった筈(今年に入って確認した)なのだが、見当たらない。事務所の何処かに置いてあるのかもしれない。まあ、そんな訳で、色々と手探りでやっている次第なのだが、これがなんとかなったりするのだから「やっぱりハードウェアは良いねえ!」と・・・Minimoogの時もそう感じたが。昨今のソフトの様に機能があり過ぎると却って使う気にならない。もちろん、機械好きにはどうか分からないが、私にとってはあくまでも音楽を作るための道具。だから機能が限られている方が、創造力と相談しながら”使いこなせる率”が上がるのだ。

今となってはLo-Fi故のある種の音圧、迫力といったものに心奪われている次第。確か20数年前にこのLo-Fiが流行ったんですよ。当時、隣のスタジオで作業されていたムーンライダースの岡田さんにオススメのCDを尋ねた際にも「Lo-Fiの極めだよねえ」と某CDを教えて頂いたっけ。

ただ、最近の僕のブームはLo-Fiというか、80年代後半のHi-Fiといった方がニュアンス的には正しいかもしれない。まあ、実質同じことなんだけど。

次のレコーディングでは制作の中心になるかも。これでリズム隊(土台)が充実するのは間違いない。

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