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わたしをとりまくひとびと

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わたしの周りにいる大切なひとたち。 彼ら・彼女らについて書いた記事を集めました。 みなさんとのつながりはわたしの財産です。
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#夫婦

夫と地獄の道を行く

夫と地獄の道を行く

月に一度、ぜったいに夫にブチギレてしまう。今日がその日だった。

女性ホルモン的な問題で仕方ないのかもしれないが、特に今月は夫と話す時間が目立って少なく、私のなかで不満が溜まっているのかも。

夫は、私が毎月ブチギレるのは、私の抱える問題が根本的に解決していないからだという。いわく、ひとりで抱え込みすぎたり、なんでも悪い方に考えてしまったり、ということらしい。

それはわかる。ものすごく、わかる。

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無印良品夫

無印良品夫

夫は無類の「無印良品」好きだ。自宅最寄りの駅に無印良品があるのだが、なにかにつけてそこに行きたがる。

そもそも、彼のイメージは最初から無印良品だった。
あれは2013年の秋、まだ私たちが「ちょっとお互いを意識し合っている男女」だった頃。劇場でのリハーサルの予定があって(私は出演者、彼は裏方)、それまでにほんの少しだけ時間ができた。

昼食がまだだったので「何か食べて行こうか」という話になった。そ

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「恵みの雨」を降らせたい(Day.12)

「恵みの雨」を降らせたい(Day.12)

今、親子3人川の字に並んだ布団のなかで、この記事を書いている。

今日は朝から神社さんへ行き、家内安全のご祈祷をしてから用を済ませに。大事な用だったので、無事に終わって安心した。その帰り道、通り雨が降って、晴れた空に虹がかかっていたのも縁起がよくて、よい。

前祝いということで、夕飯には焼き肉を食べた。じゅうじゅうと美味しそうな音を聴きながら、ビールを片手に、ここ10年のことを語り合う。

最初は

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夫婦で作るロードマップ

夫婦で作るロードマップ

連続投稿と言っておきながら、日付をまたいでしまった(朝にはなってないのでご勘弁を……)。

これにはわけがあって、今の今まで夫と一緒に「ロードマップ」を作っていたのだ。繊細で頑張り過ぎる私が、仕事も育児も自分も大切にするためにはどうすればいいのか。一週間をどうすごすか、どうやって目標収入を達成すればいいのか、など。

今回、夫とロードマップを作ったことで「どんな家族にもオリジナルのロードマップがあ

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オットと柔軟剤

オットと柔軟剤

夫とハグをすると、私の鼻づらは彼の胸元に押しつけられる。
そのときにいつも思うのが、「いー匂いだなー」ということ。

互いに仕事の日はすれ違いの生活で、朝はバタバタ、夜は寝落ちで、ろくに顔を見る時間もない。
もちろん、ハグなんてする時間も。

でも私にとっては、夫の胸に抱かれることが結構大切だったりする。
結婚するときには「あーこれで一生この場所(夫の胸のなか)にいられるのかー!シアワセ!」と思っ

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夫に褒められるとやっぱりうれしい。

夫に褒められるとやっぱりうれしい。

このあいだ、久し振りに長々と夫と話す機会がありました。

ここ1ヶ月ほど夫は激務、私もありがたいことに仕事が目白押し、そこに息子の体調不良が重なって激疲れで、夫婦で会話する時間がまったくとれなかったのです。

眠る息子をまんなかにして、ベッドの上でだらだらと話していただけなんですが、そのときに夫にうれしいことを言ってもらえたので、忘れないうちにメモしておきたいと思います(笑)

***

今、夫は

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あなたと生きるということ。

あなたと生きるということ。

まもなく、2022年にも別れを告げる時期ですが、今年は何度「激動の1年だな〜!」と呟いたことでしょう。

その激動の1年にも終わりがみえてきて、最後の1ヶ月くらいはゆっくりすごせるなぁ…と思っていたところ、数日前に実家の母から連絡がありました。

「Sばあちゃんが今朝、亡くなりました」

Sばあちゃんは伯母(母の長兄の妻)の母で、最近退院して自宅に戻ってきたばかりでした。
週明けに葬儀を行うとのこ

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いちばん近いのに、まったく飽きない人。

いちばん近いのに、まったく飽きない人。

「襟付きのシャツを私服で着る人って、男の子にもいるんだぁ」

2013年の秋が始まろうとする頃、わたしは目の前に座る青年を前にそんなことを考えていました。

数年後、彼が自分の夫になるなんて思いもせずに。

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noteでは、よく息子の話を書いているのですが、今回はこちらの企画に参加させてもらおうと、

最も近い存在であるひとりっ子、夫についてお話しすることにしました。

※わたし自身はひと

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