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わたしをとりまくひとびと

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わたしの周りにいる大切なひとたち。 彼ら・彼女らについて書いた記事を集めました。 みなさんとのつながりはわたしの財産です。
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#生活

「恵みの雨」を降らせたい(Day.12)

「恵みの雨」を降らせたい(Day.12)

今、親子3人川の字に並んだ布団のなかで、この記事を書いている。

今日は朝から神社さんへ行き、家内安全のご祈祷をしてから用を済ませに。大事な用だったので、無事に終わって安心した。その帰り道、通り雨が降って、晴れた空に虹がかかっていたのも縁起がよくて、よい。

前祝いということで、夕飯には焼き肉を食べた。じゅうじゅうと美味しそうな音を聴きながら、ビールを片手に、ここ10年のことを語り合う。

最初は

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ラブで繋がる

ラブで繋がる

クライアントさんと会ってきた。

仕事はほぼ(?)関係なく、家族ぐるみでお出かけ。ライターとクラアントという立場でありながら、垣根を超えてお付き合いしてくださるなんて感謝である。

夫にはずっと、私がどんなにステキな人たちと仕事をしているのか肌で感じてもらいたかった。だからクライアントさんに会っていただき、話してもらえて本当にうれしい!
クライアントさんにも夫や息子を紹介できて、ますます絆が深まっ

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今日は誰かの産まれた日

今日は誰かの産まれた日

午前中。
静かな部屋のなかでキーボードを叩いていると、LINEの通知が鳴った。

出産予定日を迎えた友人から「陣痛が始まって、急きょ帝王切開になる!」という連絡だった。

予定日を過ぎてもなかなか産まれない、と心配していた彼女の顔を思い出し「よしよしいいぞ!頑張っておいで!」と返信した。

2年前、分娩台まで這っていった自分の姿を思い出し、ずいぶん遠くなってしまったような、まるで昨日のことのような

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オットと柔軟剤

オットと柔軟剤

夫とハグをすると、私の鼻づらは彼の胸元に押しつけられる。
そのときにいつも思うのが、「いー匂いだなー」ということ。

互いに仕事の日はすれ違いの生活で、朝はバタバタ、夜は寝落ちで、ろくに顔を見る時間もない。
もちろん、ハグなんてする時間も。

でも私にとっては、夫の胸に抱かれることが結構大切だったりする。
結婚するときには「あーこれで一生この場所(夫の胸のなか)にいられるのかー!シアワセ!」と思っ

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いちばん近いのに、まったく飽きない人。

いちばん近いのに、まったく飽きない人。

「襟付きのシャツを私服で着る人って、男の子にもいるんだぁ」

2013年の秋が始まろうとする頃、わたしは目の前に座る青年を前にそんなことを考えていました。

数年後、彼が自分の夫になるなんて思いもせずに。

***

noteでは、よく息子の話を書いているのですが、今回はこちらの企画に参加させてもらおうと、

最も近い存在であるひとりっ子、夫についてお話しすることにしました。

※わたし自身はひと

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Rちゃんの話

Rちゃんの話

大人になってから友達を作るのは難しい。

もちろん、大人になっても「オトモダチ」はできる。
趣味を通じて仲良くなった人とか、ご近所さん、ママ友?など、ある一定の距離感で仲良くできる人はたくさんいる。

そういった友人関係が悪いとは思わない。

むしろ、派閥だのなんだのと悩まされていた学生時代とは違い、スマートで、かつ自分と似たようなタイプの人と仲良くなれる、穏やかなお付き合いだと思う。
そんな人た

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