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成長のタネ(by 本から学んだ大切な教え)

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#創作大賞2024

「寂聴 源氏物語」を読んで|今も昔も変わらず人間関係に振り回される日々

「寂聴 源氏物語」を読んで|今も昔も変わらず人間関係に振り回される日々

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「寂静 源氏物語」を読み切りました。先日は読み始めてよくわからなくなってしまったのでwikipediaなどで勉強していました。

光源氏を読んで思ったことを書きたいと思います。一般的な感想から個別に思うことまで書いてみたいと思います。思いのまま書いているので内容が少し違ってたらごめんなさい。

桐壺は光源氏のお母さま|お局さまの恨みに耐える日々源氏物語の最初に登場するのは桐壺

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半沢直樹(2020年)も一気に見てしまいました|令和版もおもしろいですね

半沢直樹(2020年)も一気に見てしまいました|令和版もおもしろいですね

先日からの引き続きで、2020年版の半沢直樹を見てみました。2013年から7年後に作成されたドラマです。過去に見たことがある方も多いと思います。

こちらもU-NEXTが独占で配信している作品のようです。半沢直樹シリーズは有名ですけど、再放送がなかなかされない作品ですよね。

TBSは再放送がされにくいのもありますが、もろもろの事情があるようです。2020年と2013年の作品を比べながら書きたいと

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俺たちの箱根駅伝を読んで|逆境をはねのけて勝利を掴む素晴らしさとかっこよさがいいなと思う

俺たちの箱根駅伝を読んで|逆境をはねのけて勝利を掴む素晴らしさとかっこよさがいいなと思う

俺たちの箱根駅伝を読みました。池井戸潤さんの作品で上下巻に分かれています。読んでみての第一の感想は「箱根駅伝ってこんなにも奥深いものなんだ!」と思ったことでした。

本書を読むと、箱根駅伝を知らない方にもその魅力が伝わり、もしかしたら来年の箱根駅伝は見てみたいと思うかもしれません。

ネタバレにならない程度に(とはいえ多少漏れ出ていますが)本書の解説をしたいと思います。かくいう自分も、本書に感化さ

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両利きの組織をつくるーー大企業病を打破する「攻めと守りの経営」を読んで|DXなど改革に伴う現実問題が良くわかる

両利きの組織をつくるーー大企業病を打破する「攻めと守りの経営」を読んで|DXなど改革に伴う現実問題が良くわかる

ビジネス書を読みました。メインタイトルが「両利きの組織をつくる」です。こちらです。

本当は両利きの経営という本を読もうとしてました。しかし、オーディブルでは、聞き放題でもなくキンドルアンリミテッドでもなく、買おうかと思いましたがやや値がはりましたので上記の両利きの組織をつくるにしました。

両利きの経営のリンクも一応載せておきます。

両利きの経営とは攻めと守りの経営|大企業や昭和や平成で成功し

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「スモールビジネスの教科書」を読んで|スタートアップと勘違うようでした|模倣とパクリをフル活用

「スモールビジネスの教科書」を読んで|スタートアップと勘違うようでした|模倣とパクリをフル活用

スモールビジネスの教科書という本を読んでみました。今は投資とか副業など世間で流行ってます。そんな中でスモールビジネスというワードを聞き、サラリーマンの自分には何かワクワクする興味に似たものを感じましたので読んでみました。

【オーディブル版】

【キンドル/書籍版】

読んだ結果、スモールビジネスというものが今までより理解できるようになったと思います。というか自分の中で勘違いに気づきました。

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日経トレンディ6月号を読んで|今年は昭和99年らしいよ|ペラペラの太陽光発電実現したらいいなぁ

日経トレンディ6月号を読んで|今年は昭和99年らしいよ|ペラペラの太陽光発電実現したらいいなぁ

おはようございます。毎月恒例の日経トレンディ6月号を読みましたのでその内容のシェアをしたいと思います。月刊誌でおもむろに読んだのがきっかけで毎月読んでます。なにかしらの気づきが毎回得られるのですよね~

めずらしく6月前半に読めてよしよしと思っているところです。
さて今月は何が書いてあったのでしょうか。

オーディブル版

書籍版

クレカ積み立てが10万円にアップしたらしいNISAが人気のようで

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DXの思考法を読んで|DXをするための具体的アプローチIX

DXの思考法を読んで|DXをするための具体的アプローチIX

先日、「コロナショックサバイバル」と「コーポレートトランスフォーメーション」の2冊の本を読んだ。DXを理解しようとして読んだ本なのだが、この2冊には話が飛躍している部分があって、理解が難しいところがあるようなのだ。

その間を埋めるのが本書の「DXの思考法」なのだそうです。本書は1度目は理解できなかった。一つは難解なのと、もう一つはオーディブルで読んだけど、図表がPDF等でまとめられておらず、本を

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「コロナショックサバイバル」と「コーポレートトランスフォーメンション 日本の社会を作り変える」の2冊を読んで

「コロナショックサバイバル」と「コーポレートトランスフォーメンション 日本の社会を作り変える」の2冊を読んで

最近2冊の本を読みました。以下の本たちです。最近DXが良く言われていて、本当のところはどうなんだろう。それを調べるために読みました。

1冊目:「コロナショックサバイバル」

2冊目:「コーポレートトランスフォーメーション」

この2冊の本は、コロナが発生して世界が大混乱の中で書かれた本です。

1冊目はコロナショックが来てすぐ発売された本のようで、2020年の3月か4月くらいに急いで出版された本

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「成瀬は天下を取りにいく」を読んで|西武大津店を舞台にした好奇心旺盛な中学生の地域密着物語

「成瀬は天下を取りにいく」を読んで|西武大津店を舞台にした好奇心旺盛な中学生の地域密着物語

※アイキャッチ画像は、建築パース様より引用させていただきました

小説を読みました。題名は「成瀬は天下を取りにいく」です。作者は宮島未菜さんという方で現在40歳の主婦をされている方のようだ。

宮島さんは、今から3年前に新潮社が主催する女による女のためのR-18文学賞において2021年の大賞・読者賞・友近賞を受賞したころからデビューとなった。

R-18文学賞|R指定なの?個人的に女による女のため

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特捜部Qを読んで|ホラーのぞくぞくがたまらない!|本と映画版のギャップが大きくてびっくりした

特捜部Qを読んで|ホラーのぞくぞくがたまらない!|本と映画版のギャップが大きくてびっくりした

先日、ホラー小説を1冊読み切りました。その名も『特捜部Q 檻の中の女』です。読んだきっかけは、いつも仲良くしてもらっているnoterさんの七草みずきさんが、ゾクゾクする映画と書籍の紹介をされていたからです。

みずきさんはぞくぞくするホラー作品が好きなようで、同じくぼくもゾクゾク系は好きです。自分怖がりですけど、好きなものは好きというか。酒は弱いけど好きとか、そんな感じで好きですw

『関心領域』

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「ザイム真理教ーそれは信者8000万人の巨大カルト」を読んで|目に見えるものは氷山の一角でありオトリとも言える

「ザイム真理教ーそれは信者8000万人の巨大カルト」を読んで|目に見えるものは氷山の一角でありオトリとも言える

1冊本を読みました。タイトルは「ザイム真理教」です。もしかしたら言葉だけでも聞いたことがあるかもしれません。大ヒットした本ですので内容まで知っている方も多いかもしれません。

作者はご存じ森永卓郎さんです。最初は森永卓郎さんの「書いてはいけないー日本経済墜落の真相」という本がおススメにでてきたんですね。

その中では、絶対書くことができないタブーが日本には3つあると書かれていました。そのひとつが本

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日経トレンディ5月号を読んで|健康第一!常識は常にアップデートされてるのね

日経トレンディ5月号を読んで|健康第一!常識は常にアップデートされてるのね

日経トレンディを今月も読みました。雑誌なんですけど、いろいろ気付きが合っておもしろいのです。

2月はNISA、3月はマイル、4月はバイト、5月は何でしょうか。
それは健康でした。

本書を読むと、健康に対する常識というのは未来永劫変わるものではなくて刻々と変わっていくのだなと思いました。そのおかげで常識をアップデートすることができました。

ただ、あまりにも極端な例もあって、本当にこれは盲信して

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湊かなえさんの「往復書簡」を読んで|手紙から過去をなぞらる新鮮な切り口

湊かなえさんの「往復書簡」を読んで|手紙から過去をなぞらる新鮮な切り口

ロングドライブのお供に聞いた湊かなえさんのミステリー小説「往復書簡」です。頭を使わないでリラックスして聴けるかなぁと思ったらなかなか読み解くのに大変な小説でした。切り口が斬新なので好き嫌いが分かれる小説なのかもしれません。

手紙を読む形で過去を振り返り事の真理に迫る本作が独特なのは、手紙を読むことで物語の真理に迫っていくところだと思います。最初は過去に起きた思い出やちょっと残念な出来事です。

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「歌われなかった海賊へ」を読んで|ナチスドイツの圧政に気づき反旗を翻した若者たちの物語

「歌われなかった海賊へ」を読んで|ナチスドイツの圧政に気づき反旗を翻した若者たちの物語

1冊おもしろそうな本が紹介されてましたので、読んでみました。タイトルは「歌われなかった海賊へ」です。

作者は逢坂冬馬さんです。本書を読もうとしたきっかけは、前作の「同志少女を敵を撃て」という作品が臨場感があっておもしろかったので是非とも読んでみようと思ったからでした。

「同志少女よ敵を撃て」の振り返り「同志少女を敵を撃て」は第二次大戦の頃のロシアスナイパーの物語だったと思います。個人的な考えと

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