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「スモールビジネスの教科書」を読んで|スタートアップと勘違うようでした|模倣とパクリをフル活用

スモールビジネスの教科書という本を読んでみました。今は投資とか副業など世間で流行ってます。そんな中でスモールビジネスというワードを聞き、サラリーマンの自分には何かワクワクする興味に似たものを感じましたので読んでみました。

【オーディブル版】

【キンドル/書籍版】

読んだ結果、スモールビジネスというものが今までより理解できるようになったと思います。というか自分の中で勘違いに気づきました。

大きな勘違いは、スタートアップとの違いです。今までにないサービスを立ち上げるのはスタートアップでなかなかの資本が必要で日の目をみなければ投じた資金は流れてしまう。そうではなくて、すでに資金が投じられ儲かっている業界から、大手が見向きもしないところをかすめ取るゴミ拾いが本来のスモールビジネスなんだなと思いました。

そんな勘違いの発見が、自分の中でいろいろな発見につながる作品だなと思いました。


手持ちの武器は自分|俗人的、個人に付くところからはじめる

俗人的、個別的なものは会社だと忌み嫌われる。仕事が人について取り扱いにくいから、継承しにくいから。しかし、スモールビジネスの場合、その人だからこそ提供できるサービスというものがある。それが強みになるのだ。

サービスもその人が1から生み出したものでなくてよい。既存のサービスを使い、それをお客にフィットさせた形で提供する。そんなことができたらお金を払う価値があったりする。

社会の欲するのは、表では革新的なものをといいながら、いざ意思決定をするときは、世間で売れているもの、受け入れられているものなど、一般に理解できるものが受け入れられたりする。

スキを仕事にすると失敗しやすい|競合が多くなる

スキを仕事にという言葉があるけれど、実際にスキを仕事にすると多くの場合立ち行かなくなる。

あなたの好きなことはなんですか?ときけば、映画をみること。スキューバーダイビングをすること。スポーツ観戦をすること。野球をすること。ボーリングをすること。いろいろあると思う。

しかし、どれもこれもみんな好きそうなこと。自分が好きなことはライバルが超多いケースがほとんどなのだ。

みんなやりたがらないけど、自分は興味があるのが強み

強みになるスキは、みんなはやりたがらないけど、自分には興味があることが強みになる。華やかでないくて地味なこと。でも自分はスキといったことだ。

たとえば、ごみ箱をあさってベルマークを集めるとか。部屋の隅をきわめてキレイに掃除をするとか。(はっきり言って例えがよくないけど)

要は、人はあまりやりたがらないけど、自分に興味があることです。ビジネスにつなげるなら、収益にはなるけど、それをすると個別案件でコストアップになってしまい、大手では捨てざるを得ないようなものです。

お悩み解決型よりも欲望達成型に|悩みが解決できなかったときの失望の方が大きいから

悩みを解決するとアプローチと欲望を達成する方法のふたつが良いとされますが、本書では欲望達成型をおすすめしてました。

悩み解決の場合はマイナスから0(ゼロ)へ。
欲望達成の場合は0(ゼロ)からプラスへ。
高揚感が高いのは欲望達成の方です。

さらに、逆に振れた場合は、悩みが解決しなかったときは、さらに悩みをかかえることになり、クレームに発展しやすいです。
欲望達成の場合は、多少希望がかなえられれば、得るものは多少あったりするのでまだ痛手が少ないようです。

まとめ:成功した人の後をあるき、捨てざるをえない細かいところを拾おう

コバンザメの如く・・・

スモールビジネスとはゼロから新しいことを生み出すスタートアップとは異なり、すでに開かれたものから、さらに付加価値をつけられるものでかつ、何らかの理由で放置されているもの。できれば自分だけが価値を与えられるものが良いようです。

先行者優位と後発者優位という言葉がありますが、完全に後発者優位の考え方ですね。

ちなみに、グーグル、アップルなどGAFA企業は今では超巨大企業になっています。これら企業は革新的なサービスをゼロから生み出したのか。すでにあるもの広げたのか。果たしてどちらでしょうか。

GAFAの面々は、実は後者のすでにあるものを広げた部類です。

ないものを生み出したようにみえますが、検索エンジンなどはMOSAICやネットスケープなどありましたし、スマホもその前はブラックベリーなどあったのに、それからシェアを奪っていきました。もっとも彼らはスモールビジネスとは思ってなかったと思いすが、後発者の優位性を活かした格好です。

#3行日記 :どうやらバイトの面接が通ったらしい

上の子のアルバイトの面接が通ったらしい。飲食店でウェイターのようなお仕事です。多分働くのはこれが初めて。これで社会の経験値を積んでほしい。

考えてみれば自分はあまり、接客業をしてこなかった。だから子どもの方がその辺はうまくやっていくかも。バイトにはまりすぎず、でも楽しく学校と両立させてほしいなと思う。

#1年前 :AIに使われないようにするには?を考えていた

ChatGPTが出て半年くらいたったころ。AIがいっぱいでてきてどう付き合っていこうかと悩んでいた。悩む前に使おうである。そういえば、このまえAIのおかげで一つ達成できたことがある。詳しい内容はまた記事にしよう。

けどやっぱり。AIにやってもらうのはかまわんけど、自分もどこかで学習してそのAIの出した答えまでに成長しておかないと、使いこなす側から、使われまくるに変わってしまうと思った。

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