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2023年3月に都立高校卒業後、2023年9月-2024年6月までUPC(UCLのファ…

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2023年3月に都立高校卒業後、2023年9月-2024年6月までUPC(UCLのファウンデーションコース)に在籍。2024年9月- UCLの学士課程に在籍予定。

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    都立高校を卒業して、UCLのファウンデーションコースに9月から通おうとしてる人の話

記事一覧

買ったもの

日本に帰ってきてから散財が止まらない。豪快にお金を使っている。買い物はストレス発散になるというが、本当にその通りだと思う。量を買えばいいというわけではなくて、な…

isake
9日前
1

日々の断片

暑い。毎日暑い。エアコンという科学の力を借りないと生活できない人間は、多分、生物としてはもう終末期だと思う。家の玄関から一歩出て「暑い。」と唸りながら毎日バイト…

isake
13日前
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町田そのこ・ぎょらん

死んだ人の想いを知りたいか。死人に口なしというが、死人が最後に思ったこと、願ったことを知りたいか。死んだ友人が、同僚が、父親の愛人が、母親が、自分のことをどう思…

isake
1か月前
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2024年7月22日

なんか楽しかった一日だったから。 7月22日は楽しい一日だった。この夏、私の予定帳には週3でインターンが入っていて、週3でバイトが入っている。つまり、一週間の中で休…

isake
1か月前
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ロンドンに戻るとき

絶対にやらないと決めているけれども、タバコを吸ってみたいなと思うときがある。そのときは一生来ないけれども。喘息持ちなので。 6/23に日本に帰国してから楽しい毎日を…

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1か月前
3

UPCH(UCLファウンデーションコース)を終えて 

6月20日のテストをもって1年間のファウンデーションコースを修了した。7月19日に結果が出て、無事進学を希望していたBsc Politics and International Relationsに進学でき…

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1か月前
2

蓮見圭一・水曜の朝、午前三時

2025年に大阪で万博が開かれるらしい。建設費とか、他国の参加状況とかを見ているとなんだかあんまり良い万博になる気はしないのだけれども、今から約50年前の1970年の大阪…

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1か月前
3

上手くいかない荷物運び

荷物会社とトラブってる。私は学生寮に住んでいるから、夏休みに日本に帰国している際は自分の荷物をどこかに預けなくてはならない。来年の身の振りが不確実であるが故、自…

isake
2か月前
1

日々の断片

日本に帰国したら読みたい本と行きたい場所と買いたいものがたまりにたまっている。amazonの欲しいものリストに追加してはぐへぐへと眺めている。 日が長くなってきた。太…

isake
3か月前
1

世界は私を中心に回ってない。

世界は私を中心に動いていない。この世は私のためにない。そんなことは知っている。理解している。けれども、思い通りにならないときの苛立ちと無力感、不確実なことしかな…

isake
4か月前
3

国籍・日本(Japan)であること

「もし私が日本人と結婚したら、子供は日本人になる?台湾が50年後も残っているかが分からないから、自分の子供の国籍は台湾以外にしたい。」と台湾人の子に訊かれてはっと…

isake
4か月前
5

好きなところ

目 目が好き。臓器提供の書類で心臓も肝臓もあげるけど、目だけはバツ印を付けている。天然の二重で、茶目で、まつげがしっかりと生えている目が好き。つらいこととかあっ…

isake
4か月前
2

見えなくなった世界・見えるようになった世界

地理学の言葉にIntersectionality という言葉がある。個人の性別や年齢、経済力、宗教、人種によって個人が移動できる範囲は異なるという意味である。具体例を挙げるならば…

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4か月前
8

移民、難民政策

春休みだというのに毎日図書館にこもっている。同化政策の話をしよう。Assimilation policy, Integration policyと言われることが多い政策で、主に難民、移民を自国内でど…

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4か月前
1

イースター休暇

朝の5時にけたたましく火災報知器が鳴って、目がさえてしまっている。なんで朝の5時に大麻を吸うかな。目覚ましとともに爽やかな朝の目覚めをするはずだったのに、火災報知…

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5か月前
2

働くことについて

このノートが留学について話すノートなのか、就職活動関連について話すノートなのかが分からなくなっているけれども、将来の不安は言語化しておいた方がいい。まだ、大学の…

isake
5か月前
3
買ったもの

買ったもの

日本に帰ってきてから散財が止まらない。豪快にお金を使っている。買い物はストレス発散になるというが、本当にその通りだと思う。量を買えばいいというわけではなくて、なんかいいことがあったとき、物事が無事進んだときに自分への報酬として、自腹を切って自分の機嫌を取っている。以下、私が買ったものの一部。

スーツ。就活用。なんの感情もなく、店員が言うものを言う通りに買った。スーパーイエスマンになってきた。ズボ

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日々の断片

日々の断片

暑い。毎日暑い。エアコンという科学の力を借りないと生活できない人間は、多分、生物としてはもう終末期だと思う。家の玄関から一歩出て「暑い。」と唸りながら毎日バイトやら、インターンやら、なんやらでよせばいいのに真っ昼間に太陽の下を歩いている。そのせいで、首の後ろが焼けてるよと友達に言われた。あらまぁと思って、日傘をさし、日焼け止めを入念に塗るようになった。私の日傘と日焼け止めに万歳三唱。

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町田そのこ・ぎょらん

町田そのこ・ぎょらん

死んだ人の想いを知りたいか。死人に口なしというが、死人が最後に思ったこと、願ったことを知りたいか。死んだ友人が、同僚が、父親の愛人が、母親が、自分のことをどう思っていたかを知りたいか。知りたいのだろう。残された者は大概不安で、悲しみの中、故人を荼毘に付すのだから。

本のあらすじを読んだとき、死んだ人の思いに関する話だと知り、辻村深月のツナグと同じ部類だなと感じた。ツナグでは使者が遺族と死人を繋げ

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2024年7月22日

2024年7月22日

なんか楽しかった一日だったから。

7月22日は楽しい一日だった。この夏、私の予定帳には週3でインターンが入っていて、週3でバイトが入っている。つまり、一週間の中で休みが一日しかない。別に私が希望してそうしているからいいんだけど。一週間の中で唯一の休みを有意義なことに使おうと毎週考えているけれども、そう物事はうまく進まない。基本だらけているうちに一日が終わっている。先週の休みだって、本当は眼医者に

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ロンドンに戻るとき

ロンドンに戻るとき

絶対にやらないと決めているけれども、タバコを吸ってみたいなと思うときがある。そのときは一生来ないけれども。喘息持ちなので。

6/23に日本に帰国してから楽しい毎日を送っている。インターンに参加したり、初めてバイトの面接に受かってみたり。ファウンデーションコースの結果が出たから、友達を遊びに誘ってみたり。旅行の計画を立ててみたり。でも、輝く街を見て、美味しいご飯を食べて、ふと思うときがある。ああ、

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UPCH(UCLファウンデーションコース)を終えて 

UPCH(UCLファウンデーションコース)を終えて 

6月20日のテストをもって1年間のファウンデーションコースを修了した。7月19日に結果が出て、無事進学を希望していたBsc Politics and International Relationsに進学できることになった。1年を終えたときの所感を示しておきたいと思う。

できるようになったこと

日本の普通科の公立高校を卒業した私は、言い換えると英語の取り出し授業がある私立高校とか、国際系の高校を

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蓮見圭一・水曜の朝、午前三時

蓮見圭一・水曜の朝、午前三時

2025年に大阪で万博が開かれるらしい。建設費とか、他国の参加状況とかを見ているとなんだかあんまり良い万博になる気はしないのだけれども、今から約50年前の1970年の大阪万博は盛況だったらしい。私も、私の両親も生まれてないからわからないけれども。

文中にも出てくるように、1970年の大阪万博は戦後という時代に終止符を打ったものであったのだろう。第二次世界大戦において、日本は敗戦国であるという歴史

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上手くいかない荷物運び

上手くいかない荷物運び

荷物会社とトラブってる。私は学生寮に住んでいるから、夏休みに日本に帰国している際は自分の荷物をどこかに預けなくてはならない。来年の身の振りが不確実であるが故、自分で部屋を借りている友達に荷物を預けることは避けたかった。そこで、荷物を預かってくれる倉庫会社と言うべきか荷物会社と言うべきか、そういった会社に夏の間荷物を預けようと考えたのである。ベスト荷物会社in UKと書いてあって、口コミもまあまあだ

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日々の断片

日々の断片

日本に帰国したら読みたい本と行きたい場所と買いたいものがたまりにたまっている。amazonの欲しいものリストに追加してはぐへぐへと眺めている。

日が長くなってきた。太陽が昇っている時間は今、東京よりも長いと思う。調べていないからわからないけれども。体感。夜の9時を過ぎても明るさが残っている。したがって、冬眠から覚めた熊のように人間の動きも活発になっていて、寮の中庭で酒盛りをする人たちの酒盛り終了

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世界は私を中心に回ってない。

世界は私を中心に回ってない。

世界は私を中心に動いていない。この世は私のためにない。そんなことは知っている。理解している。けれども、思い通りにならないときの苛立ちと無力感、不確実なことしかないときの底が見えない漠然とした不安は人を絶望に落とし込む理由になると思う。

端的に言おう。成績が欲しい。人は言う。「人生、成績だけがすべてではない」と。それは頑張っている人にあなたがやっていること以上に価値があるものがあるから、あなたがや

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国籍・日本(Japan)であること

国籍・日本(Japan)であること

「もし私が日本人と結婚したら、子供は日本人になる?台湾が50年後も残っているかが分からないから、自分の子供の国籍は台湾以外にしたい。」と台湾人の子に訊かれてはっとした。50年後に自分の母国がなくなるかもしれないということを考えながら生きている同級生がいることが驚きだった。

日本の経済力は低下していくと思う。昔みたいにアメリカと張れる日はもう二度と来ないんじゃないかなと予感している。でも幸福度で考

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好きなところ

好きなところ



目が好き。臓器提供の書類で心臓も肝臓もあげるけど、目だけはバツ印を付けている。天然の二重で、茶目で、まつげがしっかりと生えている目が好き。つらいこととかあっても、自分の目を見て、きれいな目だなと思った後に、「ほら、頑張りなさいよ、私。」というと、なんとか頑張れそうで好き。

笑い声が魔女みたいなところ

単純に識別しやすくて好き。文字おこしとかを使うと「いーっひひっひっひ、うーひhhhっひh

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見えなくなった世界・見えるようになった世界

見えなくなった世界・見えるようになった世界

地理学の言葉にIntersectionality という言葉がある。個人の性別や年齢、経済力、宗教、人種によって個人が移動できる範囲は異なるという意味である。具体例を挙げるならば、街に住む女の子は学校に通えるけれども、学校がない貧困地域に住む女の子は学校に通えないみたいな話だ。街に住む女の子は学校に通えない女の子を認識しているのだろうか。

私の話をしよう。生まれは東京。育ちも東京。18年間同じ地

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移民、難民政策

移民、難民政策

春休みだというのに毎日図書館にこもっている。同化政策の話をしよう。Assimilation policy, Integration policyと言われることが多い政策で、主に難民、移民を自国内でどのように扱うかということを記した政策である。起源を調べていないからはっきりしたことは言えないけれども、最初は侵略した土地の住民を如何にして服従させるのかというお題だったのかなと思う。19世紀のヨーロッパ

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イースター休暇

イースター休暇

朝の5時にけたたましく火災報知器が鳴って、目がさえてしまっている。なんで朝の5時に大麻を吸うかな。目覚ましとともに爽やかな朝の目覚めをするはずだったのに、火災報知器と大麻の匂いで起きた。大麻の匂いが私はあんまり好きじゃないから、朝っぱらから気分はあんまりよくない。早々と寮から出て、大学の図書館に避難するに限る。

今、UCLはイースター休暇の真っ最中だ。休日で、体を、心を休めなさいと先生方は言うけ

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働くことについて

働くことについて

このノートが留学について話すノートなのか、就職活動関連について話すノートなのかが分からなくなっているけれども、将来の不安は言語化しておいた方がいい。まだ、大学の学部に進めるのかもわかっていないのに、その先のことを不安がっているのである。就職について話したら、親にそれよりも学部に行けるのかを心配したほうがいいと言われた。ごもっともなんだけれども、学部進学の可否が決定する前に就活の目算をたてておかない

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