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スキのなかのスキ記事

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#スキしてみて

世界の終わりには

世界の終わりには

長い歴史の終着点は

どんな風だろう

大きな爆発音とともに

一瞬で消えていくのか

それとも静かに厳かに

フェードアウトしていくのか

または戦争という

愚かな行為で

既に傷だらけの地球を

最後の最後まで

痛めつけるのだろうか

いつどんな形で

その時が訪れるのか

誰にもわからないけれど

世界が終わるということは

地球の歴史も生物も

消滅してしまうということだ

もう無くな

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もし自分の命があと僅かだと知った時

道端のアスファルトで懸命に咲いている
花をどんな風に思うでしょうか

好きな事ができているうちは
周りに些細な感動に気づきません

追い求めるだけでは、時に虚しさを感じる事もあります

しかし本当に大切なものは
私たちの身直な所にあるのです。

森ガール

森ガール

朝の『霧』が 僕たちを包み込む

まるで おとぎの国の幻想

きみは そこに住む森ガール

『雲』はね 地表に近い場所では

『霧』に 呼び名が変わるの

だから元々『雲』でもあるのよ と

手際良く『霧』を 袋に詰めていく

真実を知らない方が いいこともある

遠くにあるから 憧れのままで

夢を見ていられるものなのよ

手が届くと それはもう

夢じゃ無くなるわね

森ガールは いたずらっぽ

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行くあてのない恋

行くあてのない恋

アップルミントの風が

気まぐれに 夏を連れて行く

誰もいない 公園で

空のブランコに 乗った

まるで 波のように

ゆきては帰るを 繰り返し

きみは眼差しを 遠くする

そこからは 何が見える?

もう その瞳に 僕は映ってないけれど

行くあてのない 一つの恋が

黄昏色に 染まっていく

そうして やがてくる夜の闇に

静かに 消えてゆくだろう

明日から 隣にきみがいないけど

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大人になって大学へ行くことはコンプレックス解消に役立つ?

大人になって大学へ行くことはコンプレックス解消に役立つ?

こんばんは

お元気ですか?

昨日、noteで親しくさせていただいているかおるこさんに、音声配信スタエフのコラボにお誘いいただきました

でね、思うんです。ここがnoteの素敵なところだなって

noteではコメント欄を通じて何度もやりとりを交わしていくうちに、ちょっとした関係性が築けます。それは日常の友達とも違い、ゆっくりと知り合えて、互いを尊重し尊敬しあえる居心地のいい特別な繋がり

ですか

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今見ている空の色は

今見ている空の色は

なんの意味があるのだろう、自分の学んできたことに。
少なからずこれは、私の心の中にずっとあったしこりだった。何をおいても好きで、そのことに関しては疑問は一つもないが、その気持ちの隣にずっと影のようにくっついていた。 

私が27年の生涯で学び、惹かれてきた大きなものは、芸術と歴史だ。

嗜好品である芸術は、世界に社会になくても成り立ってしまうものだという気持ち。それが大学に在学しているあいだ、そし

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私は何者か、78

私は何者か、78

私にスキを下さった方の短歌に、何かをずーっと何時間も眺め続ける人を好きになれるかな。というような内容があった。素敵な短歌。

その短歌を読んで、私の望みは何時間でも何日でもずーっと何も気にせず、そう、そばにいる誰かのことさえも気に留めず、邪魔されず、ひとつのことをし続けること。人に嫌われようがし続けたい。そういうことではなかったのかと思い出した。

そのためには、多大な努力と精神力を要するけれど。

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どうせ涙を流すなら、ずっと右目からがいい。

どうせ涙を流すなら、ずっと右目からがいい。

なんかすごいオシャレというかエモいタイトルになってしまった。

「どうせ涙を流すなら、ずっと右目からがいい。」

カッコいいのか、ダサいのかは置いておいて。

そんな綺麗な文章を書くつもりはないし、書く技術もない。

今回書く記事はただの実体験から生まれた疑問を解決するためのもの。

・・・

自分って結構涙もろい。

感動系の映画やドラマは絶対泣く。何度見ても泣く。
家族ものも泣く。スポーツのド

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おばあちゃんの遺言を守れなかったこと

おばあちゃんの遺言を守れなかったこと

自由をいつだって追い求めている。

年を重ねるごとに
自分の複雑さと単純さから
逃げ出したくなる。

その場所を自由と呼ぶならば、
いつだって追い求めている。

*

中学2年生の時だった。

末期の肺がんだった祖母が
自宅療養をしていたときに
枕元に呼ばれた。

「お嫁に行くなんていっちゃためだよ」

大好きな祖母からの
遺言代わりのその言葉は
私に重くのしかかってきた。

祖母はわかっていたん

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不死鳥は存在しないということ。

不死鳥は存在しないということ。

自分のことを好きになってくれる人しか好きになれなかった。自分のことを好きになってくれた人のことは、だんだん好きじゃなくなってしまった。高すぎる理想と現実のギャップにくるしめられる。

きっと一生幸せになれないし、幸せになる資格なんてない。遊びのくせに本気で好きとか、本気で愛してるとか、そういう嘘をつける人のことを理解できない。どうせいつか別れるくせに、どうして平気でずっと一緒にいようねなんて言うの

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