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芋仁(いもじん)と申します。 沖縄出身です。 imoと呼ばれています。 おそるおそる始…

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芋仁(いもじん)と申します。 沖縄出身です。 imoと呼ばれています。 おそるおそる始めてみました。 よろしくお願い致します🌿

マガジン

  • 磨く結晶体

    わたしの中の大切なもの

  • 🌿もちよる詩集/詩の朗読

    詩が好きです。そして「声に出して読む」ということの大切さに気づく日々です。 詩の力を借りて、音読する。そうしているうちに詩が生活の一部になれば。詩の朗読会など、少しずつはじめてみます。

  • 境界線の私、国境の島

    孤島の端っこに1人いたい自分と。敢えて人との境界線に身を置く自分と。

  • 〜潜水〜

    心のつぶやき

  • 詠む芋(俳句・短歌)

    ふと降りてきたときに

記事一覧

孤島

「はっ と目が覚め 頭に浮かんだことを メモしたけど呟いてもみる。。 『人は元来わかり合えないものなのだ』 …というところから 出発すべきなのではないかと。 それぞれ…

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2か月前
18

何者でもない自分

ある時から わたしは こう思っている 「私は『何者でもない』自分を愛してる」と  * この美しい空 画家なら描かずにおれない… 舞い落ちる紅葉 詩人なら謳いあげたく…

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2か月前
9

「芋仁」という名前

私はほとんどのSNSで「芋仁」という名前を用いています。 「いもじん」と読みます。 「imagine(想像する)」をもじって 「imogine」と綴ります。 幼い頃から想像するこ…

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2か月前
10

白湯

白湯の音 白湯のにおい 白湯のぬくもり 白湯の湯気 鼻腔に世界の吐息を知らせ 喉元へおりる出会い ひとりぽっちの時計が止まる ひとりぽっちのからだに巡る 水がある …

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2か月前
9

「許し」と呼ばなくていい彩りが
「赦し」にはある

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2か月前
4

詠む芋(俳句・短歌)⑩

海の日です 辺野古は唯一 解決策 遺骨もサンゴも安全保障 🌿芋仁

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2か月前
5

詠む芋(俳句・短歌)⑨

口内炎 たったひとつで1日ブルー 戦争なんか ぜったいに嫌だ 🌿芋仁

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2か月前
7

詠む芋(俳句・短歌)⑧

ユーモアは“お笑い”と違う本当は 生きてるおかしみにじむ親切 🌿芋仁

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2か月前
6

詠む芋(俳句・短歌)⑦

やはらかく在るべき海底(ところ)本来は 呼び方違和感 軟弱地盤 🌿芋仁

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2か月前
6

詠む芋(俳句・短歌)⑥

奪われし 言葉の水面 涙する 君に寄り添う 全身全霊 🌿芋仁

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2か月前
6

詠む芋(俳句・短歌)⑤

柔らかな サンクチュアリなる茶室にて 真実という お茶を差し出す 🌿芋仁

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2か月前
6

詠む芋(俳句・短歌)④

この場所も物々しくなってゆく悲しさ詠まずにいられぬ忍び寄る理不尽 🌿芋仁

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2か月前
7

人は「飽きる」ことができる

沖縄のことって、あとからあとから。なのだ。

飽きても逃げられない。

沖縄を飽きて去ることができる人が羨ましい。

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2か月前
3

詠む芋(俳句・短歌)③

「慰霊の日」 「終戦の日」の前座かな それでさえもなき 他人事の島 🌿芋仁

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3か月前
10

「黙らせた」「口で負かした」「泣かしてやった」と誇るなら、それは立場の弱い相手ではなく、権力者や自分より強い相手の時だけだ。

都合よく弱者と強者を使い分けるのも怖い。
無自覚でも計算でも。

自分をそんな風に利用したくない。

自分を貶めたくないから
自戒をこめて、ここに記す。

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3か月前
3

『琉球譚』(Luchu譚)ショートショート〜創作へ至る道程と、心理状態を振り返る〜

立て続けに起こる島のつらいニュースに打ちひしがれています。 「慰霊の日」までは、と踏ん張っていました。が、それ以降もなかなか浮上できずにいます。 (個人的な事情に…

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3か月前
9
孤島

孤島

「はっ と目が覚め
頭に浮かんだことを
メモしたけど呟いてもみる。。
『人は元来わかり合えないものなのだ』
…というところから
出発すべきなのではないかと。
それぞれ、
体という入れ物の中に入っている。
わからない者同志が生きてる連続、
それこそ奇跡なのではないかと。
“一瞬の重なり”以上に
期待しすぎてやしないかと。。」

(※2022年4月5日(火)早朝のツイート)

私はいつも突然で唐突であ

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何者でもない自分

何者でもない自分

ある時から
わたしは こう思っている

「私は『何者でもない』自分を愛してる」と

 *

この美しい空
画家なら描かずにおれない…

舞い落ちる紅葉
詩人なら謳いあげたくなる…

寄せては返す波の音
音楽家なら再現したくなる…

歓喜、情熱
踊り手なら体が突き動かされる…

─ 全てに魂が宿っている ─

その生命力に
少しでも触れた途端

私の五感は共鳴し始め
狂おしいほどの感動が生まれ出る

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「芋仁」という名前

「芋仁」という名前

私はほとんどのSNSで「芋仁」という名前を用いています。

「いもじん」と読みます。
「imagine(想像する)」をもじって
「imogine」と綴ります。

幼い頃から想像することが好きでした。両親が共働きで、鍵っ子でお留守番の子ども時代を過ごしました。1人で絵を描いたり本を読んでいても、人形と遊んでいても、木登りしたり空を眺めていても。私の傍には空想という遊び相手が寄り添ってくれていました。

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白湯

白湯

白湯の音
白湯のにおい
白湯のぬくもり
白湯の湯気

鼻腔に世界の吐息を知らせ
喉元へおりる出会い

ひとりぽっちの時計が止まる

ひとりぽっちのからだに巡る

水がある
温める火がある

眠いと横になれる長椅子がある

温もりと安堵を手に

平和という水を飲む

🌿imo

( peace for essence )

「許し」と呼ばなくていい彩りが
「赦し」にはある

人は「飽きる」ことができる

沖縄のことって、あとからあとから。なのだ。

飽きても逃げられない。

沖縄を飽きて去ることができる人が羨ましい。

「黙らせた」「口で負かした」「泣かしてやった」と誇るなら、それは立場の弱い相手ではなく、権力者や自分より強い相手の時だけだ。

都合よく弱者と強者を使い分けるのも怖い。
無自覚でも計算でも。

自分をそんな風に利用したくない。

自分を貶めたくないから
自戒をこめて、ここに記す。

『琉球譚』(Luchu譚)ショートショート〜創作へ至る道程と、心理状態を振り返る〜

『琉球譚』(Luchu譚)ショートショート〜創作へ至る道程と、心理状態を振り返る〜

立て続けに起こる島のつらいニュースに打ちひしがれています。
「慰霊の日」までは、と踏ん張っていました。が、それ以降もなかなか浮上できずにいます。
(個人的な事情にも追い討ちをかけられ精神的に参っています…)

連日の理不尽があまりにもしんどくて…
気を紛らわせるように想い(憂い)を箇条書きにしていました。
最近読んだ『カフカ断片集』の影響もあると思います。
最初は詩のような感じだったのが、だんだん

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