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〜潜水〜

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心のつぶやき
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人は「飽きる」ことができる

沖縄のことって、あとからあとから。なのだ。

飽きても逃げられない。

沖縄を飽きて去ることができる人が羨ましい。

「黙らせた」「口で負かした」「泣かしてやった」と誇るなら、それは立場の弱い相手ではなく、権力者や自分より強い相手の時だけだ。

都合よく弱者と強者を使い分けるのも怖い。
無自覚でも計算でも。

自分をそんな風に利用したくない。

自分を貶めたくないから
自戒をこめて、ここに記す。

Luchu 譚

Luchu 譚

幼な子の手
しっかりとつなぎ合い
丘をゆっくりと歩く
長らく刈り込まれた
異国のような芝生面は
やっと息を吹き返し
足元を島の植物が歌っている
しばらく抜けなかった轟音空耳は
今はなりをひそめ
戻ってきた鳥の声だけが響く
遠くに見える海からの風が頬をなでる

かつて
あそこに整然と並ぶフェンスがあった。
(未撤去の箇所には蔓性ゴジラ植物)
村の水源の音が聞こえる。
幼な子はもうすぐ学校がはじまる。

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合掌とは
心の中で 橋を架けること…なのかな
わたしが ばらばらにならないように

「推」さないです。
私がその人やその作品を好きなだけ。
ただそれだけ。
私がそれを慈しんでいる様子が
あなたにとって不愉快でなければ
それで充分だと思うのです。

(「推し」という言い回しがずっとしっくりこないのです)

わたしの涙のささやきが
時を同じくして
海の向こうでも起こった
見えない涙の共振と気づく

ちいさな蝶のはばたき

どうか気づいてほしい
あのひとにも
あなたにも
まだ見ぬひとにも

透明な蝶々の
涙の振動が

やさしく そっと
とどいてほしい

いつものこと

いつものこと

勇気をだして
いざ声をあげると

居場所がなくなる

透明になる

繋がりは引き潮になり

人は通り過ぎていく

取り残されていく

どんどん

どんどん

それでも
炭鉱のカナリアとして
死に続ける

涙を友として

🌿imo

2024 辺野古 Jan.

2024 辺野古 Jan.

今朝は悪寒がした
気圧と寒さのせいと言い聞かせ
起き上がれない身体を説得した
何も食べられなかった
気象のせいにしてしまいたい
でも海からの叫びが聞こえる
心の痛みは
もはや身体的な痛み
凌辱される島は
私のからだ

🌿imo

2024.1.9(火)夜

私はコロナ禍で独り過ごしている日々、海の向こうの方々と繋がれて、本当に心(命)を救われる思いだった。互いの知らなかった事をシェアし合い、様々な仕事、ジェンダー、闘病、クリスチャンの方、ブディストの方、ムスリムの方も、ほか多様な立場の方々が本当に優しかった。だから戦争は絶対に嫌だ。