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〜ひとり〜『藍色の福音』
導かれるように若松英輔さんの本を読む。
昨年 秋から少しずつ手にとり読んでいた
『藍色の福音』。
若松さんの文章を読む時は急ぎたくない。
そうしようと心がけているのではなく、自然とそうなっている。
若松さんの綴る本は決して難解でなく、むしろ私のような者にとって、とても読みやすい文章だ。だからこそ、一行一行を、そしてその行間を、大切にしたい。
いつの間にか、読むペースは一章ずつ。
詩も一編ずつ。
どうしたって閉じ込められている。だからこそ心は自由でいたい。ただそれだけなのに。
憎む親を追い抜いたと気づいた時、もしかしたらあなたが親になったのかもしれない。試練という名の導き手になったのかもしれない。
https://note.com/imogine_note/n/n1b1a2dd30731
↑先日つぷやいたことは日頃考えていることなのだけれど、自分のやってきたsmileへの姿勢はこの本の言わんとしている《ケアの倫理》だったのだな…と涙してしまった…(小川公代さん『世界文学をケアで読み解く』。特に「あとがきにかえて」の所)