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ごはん以外のこと

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自己肯定感、人並み? 身の丈ちょっと下、くらい。

自己肯定感、人並み? 身の丈ちょっと下、くらい。

炊き込みご飯が食べたくなって、鶏肉とごぼうを買った。
筑前煮は先々週に作ったから、となると主菜は唐揚げかなあ。
副菜は、王道できんぴらごぼうでいこう。
夏の終わりのオクラを添えて。

と一通り作って並べてみたら、お手本のような一汁三菜になった。
なんか絵になる、これは写真を撮りたい、と、久々に自分のごはんを撮影。

久々だ。そうか、そういえば、私、ごはんの写真を撮らなくなったな。

写真に収めて「

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最近気づいた苦手なこと

最近気づいた苦手なこと

前書き

最近の生活の中で思ったことをつらつら書いただけなのだけれど、なんだか胡散臭い自己啓発記事みたいになってしまった。
胡散臭い自己啓発記事に書いてあることは決して嘘ではないのだけれど、結局記事を読むだけじゃ絶対にそこには到達できなくて、自分でいろんな経験をしないといけないんですよね。そしてそうやって到達した経験を人に伝えようとすると、結局胡散臭く、かつ説教臭くなるという。難しい。

本題

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おしゃれ初心者がおしゃれを頑張ることにした話

おしゃれ初心者がおしゃれを頑張ることにした話

子供の頃は、思っていた。
私もきっと、大人になったら、綺麗にお化粧をしたりおしゃれな服を着たりするんだろうなって。

人生四半世紀をすぎる頃、ようやく知った。どうやらぼーっと生きているだけで、自然とおしゃれになるわけではないらしい。

そんなわけで、ここまでおしゃれに関心がなかったアラサー社会人が、少しは状況を改善しようともがき始めた話をしたいと思います。

今まで

学生時代はほぼすっぴんで過ご

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アラサー社会人、車の免許を取る②(第2段階)

アラサー社会人、車の免許を取る②(第2段階)

第1段階はこちら。

さて、無事仮免許を取得し、路上教習が始まる、わけなのだが。
初めての路上を前に、私は運転への恐怖を募らせていた。

というのも、第1段階では基本的なルールの説明が主だった学科教習が、第2段階に入ると、ほぼ「事故、マジで怖いよ、気をつけて」というテーマになる。
仮免取得後、スケジュールの関係で路上教習前に学科教習をゴリゴリ進めていた私は、受講時間が増えるとともに、「人間、これだ

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愛をこめて花束を

愛をこめて花束を

先日、友人にお花をもらった。

誕生日でも、何かのお祝いでもなくて、なんでもない日のお花。
私が落ち込んでいるのを知って、「元気出して。お花ってなかなかもらうことないから気分明るくなるかなと思って」と、小ぶりのかわいらしい花束を、わざわざ買ってきてくれた。

その気持ちがものすごく嬉しくて、いただいてからもう1週間が経つけれど、瓶に活けて、いつでも見られる場所に飾っている。

***

もともと、

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アラサー社会人、車の免許を取る(①第1段階)

アラサー社会人、車の免許を取る(①第1段階)

28歳を目前にして、
自動車免許を取ろう、と思った。

仕事でもプライベートでもさして車の必要性を感じずに生きてきた。
首都圏に住んでいて、実家にも車がない。
正直、30万円の身分証が手に入るだけじゃん、と思っていたから、学生時代も自動車学校に通おうなんて一度も思わなかった。

それが、なんで突然一念発起したのか、というのはこちらの記事に書いたことが大きいのだけれど。

加えて、これからの自分の長

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人生を泳ぐのが苦手です

人生を泳ぐのが苦手です

小学生のころ、水泳の授業が何よりも嫌いだった。

なにせ金槌なのである。
すいすいと25メートルを苦もなく泳ぎ切る同級生を尻目に、私にできることといえば、せいぜいプールの縁に捕まってバタ足の練習をするか、ビート板に捕まって浮いた気になるくらい。楽しくもなんともない。

とにかく、息継ぎができない。
水の中に顔突っ込んでおいて、手足動かしながら水を吸わずに空気だけ吸うなんて不可能では? なんでみんな

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2022/04/01 夜ごはん(外食)

2022/04/01 夜ごはん(外食)

お蕎麦屋さんの天せいろ。
一年間のお疲れ様と、これからまた一年間気合い入れていかなきゃ、の、ひとりごはんです。

天せいろはちょっとした贅沢気分。
前に来たときにはもう少し安い野菜天せいろにしたのだけど、節目の今日は思い切って。
大海老2本の天せいろにしちゃおう。

***

さて、新年度の目標。
いくつかあるのだけど、ひとつは

「メリハリをつけた生活」

仕事とプライベート、
贅沢や不摂生をす

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朝ドラとあんこと祖母の話

朝ドラとあんこと祖母の話

朝ドラの影響をまんまと受けて、初めて小豆からあんこをつくった。
買った方が安上がりで美味しい。わかっていても、買えば当たり前のように食べられるものを一から作るのは、いつだってワクワクする。

二時間ほど鍋を火にかけて出来上がり。あんこの匂いがふわりと漂う部屋で、おやつにぜんざいを食べていたら、スマホが鳴った。

差出人は母。
今日はおばあちゃんの命日だね、と書かれていた。

ああそうか、祖母が亡く

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2022/02/23 夜ごはん(自炊)

2022/02/23 夜ごはん(自炊)

・鶏手羽と大根のコクうま煮
・タコのトマト煮

セロリとタコと手羽元が安かったので、それぞれタコのトマト煮と手羽元と大根のコクうま煮にしました。

タコのトマト煮、タコそのものというよりタコの出汁がしっかり出たトマトソースが絶品で、たまに作りたくなる。
少し残した分は明日の朝パンに乗せて食べる予定。楽しみだ。

***

さて、最近どうにも疲れ気味。
ひとり暮らし。自分のためだけに、毎日毎日ごはん

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小心者のバレンタイン

小心者のバレンタイン

タイトルを見て、儚い恋物語を期待したそこのあなた。
甘いね。私の小心者具合を舐めるなよ。

この話は、好きな人にチョコを渡す勇気が出なかった乙女の話ではなく、
義理チョコ、それもバラマキ義理チョコすらばら撒くのに勇気を必要とするレベルの超小心者OLの話です。

さて、私が新卒で仕事を始めた当初は、職場にもバレンタインの文化がかすかに生き残っていた。
同じ部署の女性陣でお金を出し合ってちょっとしたチ

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『黄金の定食』

『黄金の定食』

阿川佐和子氏のエッセイの中には度々お父様の阿川弘之氏が登場する。

そのなかで一番印象に残っているエピソードが、『アガワ家の危ない食卓』の中の一節で、晩年の弘之氏が
「死ぬまであと何回飯が食えるかと思うと、一回たりともまずいものは食いたくない」
と口癖のように言っていた、というものだ。

まだ四半世紀かそこらしか生きていない若輩者がこんなことを言ったら鼻で笑われそうなのは百も承知だが、
この一文を

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2021年を振り返って

2021年を振り返って

2021年は、幸せな年でした。
もちろん、苦しかったことや悩んだこともあるけど、でも振り返ったときに幸せな一年だと思える年でした。ここ数年で一番安定していて、少しだけ自分の生き方を肯定できた年でした。

幸せってなんですかね。どうすれば幸せになれますかね。

いろんな形があるけど、
「自分で自分の面倒をちゃんと見られること。その上で、同じように自分の足で立っている人と関わっていくこと」
だなあと、

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2021/10/14 スマホとわたし

2021/10/14 スマホとわたし

このところ、いろいろ気力がわかず、ぼーっとしてしまう。
精神的な調子がいまいちよくないんだろうなと思う、元気がないというか。
常に漠然と「気持ちがパーッとすることないかな」「なんかたのしいことないかな」みたいな気持ちで、
そのくせ外に出かけるでも家のことをするでもなく。
そんなとき、つい、スマホを手に取ってしまう。

YouTube、Twitter、Instagram、SmartNews。
目につ

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