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2022年1月の記事一覧

写真だって校閲します

写真だって校閲します

新年掲載の特集に向けての年末進行を乗り越えて多少気抜けしている入社12年目の河合です。

以前、レイアウト担当の整理部がつけた見出しをどう校閲しているかについてお話ししました。

今回は写真の校閲について書きたいと思います。

「え、写真をチェックする手段なんてあるの? 来たもの載せるだけでしょ?」と思うかもしれませんが、これがなかなか神経を使います。

写真とエトキ紙・ウェブ問わず、新聞記事の写

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NFTアートの販売やめるってよ

NFTアートの販売やめるってよ

(※この記事はHIDEでも掲載した内容です)
タイトルそのままです。NFTアートの販売から手を引くことしました。
ボクセルアートの方はまだ考え中ですが、絵は完全撤退します。
なぜやめることになったかは感覚的な問題で、NFTの構造云々はあんまり関係ないかと思います。

NFT”アート”って言ってるけどアートに着目してるのか

企画や戦略の話ばかりで作品の話をあまり見かけない

ブロックチェーンの話と

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鉄道ミニジオラマ「3」

鉄道ミニジオラマ「3」

こんにちは。今回も簡単なローカルジオラマを作っていきます!

・ジオラマテーマ以上の4つテーマにして作っていきます!

・準備・下地100均のクリアケースにスチレンボード 3mm厚とレールを接着します。

下地にスチレンボードを使うので、発泡スチロール用の接着剤を使用します。ゴム系接着剤だと発泡スチロールが溶けてしまいます。

この後バラストを茶色で塗装をするのでケースの周りや線路の接続部分をマス

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一般書のメンバーで「文庫の交換」してみました 2021

一般書のメンバーで「文庫の交換」してみました 2021

こんにちは。
ポプラ社一般書通信の管理人こと、文芸編集部の森です。

僕が所属する一般書のメンバー(ポプラ社で大人向けの本を出しているグループ)では、年末になると「文庫交換会」を行っています。

ルールは簡単。

こんなことを毎年やっています。

「本を選ぶ」というのはその人の性格や趣味が透けて見えてくるところがあって、そのチョイスに「あの人らしいな~」と感じたり、意外な一面が見えたりして、知らな

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紙と活版印刷の相性がわかるすごい見本帳の話

紙と活版印刷の相性がわかるすごい見本帳の話

相性ってありますよね。人や道具、なんと場所にもあるとか。

人と紙に相性はない(はず)ですが、紙と印刷には相性があります。
オフセット印刷に適した紙、レーザープリンターに適した紙、そもそも印刷には適さない紙…。

そして紙は人以上に相性が重要です。
相性を知らずに印刷すると、「あれ?思ったのと違う…」なんてことも。
自分で試せればいいけれど、全部テストしていたらお金も時間も足りないですよね…。

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【試し読み】『誰よりも、うまく書く』
 半世紀にわたり作家たちを支えつづける、
不朽の名著

【試し読み】『誰よりも、うまく書く』  半世紀にわたり作家たちを支えつづける、 不朽の名著

 アメリカの伝説的な作家・ジャーナリストであるウィリアム・ジンサーが、初めて創作をする人に向けて書いた『誰よりも、うまく書く』(On Writing Well)という名著があります。この本は1976年の刊行から半世紀にわたり、国語教師から生徒へ、ベテラン作家・記者・編集者から駆け出しのルーキーへと読みつがれ、いまでは売り上げが累計150万部におよぶと言います。

 ジンサー以降も膨大な数のノンフ

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アートを通して人が輝き、つながる美術館をご存知ですか?

アートを通して人が輝き、つながる美術館をご存知ですか?

表現することは好きですか?

例えば、絵を描くことはどうでしょう。

ずっと絵を描くことが好きな人もいれば、以前よく描いていたけれど今は描かなくなった人もいるのではないでしょうか。

そして、描かなくなった人の中には「正しく描かないといけない」という考えがあって、素直に絵が描けない人もいると思います。

こんなことを書いている私も、図工の授業で絵の評価が良くなかったことがきっかけで、絵という表現へ

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フィルムカメラで365日撮り続けて気づいたこと

フィルムカメラで365日撮り続けて気づいたこと

2021年は写真と向き合いたくて1日1枚フィルムで写真を撮ると決めていた。
来る日も来る日もシャッターを切る毎日、最初こそは迷いだらけで肩にも力がはいっていた。なぜなら”良いものを撮ろう”と考えていたからだ。具体的にはSNSでの反応だ。毎日写真を撮るとなると当然ながら仕事の日も写真を撮っている。日中は仕事であるため撮れるのはそれ以外の時間になる。さらに天候の問題もある。毎日撮る場合は天候の影響を大

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