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Vol195 観光から移住地を見つける!満足度の高い観光地とは?【テーマ別①~④】

観光で訪れたことがきっかけで、その街に移住をする人もいます。
そこで、観光情報サイト大手の「じゃらん」が発表する、満足度の高い観光地をご紹介します。
今回はテーマ別に4種類のランキングをご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2024」とは

 


2024年7月、『じゃらんリサーチセンター』が、全国 1万 5520 人の宿泊旅行者を対象に
「じゃらん観光国内宿泊旅行調査 2024 」を実施した、「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2024」が発表されました。
この調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行実態(出張・帰省・修学旅行などを除く)を調べるもので、今年で20 回目となります。
 

2⃣ 「満足の高い観光地」ランキング【テーマ別①~④】


アクセスの良さや知名度から有名都市や観光地を訪れる人は多いですが、テーマ別で満足度の軸で見るとその顔ぶれも多彩になります。
 

① 地元ならではのおいしい食べ物があった


1位の石川県は、「のどぐろ」や「かに」「寿司」などの海鮮だけでなく、「金沢おでん」「治部煮」などの郷土料理や「能登牛」「加賀牛」など多様な顔ぶれが評価となりました。
2位の福岡県は「もつ鍋」、「ラーメン」を挙げる人が多くいました。その他にも、「水炊き」「ごぼ天うどん」などメニュー名が多く挙げられています。
3位の鹿児島県は「とんかつ」や「しゃぶしゃぶ」などの黒豚料理のほか、「鶏飯」などの郷土料理や「しろくま」のかき氷も挙げられています。
 

②   魅力のある特産品や土産物があった
 

1位の石川県は「金箔製品」などの工芸品が人気です。
その他にも「日本酒」「海産物」「加賀棒茶」などが挙げられています。
2位の沖縄県は「ちんすこう」「紅芋タルト」「サーターアンダギー」などの菓子類に加えて、「シーサー」や「琉球ガラス」などの工芸品も多く挙げられています。
3位の北海道は有名菓子類やスイーツ、「かに」「昆布」などの海産物、「メロン」「じゃがいも」など食品類が圧倒的に強いようです。
 

③   魅力的な宿泊施設があった


1位の大分県は、由布院温泉や別府温泉郷に有名温泉旅館やホテル名が多数あります。
2位の沖縄県は個別のリゾートホテル名が多く挙えられています。
3位の鹿児島県も、指宿温泉や霧島温泉に有名宿泊施設の名前が挙げられました。
 

④ 地元の人のホスピタリティ(おもてなし)を感じた
 


1位の沖縄県は、宿泊施設などの従業員の対応、マリンアクティビティや体験施設でのサービス、お祭り、タクシーの運転手や居酒屋の店員の対応の良さ、また、道行く人が親切といった声が多く挙げられていました。
2位の宮崎県、3位の岩手県も同様に宿や居酒屋の対応を挙げる人が多く、また方言が心地よいという声も聞かれました。
地元の人の優しさや飾らない雰囲気が印象に残ることが多いようです。
 


 

3⃣ 観光から移住のリスク


観光をきっかけに、その土地に移住をする人は少なくありません。
地元ならではの美味しい食べ物。魅力ある観光スポット。
温かい地元の人とのふれあい。

但し、観光ではその土地の良い所しか目に入りません。
観光客だからのおもてなしもあります。

その一方では、観光地なのに人口が減少しているところが大半です。
観光地ならではの喧騒感に住みづらさを感じる人も多いということです。

観光をしてその町を気に入ることは決して悪くはありません。
その時は、移住の前に必ず「暮らし体験」をすることをおススメします。
二地域居住ではなく、そこに定住をするのであれば、必ず「暮らし体験」を試してください。

とくに、昼と夜の町の様子の違いを知ると良いでしょう。
食料や日用品の物価などについて確認をしてみてください。
観光地にはお土産品は溢れていますが、地場産の食材や日用品が不足していることもあります。
 

5⃣ TOPの画像


最後に私のおススメの移住地をご紹介します。
移住地選びの参考にしてくださいね。

岡山県都窪郡早島町
 
早島町は岡山県で最小の市町村ですが、県庁所在地の岡山市と県下第2位の都市倉敷市に囲まれていることから、双方のベッドタウンとなっており、都市圏に属してる町です。
また、町を国道2号が東西に横断し、瀬戸中央自動車道が南北に縦断するなど、交通の利便性もとても良い町です。
このことから、全国の多くの自治体が人口減少に悩む中、早島町は人口の横ばいが続いています。
その早島町のキャッチコピーが、「高福祉社会のオアシス都市」です。
無料のコミュニティバスが2路線4系統運行。また、健康センター「ゆるびの会」では、高齢者用のサブトレーニングルームを設置されています。
田舎移住では老後を心配する人が少なくありません。
こうした高齢者に温かい町なら安心ですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。