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何度も読みたいnoteたち

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2018年1月の記事一覧

エネルギーがない人が新しいことをはじめる時のコツみたいなやつ

昨日書いたブログが思ったよりもよく読まれました。ありがとうございます。

簡単にいうと「今がこれからの人生で一番若いんだから、今から何か行動するとよくなる可能性ってまだまだあるよ」的な感じです。

で、いろいろな反応を見させていただいたんですが、出てきた話として、「人生詰んだと思っちゃう人は、新しいことをするエネルギーが足りていないため、何も始められないのでは?」という指摘です。

これはその通り

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デザイナーがデザインの価値を信じないでどうする

デザイナーがデザインの価値を信じないでどうする

デザイナーは、自分がデザインしたものの価値をどう測っているのか。
CT、CV、ダウンロード数、売り上げ…KPIにはそのような数字の達成目標が掲げられる。その指標によって成果が測られる。
人々は効果試算を行い、達成できるか試行錯誤し、一喜一憂する。

しかし、果たして本来の価値が含まれている"モノサシ"なのだろうか。

数値に縛られ、身動きが取れなくなる「細かなUI改善をしたいが、KPIにつなが

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相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

一緒に働く相手を選ぶときに必ずと言っていいほど聞かれる志望動機。

「何がやりたくて応募したのですか?」
「なぜそれをやりたいのですか?」

こうした質問は、相手の動機がどこにあるかを探るものです。

しかし、世の中には内発的動機で動くことができる夢組だけではなく、すでにある1を10にするのが得意な叶え組の人たちがいます。
参考:「世界は『夢組』と『叶え組』でできている」

彼らの「やりたいこと」

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「才能」の定義

「才能」の定義

先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。

最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」

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人間、人間くさくあれ。

人間、人間くさくあれ。

「言われて嬉しいことば」というものは、誰にでもある。

それは、ある人にとっては「センスがいい」ということばかもしれないし、またある人にとっては「可愛い」ということばかもしれない。「賢い」や「一緒にいると落ち着く」かもしれないし、「きみ、変わってるね」というちょっと変わったことばかもしれない。とにもかくにも、言われて嬉しい一言というのは、どんな人にだって存在するんじゃないかな、と、思っている。

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「フカンショウ」にはなりたくない、という話。

「フカンショウ」にはなりたくない、と、いつも思いながら生きている。

自分の心の琴線が動かない、動かせないような「不感症」もいやだし、なにごとも自分ごと化できず、客観的に、冷静に見すぎてしまう「俯瞰症」もいやだし、興味があるもの、人、そして自分の気持ちに対して「不干渉」になってしまうこともいやだ。

不感症、俯瞰症、不干渉。

これら3つの「フカンショウ」でいないということは、なんとなく、自分の生

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「知性ある消費」を増やすために

「知性ある消費」を増やすために

自己紹介の時に「小売が専門です」というと、いつも「やっぱり売るのが好きなんですか?」と聞かれるので、毎回答えに困っています。

というのも、私は「売る」ということ自体にはこだわりがないから。

より厳密にいうと、人に所有してもらうことへの限界を、もう5年以上も前から感じてきたので、その人のライフスタイルや感覚にあった商品との「接し方」がデザインできたらいいなと思っています。

昨日トークイベントで

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「つかれた」も「不機嫌」も、すべて言葉で説明する

「つかれた」も「不機嫌」も、すべて言葉で説明する

あちこちで仕事をしていると、「忙しいでしょう」「大変でしょう」とよく言われる。

大抵は真実がどうであれ「そんなことないですよ~!」と明るく答えるのだけど、まぁ時にはしんどいときもある。

特に親しい友人や自然体で付き合っている人たちの前では包み隠さず疲れているので、もはや「疲れてるねぇ」と質問系ではなく確定系で言われることも多い。

さらに私は疲れると口数が少なくなってわがままを言うタイプなので

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思想が明確なブランドは何が良いのか? ~ブランド戦略のレイヤーの違い~

思想が明確なブランドは何が良いのか? ~ブランド戦略のレイヤーの違い~

「思想~ビジョンや、提供する価値が明確なブランドは何が良いか?」

単にコアファンができたら、指名買いで価格競争から逃れやすくなるだけではありません。思想が明確なブランドの効用は、社内外をまたいだバリューチェーンにおける取引と関係維持のコストが著しく下がることにあります。

強烈なブランドは、その価値に惹かれた従業員が集まり、その価値に惹かれた顧客が集まる、ある種のインナーサークルのコミュニティの

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観察とは何か?デザインにどう活きるのか?

観察とは何か?デザインにどう活きるのか?

こんにちは。THE GUILDのこばかなです。デザイナーとかをやっています。

10秒でわかるこの記事の内容先日こんなツイートをしたのですが、今回はこの話について詳しく書きました。

デッサンとは何か?たまにデザイナーの間で「美大に行く必要があるのか」「デッサンを学ぶ必要があるのか」という議論がされますが、個人的には「WEBやUI、UXデザイナーにとっては必要ない」と考えています。(グラフィックデ

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デザイナーは代表の良き参謀であれ

デザイナーは代表の良き参謀であれ

野球でキャッチャーのことを「女房」と表現します。投手の能力を引き出すのは、リードするキャッチャーの腕にかかっていることを比喩したものです。投手の能力とコンディションを把握し、打者の特性を理解し、試合状況を読み、試合の流れを作っていく、チームの参謀役です。スタートアップにおける代表とデザイナーの関係も、これに近いものだと思っています。投手→代表 / 打者→ユーザー / 試合状況→市場 / 試合→事業

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ロジックは、個人の感性を一般化するために必要なもの

昨年から小林秀雄にハマっている私ですが、年末年始に「人間の建設」を読み、小林秀雄の対談相手である岡潔にも興味を持ち始めました。

岡潔は日本最高の数学者と呼ばれた人なので、学生時代あまり数学が得意ではなかった私はなんとなく近寄りがたく、それが理由で「人間の建設」も読めずにいたのでした。

しかし、小林秀雄との対談を読んでみると、非常に哲学的で情緒や感性を重視していることがわかり、これまでもっていた

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夢は「最速」で叶えるのではなく、「最高」を叶える。

夢は「最速」で叶えるのではなく、「最高」を叶える。

いつか叶えたい「夢」は、それが強い想いであればあるほど、早くそこに到達したくなるものです。

夢を最速で叶える方法。
それを見つけるために、私たちは日々試行錯誤していると言っても過言ではありません。

しかし、本当に夢を叶えてしまったとき、そこではじめて夢には続きがあることに気づくのです。

王子様との結婚も、会社を大きくして上場させることも、すべての夢には続きがあります。

むしろ実際は、夢を叶

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