Tajima Kaho

戦略とデザインを繋げるデザイナー / デザインストラテジスト / プロダクトデザイン …

Tajima Kaho

戦略とデザインを繋げるデザイナー / デザインストラテジスト / プロダクトデザイン / 人と組織の探究メディアをやったり、デザイン教育やったりしています 📻Podcast:https://open.spotify.com/show/5X1GZ5a4qD485cyTtlU6Es

マガジン

  • とあるエッセイ

    どろんこになりながら日々を生きる著者のまとまらない言葉を綴るマガジンです

最近の記事

30代になったときに襲ってきた「女性として働き続けること」に対する途方もない不安と、見えないムードの圧力【とあるエッセイ #03】

私は次の誕生日で34歳になる。 20代から30代に差し掛かり、30歳を越える頃には、これからの自分の人生に対する不安でいっぱいだった。 仕事、結婚、出産、育児…30歳になる頃には、今まで仲良くしていた友人や、切磋琢磨していた同僚たちが、それぞれ異なる人生の選択をしていく。 否が応でも「ライフステージ」という、ある種の呪いのような言葉が自分にのしかかってくる。 私はデザイナーという手に職があり、一般的な職能と比べたら選択肢も多く、幸運な部類に入るだろう。 この幸運に恵まれ

    • 「自分のせい」だと感じてしまう人ほど、原因追及ではなく、問題のカタチで捉えてみよう【とあるエッセイ #02】

      「〇〇のプロジェクトが、そちらのチームの影響でうまくいっていない」 「✕✕の問題が起きているのはなぜか?」 「△△について納得していない点があるので、意見をしたい」 マネジメントやプロジェクトのリーダー、プロダクトマネジメントなど、責任を持って推進する立場になると、このような相談を持ちかけられることは少なくない。 また、時には相手から強いマイナス感情を伴った接し方をされることもあるだろう。 もちろん、その場で解決できることもあるが、難しいものもある。難しいことが増えていく

      • 表に出す感情をコントロールし続ける「感情労働」で、無意識に疲弊していく 【とあるエッセイ #01】

        「感情労働」という言葉はどこまで当たり前になっているのだろうか? リモートワークも広がる昨今、様々な仕事スタイルがあるなかで、肉体的な負担に対する選択肢も同時に広がってきており、自分のスタイルに合わせてコントロールしやすくなってきた。 一方で、精神的な面は意外とコントロールしづらく、特にリモートワークのスタイルだと、相手とのオンラインコミュニケーションの適応難易度は上がっていて、意外とメンタルをやられてしまう人も少なくないのではないか。 実際に、わたしもコロナ化から、かれ

        • デザイナー向け デザインと組織を、理論とともに学べる動画 21選 【CULTIBASE無料化記念】

          この度、わたしが担当する CULTIBASE が 完全無料化し、誰でも登録すればすべてのコンテンツを利用することが可能になりました🎉 ※今までは、月額2980円かかっていました 動画、記事、ラジオ等、900以上の学習コンテンツを載せていますが、すべてオリジナルで制作しており、MIMIGURIの理論と実践がたっぷり詰まったコンテンツたちです。 どれも捨てがたい…と思いつつ、こんだけあるとどれを見るか悩ましい。という声も聞くので、改めてデザイナー・デザインマネージャー向けにデ

        30代になったときに襲ってきた「女性として働き続けること」に対する途方もない不安と、見えないムードの圧力【とあるエッセイ #03】

        • 「自分のせい」だと感じてしまう人ほど、原因追及ではなく、問題のカタチで捉えてみよう【とあるエッセイ #02】

        • 表に出す感情をコントロールし続ける「感情労働」で、無意識に疲弊していく 【とあるエッセイ #01】

        • デザイナー向け デザインと組織を、理論とともに学べる動画 21選 【CULTIBASE無料化記念】

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        • とあるエッセイ
          3本

        記事

          対話型鑑賞から見えてきた新しいデザインレビューのカタチ

          先日、私が担当するCULTIBASE の会員の方々向けにイベントを行いました。 コロナになる前は、対面で学びを深める機会も多くありましたが、コロナ以降はオンラインへ移行し、対面での交流機会は減ってしまったなかで、改めて「オフラインでの熱量のある場づくりをしよう」という企画が立ち上がり、イベント実施することになりました。 ワークショップにこだわりのある弊社のメンバーたちで、「感謝の気持ちを伝えながら参加者の皆さんからも熱量が生まれるにはどうしたらいいか」と何日も、何時間も、

          対話型鑑賞から見えてきた新しいデザインレビューのカタチ

          「はじめまして」で始まるチームづくりの落とし穴と、潜むパラドックス

          そろそろ、冬も終わり春がやってくる。4月は異動や組織再編が多い季節だ。 「はじめまして!これから、よろしくお願いします!」 やる気に満ち、新しいチームでやっていこう。 期待に胸が膨らみ、一緒に仕事をする同僚と挨拶をする。 組織図でチームのメンバーや役割を確認し、ひと通りの挨拶、そして懇親会を済ませ、さあ一緒にコトを為すために議論をするぞ…! そうなったときにこんなことはないだろうか? 「あれ、なんで今この議論をしてるんだろう?なんだか話しにくい・・・」 期待をしてい

          「はじめまして」で始まるチームづくりの落とし穴と、潜むパラドックス

          「便利さ」ではなく、「豊かさ」を生み出すデザインをしたい

          この記事は🎄MIMIGURI Advent Calendar 2023の19日目の記事🎄です。 前回は田幡さんのWHYからは始まらない!? WHEREから始める探究論でした。 noteの執筆頻度が実質年に1本になっているとのことですが、そのエネルギーが存分に込められた壮大な内容で、このまま本にできるのではないかと思うくらい濃密な内容でした。ぜひ読んでみてくださいね! 他の記事はこちらのマガジンからも辿れます! さて、今年のAdvent Calendarのテーマ表はこちら

          「便利さ」ではなく、「豊かさ」を生み出すデザインをしたい

          目に見えないもののデザインー私たちは何をデザインしているのか?

          ※Spectrum Tokyo Festival 2023 に登壇した際にお話した内容の文字起こしです。 わたしのデザイン変遷学生時代 なんでこのテーマで話そうと思ったか。自分のデザインの変遷が関わっているので、主題に入る前にどういうデザインをしてきたかの変遷を紹介したいと思います。 学生時代は首都大学東京(現・東京都立大学)のインダストリアルアート学科に所属し、デザイン工学系の分野にてビジュアルコミュニケーションを選考していました。 大学院では「日本語学習者を対象とし

          目に見えないもののデザインー私たちは何をデザインしているのか?

          学習体験をデザインする

          ※Spectrum Tokyo Jam #01 に登壇した際にお話した内容の文字起こしです。 私は株式会社MIMIGURIで働いています。主にCULTIBASE事業という学習プラットフォームのデジタルプロダクトデザイナーとして活動しています。また、一般社団法人デザインシップにも所属しており、教育事業であるDesignship Doというデザインスクールの立ち上げにも関わっています。 私が関わっているプロダクトや事業についてご紹介します。 CULTIBASEは、MIMIG

          学習体験をデザインする

          2022→2023 ふりかえりと抱負

          あけましておめでとうございます!毎年、ふりかえりと抱負をnoteに書いているので今年も例年のごとく書いていきたいと思います。 昨年のふりかえりはこちら↓ 戦略からUIへ繋げていくUXリサーチデジタルプロダクトデザインをしていく上で「事業戦略からどうやってUIデザインへ落とし込んでいくか」というテーマをここ数年ずっと探求してきました。 新卒当時から事業に所属するデザイナーで、否が応でも数字を追いかけねばならぬ環境だっため、ビジネス感覚には自信がありましたが、数字的なアプロ

          2022→2023 ふりかえりと抱負

          デザインをテーマにしたアドベントカレンダー2022まとめ

          2022年も残り1ヶ月!年末といえば恒例のアドベントカレンダーですね! 様々なテーマで書かれるアドベントカレンダーの中で、デザインのテーマのものをまとめてみました。 Goodpatch Design 株式会社グッドパッチの「デザイン」をテーマにしたアドベントカレンダー デザインツールやUI/UX、はたまた事業の知見など、デザインに関して幅広いテーマが取り上げられています Money Forward Design 株式会社マネーフォワードのデザイナーによるアドベントカレ

          デザインをテーマにしたアドベントカレンダー2022まとめ

          Xデザイン学校 マスターコース: #01 ブートキャンプ

          ※この記事はリフレクションを目的に書かれています 2022年度のXデザイン学校 マスターコースに参加できることになり、ほぼ自分の書留め用ですが、リフレクションとして残していこうと思います。 学んだテーマ全体像 UX→サービス→ビジョン/パーパース 人間中心設計、ユーザビリティ、UXデザイン 3つのエクスペリエンス(UX/CX, EX, SX) デザイン思考とアート思考 サービスデザインとビジネスデザイン ビジョン、パーパス、デザイン経営 ワークショップ:強みド

          Xデザイン学校 マスターコース: #01 ブートキャンプ

          2021年→2022年 ふりかえりと抱負

          あけましておめでとうございます! 年明けにふりかえるタイプの人間なので昨年の個人的なふりかえりと抱負を書き記そうと思います。 ↓ちなみに昨年のふりかえりはこちら Designship Doの立ち上げデザインスクールを事業としての立ち上げ。興味と半ば勢いで首を突っ込み始めたが、あれよあれよという間に肩までしっかり浸かっていました。 ほぼカリキュラムがないところから様々な方とディスカッションを重ね、講師のお声がけをしていきました もともと、学ぶことやインプットは好きなので、

          2021年→2022年 ふりかえりと抱負

          2021年 個人的に印象に残った美術展示

          休日はもっぱら美術館へ足を運んでおり、2021年もコンスタントに美術展を見に行きました。クラシカルなものから現代アート的なものまで、けっこう雑多に見るタイプで、様々なところに観に行ったので記録がてらに、印象にのこった展示を残しておこうかと思います。 SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるかgggにて前期・後期で入れ替わって開催。しっかりと前期後期どちらも行きました。 2020年後半から都立現代美術館でも石岡瑛子展が開催

          2021年 個人的に印象に残った美術展示

          Designship2021 登壇者が執筆した書籍まとめ

          今年も無事に閉幕したDesignship2021! 熱いセッションばかりでまだまだ余韻に浸りたい人向けに登壇していたキーノートスピーカーが執筆した書籍をまとめました。 あのひとの考え方をもっと知りたい、あの話題についてもっと深堀りして理解したい。そんなふうに思っている方向けです。 ほぼ自分用ですが、もしかしたら興味ある方もいるかと思いnoteとして公開します。 ※以下、敬称は略してご紹介していきます。 深澤直人「デザインの輪郭」 様々なデザイン論を展開している深澤氏が、初

          Designship2021 登壇者が執筆した書籍まとめ

          【FLEXISPOT EG8レビュー】 在宅勤務のリモートワーカーが昇降デスクと出会った

          コロナ下でのリモートワークも1年以上続き、毎日自宅でお仕事というのも慣れてきた今日この頃。 コロナ前は「出勤せずに起きてリモートで働ける」というのは理想郷のように思えていたが、いざそうなってみると様々な問題が浮き彫りになりました。 そのひとつが自宅作業がずっと続くことによる閉塞感と運動不足。 集中が続かない時間もあるが、オフィスにいれば同僚と雑談したりちょっとお茶を買いに行ったりということができたが、自宅だとそのような気分の切り替えもなかなか難しい。 そういう状況もあり周

          【FLEXISPOT EG8レビュー】 在宅勤務のリモートワーカーが昇降デスクと出会った