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2019年8月の記事一覧
店のメニューにはない「タラコスパゲティ」を注文できる人になるまでの話。
有名な料理にはそれなりに、客にまつわるエピソードがあるものだ。
ポテトチップスは「ジャガイモをできるだけ薄く揚げろ!できるだけだ!」と言った客に、店が意地になってフォークでさせないほどの薄さで揚げて出したら逆に喜ばれてしまってできた、とか。
ラーメンの麺が残っていたので、店員がまかないとして、濃い汁でモリソバのように食べてたら、客が「それうまそうだ、俺にもくれ!」と言われ「つけ麺」が誕生した、
ウンコと、ルブタン。 (無料記事)
写真に写っているモノの価値、という問題がある。
たとえば誰かがミック・ジャガーのポートレートを撮ったとしよう。その写真を見た人が、「スゴいですね」と言う。その「スゴい」という言葉は、ミック・ジャガーにかかっている。写真の良さについてではない。
無名のミュージシャンを撮った写真を見せられたときとは明らかに反応が違うはずだ。日本語に訳しにくい「recognition」という言葉がある。認識とでもい
「他人の映画に出る」
家系図のように、知り合った人の順番を遡ってみる。この人と会ったからこの人と会うことができた、というように。
それはビジネスで言う「人脈」みたいに、得をしたいという意地汚い言葉ではなく、自分という映画に出てくる登場人物のようなもの。
俺の映画のワンシーンに出てくる人がいれば、同時にその人の映画に俺が出ている。それぞれが同じ時刻に誰かの映画に出演していることになる。いい役の場合もあれば、端役のこと
2の人がゼロの人に尊敬される
よく、インスタントラーメンやコンビニのお菓子などのことを「下手な店よりも美味しい」と言ったりする人がいる。
これ。「下手な店」と比べるのは反則なんですよね。「旨い店」と比較しないと。
「俺はケンカが強いよ。小学生なんかイチコロだよ」と言ったら、なぜ大人とケンカしないんだろう、なぜプロボクサーと戦わないんだろうかと思う。勝てる相手を設定してから勝利を言うのは、勝ちの価値を捏造している。
この前
thank you for yourhelp
僕のアメリカでの挑戦を密着する番組が「大麻合法化したほうがいい発言」で急遽テレビ局からNGが出てスケジュールが1ヶ月空白になった時、どうせならひとりで1ヶ月アメリカに行こうと思い行ってきた。以前にその記事を書いたんだけどその記事の反響がすごくて「村本すごい」となりすぎていたので、そうではなくものすごく沢山の出会った人たちに助けられ、学ばされ、だからこその1ヶ月だった、というそれを伝えたくてもう一度
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