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シングルパパ起業家はがんばらない

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三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
運営しているクリエイター

#シングルマザー

電子書籍「シングルパパ起業家はがんばらない」を出版しました

電子書籍「シングルパパ起業家はがんばらない」を出版しました

明けましておめでとうございます。

昨年のクリスマスに電子書籍を出版しました。
プロの編集者さんとデザイナーさんに参加してもらって仕上げました。

このnoteに書いていた文章を加筆修正して、さらに編集者さんと一緒に直しを入れて、より分かりやすくなっていると思います。

Amazonの紹介文を載せておきますね。

「生きてるだけで致命傷」

《軽快な文章で綴る、みんなにやさしい人生の攻略本》

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喉元過ぎれば育児を忘れる、子育てにやさしい社会を

夕方を過ぎたころ子育てママさんからLINEが届く。子どもと一緒に爆睡していたので、今夜は子どもが寝てくれなさそう(泣)という内容だった。それは大変だねと返そうとして、ふと思い出した。そういえば自分たち親子にもそういう時期があったじゃないかと。もう完全に忘れていた。そして、その忘れていたという事実に驚いた。子どもが夕方まで寝ていて夜寝てくれないというのは、シングルファーザーになったここ5年以内の話だ

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ひとり親と児童扶養手当、きびしい現状

8月。ひとり親は役所に出かけていき、現況届というものを提出する。同居している家族構成や昨年分の所得など申告する。条件に合えば児童扶養手当(児童手当とは別物)が支給されるようになる。手当の額は所得が増えるにつれ減っていき、所得が決められた額を超えると支給が停止される。児童扶養手当を受給していると、ひとり親医療証がもらえる。これを病院で提示すると、自治体によって差があるのだけど、親も子もひとり当たりの

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シングルパパ起業家のタスク管理術

シングルファーザーだからといってあきらめたくない。やるべきことは山積みなのだけど、やりたいこともやりたい。3人の子どものワンオペ育児。家事全般。会社の代表としての雑務。プレイヤーとして同時に常時複数件の案件にたずさわっている。PTAのウェブシステム構築。複数の団体でボランティアカメラマン。ひとり親支援。文章を書いて、写真を撮って、ポッドキャストを配信して。読書もするしゲームも欠かせない。イベントを

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なんでも3倍、ひとり親多子世帯について

給食当番のエプロンを洗ってアイロンをかける。小学校の給食エプロンというのはコートのような形状をしていてアイロンをかけるのに時間がかかる。背中にタックが入っていて非常にアイロンがけをしにくい。なぜ利便性よりファッション性を重視したのかとデザインした人を問い詰めたい気持ちでいっぱいになる。これが3人分となるとなかなか大変で、クラスによって周期が違うのだけど、基本的に毎週誰かのエプロンにアイロンをかける

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父子家庭とはじめてのセーラー服

父子家庭とはじめてのセーラー服

わが子もついに中学生か。普段の生活はといえばまったくもってお子様なのだけど、口喧嘩で言い負かされることも増えてきた。背も伸びてきて家の中にいるとやたらと大きく感じる。もう中学生だし。ということで中学校の入学式の朝を迎えた。ところがベッドの中で気分が悪いとうったえる娘。測ってみるとかなり熱が高い。想定していないできごとにてんやわんやしつつ、いや、僕の人生で想定できていたことなんてあったっけ。とにかく

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半分の時間で2倍稼ぐ、ひとり親の生存戦略

お金があればたいていの問題は解決する。人間にとってもっとも大切な限られた資源である時間もお金で買うことができる。そして多くの人は時間を切り売りしてお金を稼ぐ。お金と時間というふたつの資源を交互に変換しながら生活をしていると言えるだろう。このふたつの資源が不足してしまうのが、ひとり親だ。

夫婦共働きの家庭と比べると、単純に計算すると時間も収入も半分になってしまう。切り売りする時間が少ないと、稼げる

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ひとり親の消耗、決断疲れについて

とくになにもしていないのに頭が働かなくなることがある。なんなのだろうと思っていたところ、「決断疲れ」というものがあることを知った。意思決定を長時間繰り返すと決定の質が低下してしまうそうだ。決断疲れにより決断をまったくしない状態になってしまうこともある。疲れるほどの決断をしていないという人もいるかもしれないが、これは人生を左右するような大きな意思決定だけではない。パンにバターを塗るかジャムを塗るか。

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自分に負荷をかけない、子育てのストレス回避について

ひとり親だからこそ、とにかく折れないということを心がけている。そのためには自分で自分に負荷をかけないということが肝心だ。

子どもたちにダメと言わないというのにも通じるのだけど、言葉を口に出すかどうかということに気を使っている。子どもたちが部屋を散らかしているとストレスがたまる。そこで「片付けなさい」と口にする。当然子どもたちはそうかんたんには片付けをしてくれない。そうすると自分が言ったことに対し

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シングルファーザーの恋愛

惚れっぽい、の対義語はなんだろうか。昔から恋愛的な意味で人を好きになることがあまりない。正確に言うと、みんなそれぞれに魅力的なので好きだという気持ちはある。けれども特定の誰かに対してアクションを起こすほどの感情が芽生えることは少ないように思う。そういうわけで、このトピックに関してはとくに書くことはなく、期待せずに読んでもらえれば。

オンラインのひとり親コミュニティのいくつかに参加している。そこで

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