【愛・あい】仏教的には自分を中心にして相手への自分の執着を貫こうとする心持をいう。仏教では「愛」を必ずしもよいこととは見ていない。キリスト教が伝来したとき、キリシタンはキリストの愛を「愛」と訳さず、多く「ご大切」といった。(『岩波古語辞典』)
・目標を掲げる ・期日を決める のが、自己実現の基本だと思ってない?目標をたくさん掲げて達成しろと煽る自己啓発もあるけど、それは、成功体験依存。目標を達成することが人生の目的になってるから、達成したら、急いで次の目標を必死で探す。人の欲にはキリがない。これを仏教では渇愛という。
【今日の養生】食べものに限らず、理不尽なほどに欲しくてたまらず、求めることがある。渇愛。不求得苦。ストレスのもと。満たしたいことは実はそのものではないこともある。一人で黙って考えていても堂々巡りするだけなので、せめて言葉にする、誰かと話す、プロの力を借りることが早道なときも。
【今日の養生】何かが無性に欲しいとき、何かが不足、あるいは過剰も。そのものが足りないとは限らない。例えば甘いもの。糖が必要なときもあるが、タンパク質やマグネシウム不足のときも、食ではないストレッサー過剰なときも。そんなこともある、と知っておくだけでも変えられるときもある。