日本が抱える将来の不安とは――欧米の文明の長所をいかにして余すところなく利用するかに全力を傾注する一方で、日本固有の特質はあくまでも保ち続け、それを他国の特質と有機的に調和させるようにすることである うまく調和するには知性と議論が必要。わかりやすい目標だが実行は困難を極める

3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」となっている。一つしかない地球で暮らし続ける為に掲げられた持続可能な開発目標となっているが、日本自体が持続可能な社会かどうかが疑問。日本人として個々が生き延びる事を考える方が重要では？ ⇒ https://investor-brain.com/archives/12496

成り行きに任せることなく、ナルシズムに陥って暴力的に走ることなく 一つ一つの議論を丁寧に行い、積み重ねていき。自分も相手も成長させる方向に誘導していく システムや理論に頼り切ることなく、自らの振る舞いと誠実な態度をもって信頼による適切な距離感を築くことが最善を目指す指針かと思う

１つ１つの議論を丁寧に見ていって、私自身の生き方に引き受ければ、それ自体が世界生成の場になるはずなのに、どうしても運動、運動、運動で何か大きな話をしないといけないということで SNS で騒いだり、どこかで他者を攻撃するという方向に流されやすい どうしても過剰、過大になってしまう

思考停止、成り行き任せも問題だが、自分たちはすごい、正しいからと言って必要な努力をしないナルシズムというのも極めて厄介な問題である ナルシズムではなくてわれわれはどう生きるのか、それを自覚しながら適切な距離感で反省すること 歴史のつながりを見直して議論を積み重ねだすことが重要

命がけで戦う、軍隊を持つためには命に釣り合うだけの名誉を与えられるよう国と国民が働きかけなくてはならない お金では命は買えない。国のために命を張れる人を育てられる土壌を今の日本は失い、有事の際は危険極まる状態になってしまっている 非常時にでも与えられる名誉を作るには伝統が必要