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地方を変えるために必要な一冊

今回は、私のお薦めの本を紹介したいと思います。今回紹介する本は「まちづくりの非常識な教科書」(吉川美貴著)です。この本は、自己啓発よりは本のタイトルにあるように、教科書の要素が強い一冊です。吉川さんは、結婚後、夫と新潟県で町おこしを依頼され、様々なアイデアを生み出し、少額で町おこしを始められた方です。「町おこしは、多額な資金が必要」という考えを根底から覆されました。具体的には、「町屋の人形さま巡り」で費用35万円で、1億円の経済効果を生み出したそうです。


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この本には、吉川さんの成功体験や、町おこしを成功に導く極意、何もない町でも町おこしができるしくみなどが書かれています。そして本書の最後には、町おこしの失敗事例が紹介されています。この本のなかで、私が特に驚いたことは、市町村や企業と協力することなく、組織を作らなくても、町おこしはできることです。是非読んでみてください。非常に面白い発想がそこにはあると思います。

私は、これからの日本には町おこしが必要だと考えています。日本は、少子高齢化、人口減少といった非常に大きな課題を抱えています。私は、子どもを増やすためには、地方の力無くして不可能だと考えいます。人口が都市部に集中し、また人が孤立していくなかで、子どもを育てていくにはなかなか難しい環境となっています。地方は、子育てをするには良い環境であるにもかかわらず、若者がいません。その理由は、仕事がないからです。だから、町おこしを行い、地方を活性化させることで、仕事を創出して、若者を呼び込む必要があります。この課題は、今の大人たちが真剣になって取り組みたいものです。子どもたちの未来のために!

このことが共有したく、全てではないですが、解決策としてこの本を紹介させてもらいました。

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