塩だけで発酵させる漬物にハマっている。冬は白菜、春は新キャベツ、初夏は梅、夏は茄子と胡瓜。今は柴漬けにロックオン。野菜を刻み、塩と混ぜ、重しを乗せ、クーラーのない部屋へ。あとは水が上がって乳酸菌が産膜酵母を産むのを待つ。プクプクシュワシュワ。漬物は生き物だ。生命のミクロコスモス。
ミクロコスモスはマクロコスモス。地球で起こっていることと私たちの体の中で起こっていることは連動している。地球は共存の星。同じ星の上で生きている存在を排除しようとしてもムダ。思い上がることなく、頂いた命とお借りしている身体を大事に生きていけば、大きく道を誤ることはないのではないか。
ミクロコスモスを覗いてみると いつも混沌が横たわっている。 それでいて凪いでいて 穏やかな静かの海。 時折、荒れるけれど それでも俯瞰していれば そのうちにまた凪いでくる。 その繰り返しが続く。 それがありのままの自然。 余計なことが余計だと気づけるように。
ミクロコスモス。 人体内部は全てつながっている。 連絡を取り合い作用を及ぼし合う。 マクロコスモス。 全宇宙は全てつながっている。 有形無形のやりとりが 縦横無尽に行われている。