最初は誰も気づかない そして誰にも気づかれない 道端の砂利のなかの 一粒の砂のように そうして始まっていく
会えば祝日 花束を胸に 外灯が照らす帰り道 カレーの匂い 子どもの笑い声 遠い記憶の幸せ また明日 終着駅は どこにあるのか 真っ黒な時刻表 眠らぬ街 時間は平等 地球上にいるもん 優劣つけないで語っていよう 巡り巡って いつか届くはず あのときのエネルギー また会える日まで