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はじめまして。 読んでくださり、ありがとうございます。 少しずつ日々思ったことや詩など…

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はじめまして。 読んでくださり、ありがとうございます。 少しずつ日々思ったことや詩など、ゆくゆくは小説も書いていきたいなー、と思っています。 よろしくお願いします。

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この世界で頑張る誰か

この世界で頑張る誰かは この世界にたくさんいて この世界中でみんな戦っている 人は何かや誰かに傷ついて 涙のどしゃ降り大雨に ずぶ濡れ埋もれる日もあるけど この世界で頑張る誰かの姿は この世界で明日を頑張る誰かに 勇気と希望を与えている

    • 【詩】seeking

      そこにあるはずの光を探した ずっと追いかけて欲しかったもの でも 見つけるどころか 手がかりさえもなくて 暗い海の中へ もがいて泳いで息を吸おうとして 空回りまた波に沈む でも あの時探した光を 欲しいと願ってしまう私がいる だから手を伸ばし続ける どんなに困難でも どんなに時が経とうとも きっときっと また求めてもがいて抗って 追い続けて その先に 時が来たら もう絶対に離しはしない それまではまだ海の中 求め続けよう #私の作品紹介

      • 【詩】tell

        伝える 伝える 何を伝える 伝える 伝える 想いを伝える 重ねる 伝える 何が起きる? 伝える 伝わる 互いに交わる #私の作品紹介

        • 【詩】星屑のカケラ

          星屑のカケラが 夜空ではじけた 星屑のカケラは 夜空でキラキラと 僕は夢を見る #私の作品紹介

        • 固定された記事

        この世界で頑張る誰か

          【詩】RUNNER

          まだ見えぬ霧の向こう 手を伸ばし掴んだのは 空だった まだ青い新芽の枝 柔らかくて 風に揺れただけで すぐに折れてしまう でも負けたくない 何にも動かされない心を 握りしめ 諦めないでね どんな時だって 君にはやるべき 意味がきっとあるのでしょう? 自分が在ると信じ思えるのは これまで残してきた 自らの足跡 散りゆく花が 美しいと思えるのは せいいっぱいの 輝きの跡だから 諦めないでね どんな時だって 君には応えるべき 未来がきっとあるのでしょう? 夜の帳がおり

          【詩】RUNNER

          【詩】私の子犬

          ドアを開けると 嬉しそうにはしゃぐあなた 顔を近づけて そっと私にキスをねだり 私は甘い匂いに包まれる 感情溢れるあなたは はねる はねる まるでタンバリンのように 遊びへと誘う 私が抗えないことを知っているあなた ご飯を食べなくて お腹が鳴っても食べなくて 人を心配させるのに 頑固なあなた 悲しむ私 拗ねるあなたは 上目遣い 自分のお家で丸まって フンと鼻を鳴らす それすら愛おしい 私が涙を流したって 勝手に怒っていたって 知らん顔して あなたはあなたの道を行く 羨

          【詩】私の子犬

          【詩】のはら

          さあ 行こうよ 霧の向こうへ 裸足で駆けだせば ほら 見えるでしょ 青い空 #私の作品紹介

          【詩】のはら

          【詩】a.m.5:45

          この静けさが好きだ 聴こえるのは 排気音と鳥の鳴声 全てが過ぎるもの 草木はもう起きたのだろうか 遠く白み始める空に ざわめく音が混じり出す さあ、夜が明ける #私の作品紹介

          【詩】a.m.5:45

          self

          何もないこの空に 浮かんだあのメロディー 壊れそうな心を 溶かしていくよう 夢に見たあの日は まだ訪れないけれど 影を落とすわたしの 上にはまだ光は あるはずだから だから諦めないで どんなときでも 譲れない大切なものがあるでしょう? たとえ何もなくても わたしにはわたしがいるから ほら見えるでしょう? 水面に映る 揺らめく自分が すくい上げるのは わたし自身 わたしかいないんだから わたしを諦めないで

          東京MER、感動しました。

          東京MER、感動しました。

          いくつかの波

          いくつかの波を越えて 君に会いたい まっすぐに伸ばす手 いくつかの波を越えて 共に歌いたい じれったく騒ぐ心 いくつかの波は押し寄せて さらっていく 心を僕を いくつかの波を越えよう きっと昨日を越えて 君と僕が向かう明日

          いくつかの波

          あれからの恋人

          あれから、世界はガラリと変わってしまった。 ほっ、とため息をついて、仕事終わりのノートパソコンをパタン、と閉じる。 通勤時間がないことがリモートワークのメリットだけど、その分仕事に拘束される時間も長くなったと私は感じていた。 「何見てるの?」 隣でケータイを熱心に覗き込んでいる彼に問いかける。 「ん?あぁ、最新作」 彼は私の方に画面を向けた。彼が今ハマっているマンガのタイトルと、威勢のよさそうな人物の絵が見える。 「仕事終わった?」 アイボリーのラグに両腕を伸ばして寝転ぶ私

          あれからの恋人

          君の声

          君はどうして 笑っているの? 君はどうして 歩いているの? 笑わずに 泣けばいい 歩くのをやめて 休めばいい 君は本当はどうしたいの? 君の声を聴こう 真に君を守れるのは 君だけなんだ 泣いたあとに また笑えばいい 休んだあとに また歩き出せばいい

          君の声

          ひとやすむ

          絶えず進む川のように 流れる旋律に 身を横たえ揺蕩う 目を閉じれば 浮かぶひつじ雲 温か心地にまどろむ眼 海底に深く沈むとき 深夜の闇に弾む 星々の音が聴こえる 今は木陰に佇む 散る木の葉と花びらに 心を休ませ夢に向かう

          ひとやすむ

          すれ違う日曜日

          目の前に現れた虫 自転車で追い越していく年配の女性 二匹の犬を散歩させる人 草原に遊ぶ黄色の蝶々 雲の隙間から覗く薄い青空 空を横切るツバメ よくくしゃみをする男性 待ち合わせをする女子中学生 雲から聞こえるヘリコプターの音 吹き抜ける湿った空気 いくつもの日常がすれ違う とある日曜日

          すれ違う日曜日

          紫陽花

          君はどこにいるのなんて 問いかけながら 上目遣いの傘の内 ポツリポツリと滴る 雨音を傍らに聴きながら 薄く開く唇 生成の布地に通る 幾本の細針と 柔らかな彩色 目を閉じ耳を澄ませば 水面に眠る 仄かな花の輪郭が浮かぶ

          紫陽花