8月6日は私のタテナガ記念日。 2015年8月、縦スクロールで読む絵本を初めて世に発表しました。 7年間創作を続けてこられたのはひとえに応援してくださった皆様のおかげ。ささやかなハグとキスをお受け取りください。 ぎゅーっ。チュッ(^_^) 7年前の夏を足早に振り返ってみます。 電子絵本は当時すでに世の中に出回っていました。 ただしそれらは皆タブレット向けの絵本。スマートフォンでもひらけますが鯨がメダカに見えたし、文字も読みづらかった。 私はスマホで楽
7年ぶりにアイコンを新調しました。 きのうまでのアイコンは、noteを始めた2015年秋から使っていたこちら: むすっとしてるなぁ、こいつ。 ツンツンと逆立った毛髪が王冠っぽく見える無精髭の男。2015年頃の私はきっとこういうやつだったんでしょう。不眠症に悩まされ、毎日5時間睡眠だった私。なるほどこういう顔だったかも。 この男を使って寂しげな歌の動画を作ったりもしました。 小舟が棺っぽい。今思うと鬱か男性更年期だったのかなぁ。 でも、悪いことばかりでは
会員数300万人のSpoonflowerのメールマガジンで8人の女性デザイナーと1人のおじさんデザイナーが特集されました。3万人以上いるテキスタイルデザイナーの中からなぜ彼らが選ばれたのか、その舞台裏をお話しします。 朝、メールをひらいた瞬間自分のむさくるしい顔写真が出てきたので、おじさんは椅子から転げ落ちました。 それがこのメルマガ(和訳は下に): 9人のアジア系+太平洋諸島のアーティストが記事で紹介されています。 おじさんは知らなかったのですが、アメリカ
ごく…ごく…ごく……ぐに ペットボトルを ラッパ飲みしながら 歩いていたら 犬のうんこを 踏んでしまった ではなくて 東西南北のお話 国の読みが北だけちがう とうごく さいごく なんごく きたぐに なぜだろう まぁ たしかに ほくごくは舌を嚙みそうだけども だったらほっこくでいいよね 北海道のように あえてぐにと読ませる 理由があるのかも 太古の昔 独立した国家だったとか いや待てよ 雪国もぐにだ 北国も雪国も寒そうなのに 響きがあたた
はい、これで牡蠣が一年中食べられるようになりました。
言われるとモヤモヤする。 なのに自分もつい言ってしまう。 させていただきます。 本来は正しい日本語ですが最近は誤用や濫用が目立ちます。 私が職業柄心がけていることをお話しします。 なぜ聞くとモヤモヤするのか ●●させていただきます(=●●させてもらう)は第三者の許しや力添えを得て●●することができる場合に使われます。 大学入試に自力で受かったら 合格した 裏金やコネで不正入学したなら 合格させてもらった 自力で合格し、親が学費を支払って
友人の北欧ヴィンテージ食器店を手伝っています。商品のキャッチコピーを書いたり、PR動画を作ったり。北欧デザインは森のように深く、家のように暖かい。知れば知るほど愛着が湧いてきます。 先日、店主から相談を受けました。 「この商品をどう売ろう」 カップ&ソーサー? にしてはソーサーが大きい。しかもカップを置く位置が中心からずれています。 どう使うかというと‥… お菓子を載せます。 この食器セット、当時何と呼ばれていたと思います? ヒントはこちらの写真。
奥さまの名前はサマンサ そしてダンナさまの名前はダーリン 中村正の甘い声のナレーションで始まるドラマ『奥さまは魔女』。原題は Bewitched。《魔法にかかって》と《魅了されて》をかけたタイトルです。 日本で吹替版がスタートしたのは1966年。 私は小学1年生でした。 広告代理店勤務のダーリンはテレビCMの案を考えたりデザインをスケッチしたり、やけに楽しそうな職業に見えました。私が1983年に大学を卒業して広告代理店に就職したのは間違いなくダーリンの影
トランスクリエイターは翻訳者とコピーライターが合体した職業。 と聞いて素朴な疑問がひとつ。 1人で2役こなす必要ある? 各分野のプロが2人で共同作業すれば済む話じゃないですか。 シミュレーションしてみました。 こんな感じ。 ・ ・ ・ ・ ・ 南夕子さんは翻訳者。 北斗星司くんはコピーライター。 ふたりで事務所を営んでいます。 ふだんはそれぞれの得意分野を受注。 たまにトランスクリエーション案件が舞い込むと、がっつりタッグを組んで一緒に日本語
#100字で自分を語る よかったら何か読んでいってください。 稼業はトランスクリエイター とコピーライター。 若い頃はソングライターを夢見ていました。 休日は縦に長い絵本の創作 と布のデザイン。 ひそかに超能力者。 脳内に空想の町をつくるのが好き。 心の中に小4男子がいます。 こんな私ですがよろしくお願いします。
ふだんはコピーライター。 出動要請がかかるとトランスクリエイターに変身して現場へ。 消防士のように日頃の鍛錬がものを言う世界です。(大げさ笑) さて、前回の記事を‥‥ ‥‥読んだ友人から「クリエイティブな仕事なんだね」と言われました。 クリエイティブ。ふむ。 トランスクリエイターというからにはクリエイティブな職業なんでしょう。 でも具体的にどこが。 どんな時に想像力を使うのか。 私なりに思いをまとめてみます。 と、その前に。 前回の宿題のレ
「ご職業は?」 「トランスクリエイターです」 「‥‥は?」 数年前までは聞き返されるのがオチでした。(なのでコピーライターですと答えるようにしていた) 最近は「ああ、あの」と言ってくれる人もいます。 意外と古い言葉なんですよ 英語と日本語の橋渡しが必要な現場で、クリエイティブな言葉の使い手として40年働いてきました。 Transcreation = 翻訳+ 創造 近頃よく耳にする単語ですが新しい概念ではありません。創造的な言葉の橋渡しに携わる人は昔から