1967年

『夜のひとで』(1967年9月2日・松竹大船・長谷和夫)

『夜のひとで』(1967年9月2日・松竹大船・長谷和夫)

ラピュタ阿佐ヶ谷「蔵出し!松竹レアもの祭」で、長谷和夫監督『夜のひとで』(1967年9月2日・松竹大船)をピカピカのプリントで! 原案・脚本は植草圭之助さん。東映からフリーになったばかりの三田佳子さん主演による「異色のアート・エロチシズム大作!」(当時のキャッチコピー)。 セバスチャン・ジャプリゾのミステリー風の構成。貞淑な未亡人が魔性の男に魅入られ、その男なしには居られない身体になってしまう。しかし、彼女をひたむきに愛する純情な青年がいて… というプロットを、古都京都の

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The Lovin' Spoonful 「Hums of the Lovin' Spoonful」 (1967)

The Lovin' Spoonful 「Hums of the Lovin' Spoonful」 (1967)

今回ご紹介するのは私が大好きなラヴィン・スプーンフル。 もともと洋楽にハマったきっかけがモンキーズだったので、60年代ポップスが大好きな私ですが、その流れからラヴィン・スプーンフルのような素敵なポップスが大好きなんです。 村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」。私は村上春樹氏のエッセイが大好きで、こちらの本も、彼が大好きなマラソンをテーマに書かれた素敵なエッセイ集です。で早速その第一章にラヴィン・スプーンフルの音楽を聴きながら走ることが描かれてます。場所はハ

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Monkees 「Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.」 (1967)

Monkees 「Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd.」 (1967)

先日、ちょっとしたご縁で、DJの今泉恵子(現:圭姫子)さんと、SNS上、僅かばかりのご接点を持たせて頂きました。スヌーピー、こと今泉恵子さん、懐かしいです。当時、私はラジオ関東のポップス番組を愛聴しており、特に八木誠さんとスヌーピーがやっていた「全日本ポップス120」が大好きでした。そこでモンキーズの知識も仕入れていたものです。そう、私の洋楽の原点がモンキーズであり、この番組でした。 ということでここ最近、モンキーズのアルバムを聴き返していたのですが、私の大好きなアルバムが

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1967年のSNS〜森トンカツとはなんだったんだ?

1967年のSNS〜森トンカツとはなんだったんだ?

「スター誕生と歌謡曲黄金の70年代」 副題だけを目にすると、なんか俗っぽくてタレント暴露本の香りがするけれど、いやいやなんの見事なドキュメントでした。 阿久悠「夢を食った男たち」。 スター誕生、ピンクレディ、GS(グループサウンド)など60年代から70年代の日本の音楽史(歌謡曲・アイドル)を阿久悠自らドキュメントしていて、当時ブラウン管(!)のこちら側から眺めていた身としては懐かしさだけでない興奮さえ覚えます。また阿久悠の文章が惚れ惚れするようなカッコ良さで付箋だらけとなっ

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The Byrds「Younger Than Yesterday」(1967)

The Byrds「Younger Than Yesterday」(1967)

ウエストコーストロックの源流といえばビーチボーイズが真っ先に思い浮かびますが、このバーズも忘れてはならない存在です。フォークとロックを融合し、鮮烈にデビューを飾り、以降サイケロック、ラガロック、カントリーロックと多様な音楽スタイルに姿を変えていきます。 この「Younger Than Yesterday」はバーズ、4枚目のアルバム。次作「The Notorious Byrd Brothers」ではデヴィッド・クロスビーが脱退し、更に次の「Sweetheart of the

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The Young Rascals「Groovin'」(1967)

The Young Rascals「Groovin'」(1967)

山下達郎さんのサンデー・ソングブックをお聴きのお方にはお馴染みのラスカルズの「Groovin'」。実は私が洋楽を聴き始めた頃に、この「Groovin'」に出会い、なんて素晴らしい曲なんだろうと感動した記憶があります。子供心にもこの曲の素晴らしさは理解出来ました。そしていまだにその思いは変わりません。 黒人のものであったR&Bやソウルミュージックを白人が取り入れ形成した白人の音楽…、それが「ブルー・アイド・ソウル」。その代表格がラスカルズでした。名曲「Groovin'」が収録

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角○支店さん

角○支店さん

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ワルシャワ・ゲットー蜂起, アウシュヴィッツ から、 パレスチナ へ

ワルシャワ・ゲットー蜂起, アウシュヴィッツ から、 パレスチナ へ

ワルシャワ・ゲットー蜂起: 1943年4月19日 - 5月16日 今週月曜日, 2021年4月19日は、「ワルシャワ・ゲットー蜂起」すなわち 1943年4月から5月にかけて起きたポーランドのワルシャワ・ゲットーにおけるユダヤ人レジスタンスによる対ナチス・ドイツ武装蜂起の開始日から、78周年に当たる日だった。 ゲットーという言葉はアメリカ合州国の映画やブラック・ミュージックの歌詞などに登場することから知られているように、同国(など)の主として大都市におけるアフロ・アメリカン

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Laura Nyro「The First Songs」(1967)

Laura Nyro「The First Songs」(1967)

ローラ・ニーロについては、最初に彼女のカバー集「Gonna Take a Miracle」を聴いたのですが、いろいろな方々からオリジナルアルバムも聴くべしとの御指示を頂戴し、次に聴いたのが彼女のファーストアルバムでした。 ポップス大好き人間の私としては、もう①「Wedding Bells Blues」で大満足です。ローラ自身のファーストシングル曲ですが、これはもちろん1969年にフィフス・ディメンションがカバーが有名で、全米No.1を獲得した名曲ですね。 ライナーノーツにも

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Buffalo Springfield「Buffalo Springfield Again」(1967)

Buffalo Springfield「Buffalo Springfield Again」(1967)

60年代後半から70年代前半のLA音楽業界は、後にアサイラム・レーベルからアルバムを発表するジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、イーグルスや、ポコ、CSN&Y、古くはバーズ辺りがリードしていきました。 そんななかでもバッファロー・スプリングフィールドは、スティーヴン・スティルスとニール・ヤングの熾烈なライバル意識をベースに、非常に創造的な楽曲を繰り出していました。 そのバッファロー・スプリングフィールド。1966年4月に結成され、1968年5月には解散していますか

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