よみきき文化想造への道:Imagination /Creation

東京学芸大学個人研究員 及び Holistic Corporate Advisor 成…

よみきき文化想造への道:Imagination /Creation

東京学芸大学個人研究員 及び Holistic Corporate Advisor 成田喜一郎 RADIOPersonality/よみききの世界 なりっち & Mr. Narick 創作叙事詩人/元シンガーソングライター 寺澤満春 2024.4.20 改訂

マガジン

  • ときのまほろばを求めて

    「ときのまほろばを求めて」は、筆者(なりっちこと成田喜一郎/寺澤満春)が命名してきた紙べースの「通信」や“Blog”のタイトルにしてきた言葉です。如何なる時代状況にあろうが、常に「この上ない素敵な今ここ」を求め続けることはできるか、自他に問いかけてきました。 そして、2022年3月、学校や大学でのすべての仕事を終え、2022年4月から古稀/古希(類稀なる/希望のいにしえ)のRADIO Personalityとしてデビューしました。ここは何気ない囁きや呟きの場としたいと思っています。 https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2022/12/radio-personality.html ヘッダー画像について ・スペイン在住の友人からご紹介いただいたお写真

最近の記事

本日、ペーパーバック版の金田卓也・成田喜一郎共著『越境する対話』KK research、Amazonから発売になった

standfm『よみききの世界』(2024.7.1) 「本日、ペーパーバック版の金田卓也・成田喜一郎共著『越境する対話』KK research、Amazonから発売になった」(12分) https://stand.fm/episodes/66820633617fb22c5ab7d8c9 本日(2024.7.1)、ペーパーバック版の金田卓也・成田喜一郎共著『越境する対話』(KK research)がAmazonで発売になりました。 こちらからサンプルをお読みになれます。

    • 今は昔のままのお話。拙稿(1968)「古寺と庭園」を掲載した冊子見つかる

       今朝(2024.7.1)、Facebookのプロフィール写真「書字文化記録の表紙/顔」シリーズの第3回は、1968(昭和43)年3月、東京都立武蔵ヶ丘高等学校『修学旅行記(関西・東北)—付 能「井筒」を観て—』の表紙をアップした。  高校時代は、政治の季節真っ只中、ベトナム反戦・沖縄返還・高校紛争・生徒議会等、高一の時、卒業式(式典)が「粉砕」され、3年間「卒業式」はなかった。ロシア文学の中村白葉さんのご講演(日記のすゝめ)を聴き、1967年秋から日記を書き始め、高校・予

      • JUNさんとわたくしとの対話:著作物を通して(抄録)

        ⬇︎渡部 淳(JUN)                成田喜一郎(わたくし)⬇︎ 19○○ ICU高校社会科/公民科教諭 東京学芸大学附属大泉中学校社会科教諭1978 1987帰国生徒受け入れ校の社会科教育:“政経レポート”を事例として(JUN論文) 1993討論や発表をたのしもう:ディベート入門(JUN単著) 1995国際感覚って何だろう(JUN単著) 帰国生が生き、一般生が生きる社会科教育の実践⑴〜いまこそ、授業と学習スタイルの転換を〜(論文)1993 帰国

        • きのうの旅はふっ立ってきたかりきゅらむのようなものだった

          多世代・多職種・無職の生活者市民/住民(Inhabitants)と並び進んでゆく並進者(Mutual translatior)として専門家と素人との狭間/Gradation Areaに立って、意味をデザインしてみたい❤️  今、再び「カリキュラム/Curriculumとは何か?」という問いに、応答するとしたら何と書字文化記録にするか、また、口承文化記録にするか試みてみたい。  それも、元研究-実践者としてではなく、多世代・多職種・無職の生活者市民/住民(Inhabitants

        本日、ペーパーバック版の金田卓也・成田喜一郎共著『越境する対話』KK research、Amazonから発売になった

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        • ときのまほろばを求めて
          330本

        記事

          モレンハウアー,K 著 今井 康雄 訳『忘られた連関―「教える‐学ぶ」とは何か』(みすず書房, 1987年)を読み直しているが......

          モレンハウアー,K 著 今井 康雄訳(1987)『忘られた連関―「教える‐学ぶ」とは何か』みすず書房。 第5次書庫の整理を終えて、王子様に貢がず、ここに残した本の1冊。 今、読み直している。 なぜ、書庫にあったのか。2016年11月に購入しているという事実まで遡ることはできたが、どのような経緯で本書を入手したのか、思い起こせない。 しかし、2024年6月29日、今、本書がここにあり、読み直している意味が見えてきた。 今は昔の書籍ではなく、昔は今読む書籍だ、少なくとも

          モレンハウアー,K 著 今井 康雄 訳『忘られた連関―「教える‐学ぶ」とは何か』(みすず書房, 1987年)を読み直しているが......

          カリキュラムって何?—定義の生成から意味のデザインへ

          写真:CAP,Do!サイクル(成田2010, 成田2017 作成) 1 研究-実践者として記述言語化した生成的な定義 カリキュラム/Curriculumとは何か?:2017.2.4現在の記述言語化された生成的定義 「カリキュラムとは、幼児・児童生徒・学生・大学院生・現職教員などの学びの履歴 learning histories と、学習者の一人としての授業者の実践研究史 history of the practical study の総体である。  カリキュラムは、意図さ

          カリキュラムって何?—定義の生成から意味のデザインへ

          ファイルが「発掘」された!2010年5月8日、聖心女子大で行われたあるESD研究会でのレジュメ

          本質的で根源的な問いへのレスポンスとしての ESD の構築  ―これからの教育 educating/educing とは何か― 成田 喜一郎 (東京学芸大学) またしても、今は昔、昔は今のお話。 すでにEducationの旧訳「教育」を、educating(育てること)とeducing(引き出すこと)とを併記して、問いかけていた。 昨年出した拙著『物語「教育」誤訳のままで大丈夫!?-Education のリハビリ、あなたと試みる!-』キーステージ21みらい新書の「源流」

          ファイルが「発掘」された!2010年5月8日、聖心女子大で行われたあるESD研究会でのレジュメ

          鈴木崇弘『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する―』キーステージ21みらい新書 第2弾❤️

          キーステージ21みらい新書 第2弾、まもなく刊行です。 鈴木崇弘『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する―』2024年7月15日 Amazonで予約受付中です。 【目次】 はじめに 第1章 日本の現状 その国力とイノベーションの可能性 (1)日本や日本企業の力の低下  (2)日本の研究開発力  (3)知的源泉としての大学  第2章 東京大学 日本の近代化における発展のエンジン (1)日本の近代化と明治維新  (2)

          鈴木崇弘『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する―』キーステージ21みらい新書 第2弾❤️

          書/倉庫の中が大変なことになっている。 王子様への3箱は詰め終わり、残る書籍を書架にどう入れる? まだ残っている史資料の廃棄か保存/pdf化かの厳選。 そして頂いた大量の名刺や現像された写真、形あるモノたち。 世の中のためになるかリサイクルへ。 今後の家族と私のためになること。

          書/倉庫の中が大変なことになっている。 王子様への3箱は詰め終わり、残る書籍を書架にどう入れる? まだ残っている史資料の廃棄か保存/pdf化かの厳選。 そして頂いた大量の名刺や現像された写真、形あるモノたち。 世の中のためになるかリサイクルへ。 今後の家族と私のためになること。

          「記憶を記録に」と言い続けてきた/いるわたくし。 実践しっぱなしにしない、記録に残さないか、いう問いかけだった。 今回は「記憶」を「記録」し忘れて、失態が......。 「手帳」紙と「カレンダー」Web Siteとの併用を再開したことによる災禍。 そもそも「記憶」の劣化そのもの。

          「記憶を記録に」と言い続けてきた/いるわたくし。 実践しっぱなしにしない、記録に残さないか、いう問いかけだった。 今回は「記憶」を「記録」し忘れて、失態が......。 「手帳」紙と「カレンダー」Web Siteとの併用を再開したことによる災禍。 そもそも「記憶」の劣化そのもの。

          ダウンロードされているわたくしの作品たち

          東京学芸大学リポジトリ 論文アクセス統計情報  2020.11.1版 期間-[ 1995年 1月 1日 〜 2020年 11月 1日 ] 東京学芸大学リポジトリ/repository ※ で公開されているわたくしの作品のうち、ダウンロードされた件数の多い順(原則400件以上)に整序してみました。 ※ 各作品のタイトルをコピーして、リポジトリに貼り付け検査すると、pdfファイルがダウンロードできます。ここのあげていない作品を検索したい場合は、作品名ではなく、「成田 喜一郎

          ダウンロードされているわたくしの作品たち

          「沖縄」をめぐる実践はささやかな「物語」の中に

          2024年6月23日(日)のnote かつて社会科歴史(地人史*/人間(じんかん)史**)の実践者をしていたわたくしですが、その履歴を紐解いてみると、北(北海道・東北)に厚く南に薄い。 特に「沖縄」をめぐる実践は社会科歴史の時間ではなく、学級担任としての実践の中にしか記述言語化されたものはない。しかも、ささやかな「物語」としてしか残っていない。 1年1組「てだのふあ物語」連載(第1話から第6話:1996.6-1998.6)これは、中学1年生と安在清輝先生の織り成す物語(

          「沖縄」をめぐる実践はささやかな「物語」の中に

          お別れするかしないかのそのきわに立つ、辛く楽しくグラデーションの今

          2024.6.22、stand.fm『よみききの世界』に「第5次書/倉庫の文献・資料の峻別、廃棄か保存かその選択の辛さ😓」(6分)アップしました。 ・あちこち飛び回った元研究-実践者には戻れない/戻らない。 ・授かった時間の範囲内、地元域圏・ラジオやネットのフィールドで、ささやにつながる方々と「並進」 しながら《まなくらしごと》(間ないと暮らし・仕事)してゆく日々。 ・王子様へお届けする黄色い箱3つ、そこ入れるか入れないか、お使いが来られる6/30の夕方までに、やらねばな

          お別れするかしないかのそのきわに立つ、辛く楽しくグラデーションの今

          理科と美術と音楽がリレーして過ごす中1生の1年間❤️学校図書館が果たす有意味性

          今朝のstand.fm『よみききの世界』にアップした「理科と美術と音楽がリレーして過ごす中1生の1年間❤️学校図書館が果たす有意味性」(16分) https://stand.fm/episodes/667614293b0a5617652e870a 2024年6月21日 夏至の日、東京学芸大学附属国際中等教育学校/TGUISSに行ってきました。「何しに行ってきたの?」と言われそうですが、現在と過去と未来がつながる可能性を予感したからです。 わたくしは、今、自宅の書/倉庫のお

          理科と美術と音楽がリレーして過ごす中1生の1年間❤️学校図書館が果たす有意味性

          和英辞典を編む夢:「並進」って何?

          stand.fm『よみききの世界』(2024.6.19) 和英辞典を編む夢を見た!:「並進」の英訳をさらに加筆(17分) https://stand.fm/episodes/6672162c727a3909ba2fd19c blogger「拡張・深化する並進:TranslationからMutual translation/Mutual Reflection/Mutual Care、Mutual Reading/Mutual Documentationへ...... 」(202

          和英辞典を編む夢:「並進」って何?

          老驥は櫪に伏すも志は千里に在り〈曹操詩・歩出夏門行〉    2024.6.17 付 東京新聞 朝刊より ・曹操:https://www.y-history.net/appendix/wh0301-011.html ・老驥(ろうき):千里の馬 ・櫪(れき):厩 この曹操の詩に、わたくしを重ね映すのは不遜なことだが、志以下共感してしまう。

          老驥は櫪に伏すも志は千里に在り〈曹操詩・歩出夏門行〉    2024.6.17 付 東京新聞 朝刊より ・曹操:https://www.y-history.net/appendix/wh0301-011.html ・老驥(ろうき):千里の馬 ・櫪(れき):厩 この曹操の詩に、わたくしを重ね映すのは不遜なことだが、志以下共感してしまう。