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記録が自他の記憶を呼び覚ます! 記録が新たな記憶を創発する?

Ushijima  

¿ 残暑 ? お見舞い申し上げます。
動画拝見しました。お話には聴いていましたが、動画になさっておられたのですね、素敵です❤️

Ushijimaさんと仲間たちの記憶が、こうした形で記録に残され、その記憶を見て記憶が想起されたり、また、初めてその記録を見て自分にリフレクト=反射・反響、そして、ささやかな夢・未来へ反映してゆくのではないでしょうか。

1990年夏という年、あのころ、わたくしはどうしていたのだろうか?
そんな問いをいただきました。有難うございます。

 ☞ 確か38歳。つれあいと長女・長男の4人暮らしをしていた。中学校社会科教諭として、一学級担任として、学校や地域で実践しつつ、その記録(報告や論文)を書き残し始めたころだった。成田(1988)     成田(1990) 成田(1991)

そして、Ushijimaさんとの出会い、つながりとかかわりの日々と意味、その記憶と記録を想起しています。

☞ 2010年から現在までのWeb Siteやメールの履歴で再構成を試みた。

 ・2010年、LFA/Learning for Allの松田悠介さんと出会い、TFJ /Teach for Japanの設立準備に関わり、Ushijimaさんと出会う。

 ・2010年夏、LFAのサマープログラムの講師としてUshijimaさんとご一緒する。

 ・2010年11月27日、わたくしがLFA=TFJ 講義「ホリスティック・アプローチ holistic approach とは何か―ある学校のある授業実践を手がかりに―」を行う。Ushijimaさんも同席されていた。

 ・2010年12月3日、Ushijimaさんがわたくしのホリスティック・アプローチの講義(11/27)をお聴きになって、創作叙事詩「魔法の杖」を書き、お送りくださる。Ushijimaさんの「ホリスティック・アプローチを学んで」所収。2018年3月項も参照。

 ・2011年2月、LFAの学生教師向け講義「学習指導とは何か:―概説と試行―」でUshijimaさんとご一緒した。

 ・2011年2月14日、「おはようございます。Ushijimaさんにお会いしたときから、「只者」ではないと思ってはおりましたが、「詩人の視点」をはじめ、教材選択の視点や実際の授業資料を拝見すると、リスペクトの対象以外の何ものでもないと思います。学校現場が塾の力を借りなければ、ならなくなってしまったことにこれまで複雑な気持ちでおりました。
 しかし、子どもたちにより質の高い授業を提供するためには、現場教師が学習指導のプロ、教育実践のプロにならなけければなりません。学習指導や教育の質的保証が十分に出来ない場合、塾だろうが何だろうが、力を借りて行う行わないにしても学校教師たちが自らの実践力を日々向上させていく自主的主体的な研修をつづけて行かねばなりません。
 Ushijimaさんのような知性、心性、身体性を兼ね備えた教育者が教員研修にかかわることは意味があると確信しました。教職大学院でのご講義、いよいよもって楽しみになってきました。願わくば、お使いになる資料で扱われる教材内容の出典を明示して行かれることをお願い申し上げます。なぜならば、LFAの学生教師や学校教師たちが自ら独り立ちして教材研究・開発をするときのヒントや根拠を提供する意味でも重要なポイントです。よく言われることですが、「魚をあたえるのではなく、釣り方を教える」です。教材の一つひとつに教材研究・開発の方法が暗示されているといいですね。
 また、提供を受ける子どもたちにとってもその出典が明示されている資料を持つことで、根拠や論拠を示していく習慣を暗に習得して行くことになります。まさに、ヒドゥンカリキュラムです。塾で行われている授業が、志望校合格至上主義だけではなく、目の前の子どもたちの「知と心を耕す」授業をしている事実に触れたのは、実は、今から5年ほど前からです。彼(2023年より大学の先生)はわたくしの「社会科教育の研究」を受けていた当時大学生で、現在、院生です。昨日・一昨日、教育学の博士課程の試験を受けてきた方ですが、学生時代から、講義に出てくるホリスティック教育に関心を示し、単位修得後も自主ゼミを立ち上げ、正規の講義のあとに、同士を集め、学び合ってきました。そうした学生はごくまれな特異なことなのか、と彼の個性に還元してきたのですが、Ushijimaさんに出会い、どこにいても志の高い教育者(Educate/Educeする人)は、学校内外を問わず、至る所にいることを確信しました。」(同日のメールの履歴より)

 ・2011年12月15日、わたくしの大学院での講義「教育ネットワークの構築方法」で、外部招聘講師としてUshijimaさんをお迎えした。(担当:院生はO.Sさん)
 LFAプログラム開発メンバー・大手塾教師力養成塾チーフインストラクター・Ushijima 氏「学習する空間づくり『伝える』から『伝わる』へ」をお話しいただいた。

 ・2015年4月9日、UshijimaさんとKさんが東京学芸大学教職大学院に来校され、教師力養成塾の皆さんへのメッセージ色紙を書きお渡しした。

メッセージ色紙「探Q・愛Q・生Q・レスQ」2015.4.9

 ・2015年5月9日、UshijimaさんのFacebookへのご投稿を拝見して、シェアさせていただきました。https://www.facebook.com/kiichiro.narita.5/posts/pfbid02cPgf9Xq1ZzzfWMWBuQ93u9Eu1NY3TJQNENoWb5G7Nqp9m5uGAXocdivQbWoPGFrpl 

 ・2017年3月25日、わたくしの東京学芸大学の最終講義「最後の授業」&寺澤 満春ライブUshijimaさんはご参加くださった。
 
 ・2018年3月、Ushijimaさんがお書きになった創作叙事詩「魔法の杖」を再びお送りくださった。
https://ethnographymetahistory.blogspot.com/2018/03/2018328.html

 ・2024年8月16日(本日)、桃太郎プロジェクトの記録(動画)を拝見しました。そして、このnoteを書いた。
          以上、【Mutual Histories(抄)】2024.8.16初版

探Q
愛QレスQ、そして生Q、今も問いを生きています。

コキプラ2(72)歳の夏
なりっちMr. Narick寺澤満春こと成田喜一郎
2024.8.16 5:42am( ☞印は、その後加筆を試みた箇所です)


*Ushijima さんのFacebook(2024.8.15)のお写真より。
1990年夏、桃太郎プロジェクト:岡山から東京へ740キロ、40日間。テクテク旅する青年たち
youtube「プロジェクト桃太郎〜 1990年夏〜」(2020.3.11 限定公開)
https://www.youtube.com/watch?v=44QnJtsTXMk
1990年8月16日付 「山陽新聞」に「岡山-東京 桃太郎一行がテクテク/道中観光をPR:女性を含む8人 出発 740キロ 40日かけて」
https://www.facebook.com/photo/?fbid=1857399067640161&set=a.171518446228240

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