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[デジタルおこし 昭和のサラリーマンYの日記]1967年1月1日(日)曇

百八煩悩・除夜の鐘で新春を
迎えるが、朝方まで眠込む。
普段とかわらぬ朝食。賀状を見て
いささか新年の感慨にひたるが
不思議と新春の心の「はり」とか
清々しさを感じない。それは幾分
淋しい気持でもあるが、極く自然な
気持でもある。
始めて(※)の二人だけの正月。そこに
は底抜けの楽しさ嬉しさもあるが、家庭
のもつ重みもひしひしと感じるのは当然か
も知れない。

※原文ママ



現存する自筆の日記を電子化したものです。
極力原文のまま忠実に再現しています。

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