音楽の杜

音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~8…

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音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~80年代洋楽を中心に聴き漁ってます。よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。ここでは素敵なアルバム、素敵な楽曲をご紹介していきたいと思ってます。https://y240.exblog.jp/

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はじめまして。 長年、金融機関に勤めていたのですが、数年前に少し人気の職種になりつつあるベンチャーキャピタリストに転身しました。でも元々は音楽愛好家が本業です(笑)。これからの残りの長い人生を踏まえ、軸足を趣味に移しつつあります。 音楽の嗜好はかなりの雑食です。モンキーズ、ビートルズからイーグルス、ボズ・スギャックス、ボビー・コールドウェル、TOTO、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ラズベリーズ、岡田有希子、松田聖子、ビル・エバンス…。めちゃくちゃです(笑)。 2

    • 東北新幹線「THRU TRAFFIC」(1982)

      山下達郎さんのコンサートへ行く道中、何度も聴いていたのがこの東北新幹線。ユニット名に惑わされてはいけません。これがまた極上のシティポップなんです。 実は今月発売のレココレにメンバーだった山川恵津子さんの特集が組まれてまして、彼女のインタビューの中に、この東北新幹線の結成経緯、曲の感想等が語られてます。この記事がなかなか興味深く、この不思議なユニットが気になっておりました。 当時、八神純子のバックバンド、メルティング・ポットのメンバーだった鳴海寛(G)と山川恵津子(Key)が

      • Aerosmith「Rocks」(1976)

        こんな暑いときだから思いっきり聴きたいエアロスミス。90年代以降のアルバムはすっかりオフの格安コーナーの定番アイテムになりつつありますが、70年代の彼等のアルバムはやっぱりパワーがスゴイ。 あと彼等の音楽からは想像がつきませんが、エアロスミス、相当知的レベルは高いと感じてます。なぜならいまだに彼等は現役バリバリに活動しております。それも殆どメンバーは不変(いろいろありましたが)。80年代の復活劇以降は戦略的にも練られた感がありますね。 ちなみにヴォーカルのスティーヴン・タイ

        • 山下達郎「PERFORMANCE 2024」

          達郎さんの「PERFORMANCE 2024」に参戦してきました。 (以下一部ネタバレご注意下さい) 以下は会場に貼ってあった紙のポスター。会場入口近くには、このパネルが飾ってあったのですが、人だかりが激しく、私はこのポスターで断念。 場所は中野サンプラザ亡き後、達郎さんのライヴでは重要な拠点となったNHKホール。このNHKホール、東京人にとってはよくご存じと思いますが、後ろには奥渋谷と呼ばれている洒落た街が控えております。 万が一、地方からこのNHKホールに来られる方

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          山下達郎「ARTISAN」(1991)

          いよいよ本日、山下達郎さんのライヴに参戦致します。 昨年9月6日に、今回と同じくNHKホールに初参戦し、約3時間、70歳の達郎さんに圧倒されてしまいました。その時の感想はSteve Eatonの記事の冒頭にしたためておりますが、今回も恐らく同様に軽妙なMCと絶妙な音楽に酔いしれることになると思われます。 ということで、やはり予習も兼ねて達郎さんのアルバムを…。 こちらは私が社会人1年目の時に発表された、達郎さんの10枚目のアルバム。当時、同期の女性にこのCDを貸したりしたこ

          山下達郎「ARTISAN」(1991)

          Jeff Beck 「Truth」 (1968)

          暑くなりそうな予感。朝から蝉が激しく泣いております。そんな中、明日、休暇取って平日ゴルフに行ってきます。値段が相当安くなる平日ゴルフはいいですね…。 さて、このジェフ・ベックの作品は、アルバムタイトル通り、ベックの60年代の作品集、つまりファースト、セカンドと、それらに収録されていないシングル曲を含んだもの。こうして改めて聞くと、レッド・ツェッペリン結成に与えた影響は非常に大きいことがよく分かりますね。 よくご存知のように、ベックのデビューシングルのB面は「Beck's

          Jeff Beck 「Truth」 (1968)

          Deep Purple「Whoosh!」(2020)

          今月のレココレ8月号は「ポップ史を塗りかえた1984年をふり返る」といった特集で、特に私が洋楽にのめり込んでいた時代のアルバムをレビューしている興味深い記事でした。1984年の洋楽が、「ポップ史を塗りかえた」とは意識しておらず、新たな気付きもありました。 さて、先日ラジオから新曲と称されたハードロックが流れてきました。どこかディープ・パープル風な曲調に、ついつい聞き入ってしまったのですが、この曲が正真正銘、ディープ・パープルの新曲でした。この新曲「Lazy Sod」を収録し

          Deep Purple「Whoosh!」(2020)

          Montrose「Montrose」(1973)

          暑い日が続いてますね。 こんな時は爽快なハードロックが聴きたくなってきます。 折しもサミー・ヘイガーの来日公演に備えて、向こう2か月半でサミーの音楽をチェックしたいなあと思っていたので、まずはサミーがヴォーカルを務めていたモントローズを聴いておりました。 モントローズは殆ど聴いたことがなかったのですが、如何にもアメリカンなハードロックである一方、何となくブリティッシュな香りもするところもあったりして、かなり私好みのサウンドでした。 モントローズは、ヴァン・モリソンやエドガ

          Montrose「Montrose」(1973)

          Peter, Paul & Mary「The Very Best of」(1990)

          60年代に活躍したフォーク・トリオの心温まるベスト盤 PPMことピーター、ポール&マリー。50代以上の方には懐かしのテレビドラマ「金曜日の妻達へ」の挿入歌を歌っていたグループとしてお馴染みかもしれません。私も未だに「パフ」が理屈なしに好きです。  ♪ puff the magic lived by the sea ♪  すっと歌詞が思い浮かびます…。 本作はそのPPMの日本独自のベスト盤。1990年、来日を記念して編集されたもの。ちなみにPPMは1970年10月に一旦

          Peter, Paul & Mary「The Very Best of」(1990)

          The Rascals「Once Upon A Dream」(1968)

          本作から「Young」を取ったラスカルズの4枚目のアルバム。音楽の系統は違えど、ビーチボーイズの「ペットサウンズ」から影響を受けたと思われるアレンジや構成…。過去3作とは違う、R&Bやジャズに加えてサイケの要素も加味された音楽の玉手箱のようなアルバムです。 ラスカルズはフェリックス・キャヴァリエのワンマン・バンドのように思われますが、まだこの時期はフェリクスとエディ・ブリガッティのツートップ、個性の違う2枚看板がラスカルズの持ち味でした。実際、メンバーのジーン・コーニッシュ

          The Rascals「Once Upon A Dream」(1968)

          Van Halen「Van Halen II」(1979)

          サミー・ヘイガーのライヴが意外にも当選し、今更ながらサミー時代のヴァン・ヘイレンを聴いてます。でも本音を申せば、ヴァン・ヘイレンはデイヴ時代、特に「Jump」前の野性味あふれるヴァン・ヘイレンが今も大好き。 サミーの来日公演に応募したのも、マイケル・アンソニーのハイトーンコーラスが聴きたかったからなんですが…。 ということで結局今も初期ヴァン・ヘイレンを聴いてしまってます(苦笑)。 時に聴いていたのは彼等のセカンドアルバム。 このアルバム、全10曲、3分前後と楽曲もコンパク

          Van Halen「Van Halen II」(1979)

          The Rascals「Peaceful World」(1971)

          私がはじめて購入した(レコードではなく)CDはギルバート・オサリバンのベスト盤なんですが、次に購入したのラスカルズのベスト盤です。 初めて「Groovin'」を聴いたときの衝撃は忘れられませんね。小鳥のさえずりを含むのどかなイントロを聴いただけで、けだるい夏の午後を連想させる曲調は、今聴いても色褪せない素晴らしい楽曲です。山下達郎先生がカバーし、それがサンソンで流れているので、よく知っている方も多いでしょう。 本作品はそのラスカルズ後期の代表作品。1964年のデビュー以来、

          The Rascals「Peaceful World」(1971)

          Jo Mama「J Is For Jump」(1971)

          サミー・ヘイガー来日しますね。サミー自体にはあまり興味がないのですが、そのメンバーが興味津々。マイケル・アンソニー(B)、ジョー・サトリアーニ(G)、ジェイソン・ボーナム(Ds)という豪華布陣。元ヴァン・ヘイレンのマイケル・アンソニーのコーラスが大好きで、ついついいい加減な気持ちで抽選に応募し、当選してしまいました。結構高額なのと、連休最終日の公演なので、ちょっと悩んでます。でもこの布陣はそうそう見られないし、ヴァン・ヘイレン中心の選曲らしいので、行こうかなとも思ってます。

          Jo Mama「J Is For Jump」(1971)

          The City「Now That Everything's Been Said」(1968)

          キャロル・キングの瑞々しいバンド時代の良質な作品 バースの「名うてのバード兄弟」というアルバムが大好きなんですが、それを聴くと、ついつい本作も聴きたくなります。それはもちろん本作にバーズがカバーした②「I Wasn't Born To Follow」が収録されているから。バーズがカントリー仕立てにしたのに対して、オリジナルのシティはもっとアーシーな土臭い感じで、一瞬同曲とは思えない作りなんですよね。 本作はソロでキャロル・キングが大ブレイクする前の、ダニー・コーチマー、チ

          The City「Now That Everything's Been Said」(1968)

          Creedence Clearwater Revival「Willy and the Poor Boys」(1969)

          昔、新橋に洋楽カラオケバーがあり、よく通ってました。見ず知らずの先客様がいらっしゃる中、最終的には皆で堪能するという構図でした(笑)。 私はCCRもよく歌っていて、特に「Lookin' Out My Back Door」は気持ちが良かった~。 という訳で今回は偉大なるアメリカンバンドのCCRに敬意を称し、彼等の4作目を紹介します。 正式名称はCreedence Clearwater Revival。略してCCR。ジョン・フォガティのワンマンバンドで、殆どの作品は彼の自作です

          Creedence Clearwater Revival「Willy and the Poor Boys」(1969)

          Michael Jackson「Thriller」(1982)

          香港出張からの帰路、マイケル・ジャクソンの映画「Thriller 40」を機内で観ました。あとで分かったのですが、これは昨年12月に公開された映画だったようですね。この映画の存在は全く知りませんでしたし、知っていたとしても興味なかったでしょうね(笑)。マイケルのアルバムは、もはや私の興味の対象外…。でも約4時間強のフライトは退屈だし、音楽映画だし、観てみるかって感じ拝見致しました。 でも実際に観て、マイケルが強い信念の下、このアルバムを制作したことが分かり、このアルバムに対

          Michael Jackson「Thriller」(1982)