音楽の杜

音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~8…

音楽の杜

音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~80年代洋楽を中心に聴き漁ってます。よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。ここでは素敵なアルバム、素敵な楽曲をご紹介していきたいと思ってます。https://y240.exblog.jp/

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はじめまして。 長年、金融機関に勤めていたのですが、数年前に少し人気の職種になりつつあるベンチャーキャピタリストに転身しました。でも元々は音楽愛好家が本業です(笑)。これからの残りの長い人生を踏まえ、軸足を趣味に移しつつあります。 音楽の嗜好はかなりの雑食です。モンキーズ、ビートルズからイーグルス、ボズ・スギャックス、ボビー・コールドウェル、TOTO、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ラズベリーズ、岡田有希子、松田聖子、ビル・エバンス…。めちゃくちゃです(笑)。 2

    • Carole King 「Colour Of Your Dreams」 (1993)

      だんだんと秋めいてきましたね。こんな爽やかな天気には、リー・リトナーとかデイヴ・グルーシンなんかのGRPレーベルのフュージョンがぴったり。そういった名盤をチョイスしようと思ったのですが、たまたま聴いていて意外と良かったこちらをチョイスしました。キャロル・キングの90年代の唯一の作品「Colour Of Your Dreams」です。 キャロル・キングといえば、70年代のシンガーソングライターの筆頭格。どうしても70年代の作品に注目が行きがちですが、個人的には本作、そして20

      • Sammy Hagar The Best of All Worlds 2024 Tour

        23日に参戦したサミー・ヘイガーのライヴは想像を絶する素晴らしいステージでした。 私の中のサミーは、ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーであって、サミー自体に興味はなく、今回参戦の主目的はマイケル・アンソニーだったのですが、実際にステージを目の当たりにすると、「サミー・ヘイガー、いい曲作るなあ」と素直に感じました。 演奏された曲は全21曲、サミーのソロ楽曲は5曲演奏されました。 ちなみにステージが始まる前、会場にBGMが流れますが、そこで⑤「I've Done Everyth

        • Carly Simon「Boys in the Trees」(1978)

          今回はJTの元奥さん、カーリー・サイモン。このアルバム、艶やかなジャケットはよく知っていても、中身はそれほど知っていた訳ではなく、せいぜい名曲「You Belong To Me」が収録されていることくらいしか知りませんでした。 当時一世を風靡していたフュージョン・バンドのスタッフが全面的に参加しているってことが多く語られるアルバムですが、印象としては雑多な印象…。多彩な楽曲が収録されているが故に、アルバムとしては散漫な印象といったところでしょうか。 もちろんアルバムの中身

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        記事

          Van Halen「For Unlawful Carnal Knowledge」(1991)

          明日、いよいよサミー・ヘイガーのライヴに参戦致します。 正直、サミー・ヘイガーにはあまり興味はなかったし、ヴァン・ヘイレンといえばデイヴ時代のハードロックが好みでした。特にエディはもちろん、ベースのマイケル・アンソニーの驚異的なハイトーン・コーラスが大好きでした。そして今回、そのマイケルが来日公演する!とあって、ついついポチッとしてしまい、アリーナ席をゲット致しました(ちなみに今回の有明アリーナでの公演は、アリーナから4階席まですべてがS席…、なので4階席というリスクもあり

          Van Halen「For Unlawful Carnal Knowledge」(1991)

          Dane Donohue「L.A.Rainbow」(2024)

          ついにデイン・ドナヒューの新作が46年振りに発表されました。 まさかデインの新作が聴けるとは…、しかもそのサウンドはあの往年の「Dane Donohue」そのもの。嬉しい限りです。 ところでどれだけの方がデイン・ドナヒューをご存じでしょうか。 デインの味わい深さは、ちょっとJ.D.サウザーに通じるものがあります。 デインは1978年に「Dane Donohue」でレコードデビューした方。そのサウンドは哀愁漂うAORサウンドで、後に日本で(少しだけ)話題になったアーチストです

          Dane Donohue「L.A.Rainbow」(2024)

          J.D. Souther 「A Natural History」 (2011)

          私が敬愛していたJ.D.サウザーの訃報が届きました。享年78歳。同い年のリンダ・ロンシュタットの気持ちを察すると、悲しくてやりきれません。 晩年のJ.D.サウザーの枯れ具合が大好きでした。そんな彼の魅力が詰まったセルフカバー集をご紹介させて下さい。 ひょっとしたらJ.D.サウザーは一般的には「You're Only Lonely」の一発屋って思っている方もいるのかもしれません。でも本当は5人目のイーグルとも呼ばれていたくらいにイーグルスを陰で支えたライターであり、ジャクソン

          J.D. Souther 「A Natural History」 (2011)

          John Mayer「Paradise Valley」(2013)

          ジョン・メイヤーは大好きなアーチストです。 本作発表当時はAmazonの評価では賛否両論。まあ、しょうがないでしょうね。本作は前作に引き続いて、かなりレイドバック感溢れる、カントリーサイドのアルバムに仕上がっていますから。 ファーストやセカンドの頃のジョンを期待した人は、まず間違いなく本作には興味が失せてしまったでしょう。個人的嗜好の問題はしょうがないにしても、このアルバムはじっくり聴くに耐え得るアルバムだと思うのです。 このジャケットを見ただけで、何となく音楽が想像出来ま

          John Mayer「Paradise Valley」(2013)

          Joni Mitchell「The Hissing of Summer Lawns」(1975)

          あのデイン・ドナヒューが新譜を発表致しました。 デインの超名盤「Dane Donohue」についてはリンク先をご参照頂くも、46年振りの新譜、そのセカンドアルバムは味わい深い内容でした。 今月レココレにも彼のミニ特集(2ページだけですが)が組まれてました。 こちらはもう少し後でレビューしたいと思ってます。 さて、今回ご紹介するアーチストは超難関、聴き手の理解を超越していくジョニ・ミッチェルです。 本作発表後、ジョニはジャコ・パストリアスと出会い、よりフュージョン色の濃い作品

          Joni Mitchell「The Hissing of Summer Lawns」(1975)

          Cheap Trick「Dream Police」(1979)

          私の中ではパワーポップの祖といえばバッドフィンガー、ラズベリーズ、そしてその代表格といえばチープトリック、といったところでしょうか。 もともとポップスが大好きだった私は、彼等のポップスがブレンドされたハードロックに直ぐに夢中になり、リアルタイムではないのですが、セカンドアルバム「In Color」をよく聴いてました。そしてもちろん「at Budokan」も。 私が洋楽を聴き始めた頃…、確か「One On One」を発表した頃ですが、もう彼等の人気は衰えはじめていましたが、そ

          Cheap Trick「Dream Police」(1979)

          Sergio Mendes「Encanto」(2008)

          セルジオ・メンデスが亡くなれた。 ちょっと洋楽好きな方であれば、60年代にブラジリアン・ポップスを開拓された方、80年代洋楽ファンなら「Never Gonna Let You Go」のヒットの方、そして2000年代以降の洋楽ファンなら、ヒップホップと融合したようなボッサの開拓者…と、実は様々な顔を持つセルメン。やっぱり凄い方だったんだろうなあと思います。 我々エイティーズ世代、そして私にとっては、セルジオ・メンデスといえば1983年の大ヒット曲「Never Gonna Le

          Sergio Mendes「Encanto」(2008)

          村田和人「Sweet Vibration」(1995)

          ちょっと気温が落ち着いてきたと思ったら、また猛暑、まだまだ夏は続いてます…。 やっぱり夏には村田和人…、今年もご紹介致します。村田さんがお亡くなりになられて、もう8年以上経つんですね。 彼が奏でる音楽は夏がお似合い。爽快なポップスとコーラス、そんな極上の村田さんの音楽が大好きです。 村田和人というと、初期の2nd「ひとかけらの夏」、3rd「My Crew」あたりが有名ですが、90年代のビクター三部作も素晴らしいのです。 この作品は、ビクター三部作の最後を飾る11枚目のアルバ

          村田和人「Sweet Vibration」(1995)

          岡田有希子 「十月の人魚」 (1985)

          当時彼女のファンであった私は、彼女の死から心の整理が就くまで20年以上の歳月が必要でした。 1986年4月8日、その日は高校が休みで、私は自宅でのんびりしていました。そして「笑っていいとも」を見ていたときに「岡田有希子自殺」のテロップを見て絶句。以来、20年近く彼女の音楽はおろか、私が彼女のファンであったことも、口外することはありませんでした。 そう、確かに私は心の整理に20年以上の月日を要したのです。このnoteやブログでは何度か彼女のことに言及した記事を書いてきました

          岡田有希子 「十月の人魚」 (1985)

          Linda Ronstadt「What's New」(1983)

          関東は一時的かと思いますが、ちょっとだけ涼しくなりました。 もう少し我慢すると秋になってきますが、そういった際によく聴いているのがジャズ。秋の夜長に本当にぴったりです。 ジャズというとビル・エヴァンスやマイルス・デイヴィス等連想しますが、今日ご紹介するような1枚もなかなかです。 リンダ・ロンシュタットはご存知、ウエストコーストロックの女王。1972年にはイーグルス結成前夜の彼等を従え、名作「Linda Ronstadt」を発表。カントリーロック界において、金字塔を打ち立てま

          Linda Ronstadt「What's New」(1983)

          TOTO「TOTO IV」(1982)

          あまりにも有名なTOTO4枚目のアルバム。本作はホント売れまくりましたね。MTVが始まりだしたころ⑩「Africa」のビデオがオンエアされまくってました。 サイパンの洋楽専門日本語放送「KYOI」のことを考えていたら、そういえば「Africa」もよくオンエアされていたのを思い出し、改めて本作を聞きなおしていたところです。 私がリアルタイムでTOTOを初めて聞いたのは、本作の曲ではなく、この前の作品、「Turn Back」のなかに収められている「Goodbye Elenore

          TOTO「TOTO IV」(1982)

          Free「Free」(1969)

          各地で猛威を振るっている台風10号ですが、皆さんお住まいの所は大丈夫でしょうか。 さて、フリーといえば、やはりサードアルバムの「Fire And Water」をベストに挙げられる方が多いと思われます。 私もそうだったのですが、最近(遅ればせながら)このセカンドのブルースロックからハードロックへの端境期的な様式に魅了されておりまして、ひょっとしたらこちらの方が彼等らしいかなとも思ったりしております。 本作は全曲が彼等のオリジナルであり、ポール・ロジャース&アンディ・フレイザー

          Free「Free」(1969)