販売のあった翌日から、色んなうわさが飛び交いました。
1世帯4セット以上買えるみたいだよ。
一人で何百万も買った人がいるらしいよ。
たくさん買えるから買いに来てって電話もらったひともいるみたい。
並んでたら前の人がたくさん買っててびっくりした。
・・・・
なんかわからないが、もっと買えるなら買いに行きたいな~と思っていたら、火曜日には、売り切れました~の広報無線が入りました。
なんだ、がっかり。
文・小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
東京は神田、末広町というめでたい旧名のある町に私の今の美術現場はある。かつては受験競争の名門として知られたという練成中学が閉校となり、その後に千代田区の文化施設として現出した「アーツ千代田 3331」で、私は長年の美術活動のアーカイブ資料と格闘している。
2018年の初めに、3331のディレクターである友人、中村政人が私の部屋に来て宣言したことから
去年の夏8月初め、なんとなくコロナの感染者数が一段落した感があった頃の町の広報誌に挟まってたチラシ。
プレミアム商品券の発行で60%のプレミアムが付くと書いてあります。
ん?60%?!そんなに都合の良い話が世の中に存在したなんて、我が町も捨てたもんじゃないな。
正直そう思いました。
チラシには全世帯の人に行き渡るように数は用意してあるから1世帯4セットの上限ですよとも書いてあります。
やった。みん