かとうかのこ

ライター・編集。 noteでは、肩肘張らないものを気ままに書いています。

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最近の記事

心地いい風が吹くだけで

今日は久しぶりに良く晴れて、洗濯物がカラリと乾いた。 良く晴れただけでなく、連日の雨を忘れるくらいカラリと涼しく爽やかな風がよく吹いた。 窓を開けて部屋にすべりこんでくる風がこの上ないほど心地よくて、それだけで「今日はいい1日だった」と締めくくっていいと思えた。

    • もしかしたら私は、深キョンを好きになっていなかったかもしれない。

      幼いころに心を動かされたものが、大人になってもなんだか気になってしまうという経験はないだろうか? この前、中学生の姪っ子と話していたら「深キョンの可愛さが全然わからない」と言われた。 それまでは「〇〇がかっこいい!」「まじ?全然わかんない!」「〇〇は?」「ちょーーーー可愛い!」なんて、年の差も忘れて芸能人の好みを言い合ってはしゃいでいたんだけど。 彼女が深キョンを出した時、私は否定も肯定も出来ず、歯切れも悪く流してしまった。 最初に言うと、私は深キョンが大好きなのだ。

      • つまらないから面白い。

        もともと本は好きなのに、どうしてか大人になると読書にかける時間が削られていってしまう。 でも、やっぱり本は好きなので、少しずつでも、ゆっくりでもいいから、本を読むという習慣をなくさないように心掛けている。 とはいえ、書店に足を運び、じっくり時間をかけてポップを見たり、気になる本を1冊1冊手に取りながら選んだりする余裕までは上手に確保できない私は、いろんな賞や書評を参考にすることが増えた。 過去の経験からも、そうじゃないところに「なぜこれが検索しても話題になっていないんだ

        • チーズだんご

          まだ6月なのに真夏のような天気が続いて、早くもバテそうになっていたなかの雨模様。 そろそろ梅雨入りか。 出かけた先の産直でみつけた、チーズだんごという、中にチーズが入っている醤油団子がめちゃくちゃ美味しかった。 産直や道の駅に置いてあるお団子とかお餅ってとても魅力的じゃない? しかも、ちゃんと美味しいことが多い。 ありがたいことよ。

        心地いい風が吹くだけで

          雑記だぜ

          自分が最高に楽しいって思うことに、同じ気持ちで楽しんでくれる人がいる。 こんなに素晴らしいことがあるか?

          いつから花が好きになるのか

          昔は、お花ってまったく興味なかったんだけど、年を重ねることに、キレイだなぁ~可愛いなぁ~と思うようになった。 なんでだろう? この時期はもう紫陽花がとにかく可愛い。 自分から溢れるほど持っていたはずのエネルギーが足りなくなるにつれ、キラキラと咲く花や植物のエネルギーにあやかろうとするのか。 お花が可愛いと言いはじめた私に、母は「あら~!変わったねぇ~!」と驚き笑う。

          いつから花が好きになるのか

          新しい恋に落ちて、過去に踏ん切りをつけた日

          めちゃんこ可愛いバッグを手に入れた。 いきなり話が脱線するけど、最近、持ち物の見直しをゆる~いスパンでやっている。 生活スタイルや好みが変わっていくなかで、ファッションアイテムは10年前に比べると半分どころか5分の1くらいにまで減った。 そのなかで気付いたのは、衣類系はガンガン着倒すのでおのずとくたびれて「さすがに捨てよう」と思えるのだけど、バッグがどうにも難しい。 数あるファッションアイテムのなかで、私は昔から一貫して靴とバッグを特に愛しているのだけれど、靴は履いて

          新しい恋に落ちて、過去に踏ん切りをつけた日

          ネット通販の段ボールにほっこりした話

          ネット販売の副産物といえば、段ボールである。 欲しい商品が店頭に並んでいないことがままある田舎では、ピンポイントで商品にたどり着いて購入できるネット販売は本当にありがたい。 商品やタイミングによっては、送料入れても店頭よりさらに安く購入できることもあるからありがたいけど意味がわからない。 まあそんなこんなでネット注文で配達してもらう頻度はかなり高いけれど、その度に段ボールは増えていく。 幸いなことに私は比較的いつでも出せる資源回収所が近くにあるので、埋もれるほどたまる

          ネット通販の段ボールにほっこりした話

          最新とアナログの狭間で

          現代の便利をなるたけ享受したい気持ちと、昔ながらのアナログや古さを存分に愛でたい気持ちが、ここ数年せめぎ合っている。 どちらかを選ぶことなんて出来ないよ。 ずぼらなら現代の便利さ最優先でしょ!って思っていたけど、案外アナログの方がシンプルでよかったことも割とある。 要は、「自分に合うものをいかに見分けられるか」なんだろうな。 そりゃまた、どおりで難しいわけだ。

          最新とアナログの狭間で

          初めてガスの定期点検に立ち会った話

          今日はガスの定期点検があったのだけど、実は何気に人生初めての立ち合いだった。 定期点検?立ち合いがいるの?え?何するの? 今までいろんなとこに住んできたけど、こんなことなかった。 初めての案内に、新しい詐欺やら犯罪の手口なんじゃないかとちょっと怪しくなったので調べてみると、基本的に4年に1回の点検が義務付けられているらしい。 これを怠るとガスの利用が継続できないということもあり、基本的には必ずしなければならないのだとか。 つまり私は実家を除いて同じところに4年以上住ん

          初めてガスの定期点検に立ち会った話

          クセがあるのも素敵なことで

          ブルーチーズがめちゃくちゃ好き。 カビてればカビてるほど好き。 臭ければ臭いほど好き。 そこに、どっちり重たくて渋い赤ワイン。 よく「クセがない」って褒め言葉で使われるけど、クセがあるからこそ美味しいこともある。 食べ物に限らず、クセをクセとして楽しめる余裕がありたいと思う。

          クセがあるのも素敵なことで

          田舎者でも自然を求めて

          今年2回目のキャンプ。 近年は2泊がデフォになってたけど、今回は久しぶりの1泊。 梅雨も近い6月だというのに、突き抜けた快晴で、天候は良好。 キャンプ場のご厚意で、午前中から入らせてもらったため、昼からビールかまして最高の休日。 夫の作ってくれたチャーハンが、まあ美味しい。 今年は梅雨すらすっ飛ばしそうなくらい、すでに真夏日な気温が続いているけれど、木陰は涼しく、いるにはいるけれど、虫もやや少ない。 天気にさえ恵まれれば、穴場なキャンプシーズンだと思ってる。 た

          田舎者でも自然を求めて

          会話にならない食事も幸せ

          美味しいものを、「美味しい、美味しい」とだけ言いながら食べられる相手が、私には必要。 久しぶりの相手や、話題に事欠かない相手との食事だと、おしゃべりに夢中になりがちで、それは決して悪いことではなく楽しいことなのだけど、ただ目の前のごはんを、そのことだけに集中しながら食べるのもまた私にはたまらなく楽しい時間なのだ。 今日は、そんな相手とたっぷり1時間、ひたすら「美味しい」だけを口にしながらランチができた。 近くにいた人は(あの人たち、さっきからずっと喋ってるけど、よく聞き

          会話にならない食事も幸せ

          どこで音を聴くか

          歌がうまい人って、一般人にも案外それなりの数いるもんだ。 でも、歌う技術が特段優れていると感じられないような人でも、歌手を名乗って、それを生業にしていることがある。 なかには、そのまんま、ビジュアルや人気が先行して、歌うことがオプションのようになっている人もいる。 一方で、いつも音程が安定していなくても、素晴らしい美声の持ち主じゃなくても、たまらなく心を揺さぶる歌を歌う人もいる。 圧倒的な歌唱力で思わず鳥肌が立つような人も、ちゃんといる。 聴く、というと、つい聴覚(

          どこで音を聴くか

          何者にもなれない素晴らしき日々

          私はまだ何者でもない。 でも、この先も何者かになることはなく、数多くのうちの1人として生涯を終えるかもしれない。 現実的には、その可能性の方がかなり濃厚だ。 だからってどーっつーこともない。 何かを失うわけじゃないんだから。 世の中には、前に出る人と後ろで支える人、そもそもその枠に入らない人がいて、そこに優劣はなく、時に入れ替わりながら、向き不向きのようなカジュアルさで存在しているだけ。 ただ、日々を懸命に生きる。出来れば、楽しく。 少しだけ欲張る。あとは朗らかに

          何者にもなれない素晴らしき日々

          もうロマンスは無いけれど

          まだ6月前半だというのに、真夏日である。どうかしている。どうかしちゃいそうだ。 もはや毎年更新し続けている気がする過去最高気温や歴史的な酷暑の記録だけれど、さすがにこのペースのままでいったらまずいのではないだろうかと危機感を持つレベルになっている。 近いうちに夏は40℃を超える国になってしまうのかもしれない。 . 10代後半から20代あたりまでは、夏がとにかく好きだった。雪国生まれの私にとって、薄着で出歩ける季節は貴重だった。 特に、夏の夜は、何か起こるわけもないの

          もうロマンスは無いけれど