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文章が苦手でも書くことに意味はある

文章が苦手でも書くことに意味はある

noteを始めてから、ちょいちょいいろんな方のいろんな作品を目にするなかで、今まさに苦しみの真っ只中にいるという人が結構いるなと感じた。

もちろん、全体で見れば少数派かもしれない。
いや、きっとそうなんだけど。

でも、病気や思わぬ不幸、アクシデントで苦しみもがきながらもコツコツと日々を重ねている人がやたらと目に入る。

おすすめには、私が書いたり読んだりすることが多いキッチンや着物、旅行などの

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鼓舞

鼓舞

悩むのは暇だからだろう。そう思うことにしている。

何かに集中している時は、悩む隙がない。
悩むことも迷うことも人生には必要な時間だとは思うけど、支配されてはもったいない。

悩むというのは、選択肢があるということ。

選べる自由が残されているなら、まだいける。

今日の晩ごはん

あじの生姜和え

あおさの味噌汁

ごはん

お漬物

あじのお刺身用の切り身が安かったので、カットしてすりおろした

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お隣さんに声がかけられない

お隣さんに声がかけられない

先週から雪が積もるくらい降っていたので、多い時は日に2回は雪かきするほどだった。
車にも雪がたんまり積もっているので、家の周りだけでなく車の雪を下ろさないと出かけられない状態。

雪かきをしたかどうかは、積もっている雪の高さが違うのではっきりとわかる。

そして、雪かきしないとどうにもならなかった先週の数日間、お隣さんがどうやら1歩も家を出ていない。
車を動かしていないどころではなく、雪の跡を見る

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地球と身体の環境はつながる

地球と身体の環境はつながる

私の住むエリアでは、週2回、燃えるゴミの回収がある。

集積場所には大きな金属製のコンテナのようなものがあって、スライド式のフタを開けて各家庭のゴミ袋を入れる。
フタはある程度の重みがあるため、カラスや小動物といったゴミを荒らす生き物だけでなく、もしかすると小学校低学年くらいの子どもには開けられないかもしれない。

木造の小屋に詰めたり、ゴミの上にネットをかけたり、さまざまなゴミ集積所を経験してき

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小さな社会で楽しまれている宝物たち

小さな社会で楽しまれている宝物たち

たびたび登場する親戚のお漬物名人のおばちゃまから、またお漬物をたくさんいただいた。

しかも、綺麗に切り揃えて、丁寧に容器に詰めてくれて。

袋を開けて、まずはその見事な美しさにうっとりする。

見た目でわかる美味しさってあると思う。
これで美味しくないわけがない、と確信できるヴィジュアル。

左から、

大ファンの芭蕉菜(高菜みたいなもの)

白飯にもお茶にも合うたくあん

パリパリ感が市販品と

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ルーツが同じ、知らないおじさま。

ルーツが同じ、知らないおじさま。

今日は祖母の四十九日法要のため、朝から夕方まで夫婦で出掛けた。

お寺、お墓、会食と移動も多く、冬は天候によってハードさが大きく左右されがちだけど、さすが祖母である。

生粋の晴れ女パワーは死後も効力があるのか、数日前まで雨か雪予報だったのに、今日はすこぶるぽかぽか陽気になった。

ちなみに昨日までも明日からも寒い。ピンポイントでいい天気にしてきた。ありがたや。

会食では、これまで聞いたこともな

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幼稚園の先生に宗教の勧誘をされた日のこと

幼稚園の先生に宗教の勧誘をされた日のこと

10年近く前のある日、実家に、幼稚園の頃の担任の先生から電話がかかってきたと連絡があった。卒園してから初めてのことである。
私はその先生が大好きだったし、懐かしさもあり、まずは素直に嬉しかった。

ところが親は、突然の理由もない電話に「ちょっと怪しいんじゃない?」「宗教の勧誘とかかもよ?」と怪しんだ。
私も「うん、そうかもね」と返したし、正直そうだろうなという気持ちはあった。

でも、何を隠そう私

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愛する世界にようこそ精神

愛する世界にようこそ精神

どうやら最近、若者の間で編み物がちょっとしたブームになっているらしい。

そういわれると、確かにそうかもしれないと思う。

編み物は得意じゃないけれど、祖母が編み物がとても得意だったこともあり、子どもの頃から毛糸とは馴染みがあった。
それが理由なのかはまったくわからないけれど、毛糸を見るのがちょっとした、本当に地味でささやかな習慣になっている。

どういうことかというと、例えば身近なところでいえば

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大好物のプリンを食べて祖母は亡くなった

大好物のプリンを食べて祖母は亡くなった

ここ数日、朝から晩まで落ち着かない日々が続いていた。

先週、祖母がなくなった。享年102歳。
紛れもなく見事な大往生である。

.

子供の頃から一緒に住んでいたおばあちゃんということもあり、思い出は数えきれない。

父は単身赴任が長く、母は祖父の仕事を手伝っていたため、物心ついた頃から私の遊び相手はいつもおばあちゃんだった。

あやとりや折り紙、お手玉、積み木、ぬり絵、草花の名前、野菜の切り方

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流れてきたハーバード大学のスピーチで泣いた

流れてきたハーバード大学のスピーチで泣いた

どんな関連があってか、YouTubeにこの動画がおすすめされていて、なんとなく気になって観てみた。

2024年ハーバード大学卒業式での卒業生のスピーチ。

基本的に大きな場でのスピーチというのは、内容もさることながら聞き取りやすくわかりやすい英語で話されることが多いので、好んで観るものではあった。

結論を先に言っておく。

泣いた。

何を感じるか、細かい部分はやはり個人差があるだろうし、受け

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パンと漬け物

パンと漬け物

親戚の漬け物名人のおばちゃん。
今年も美味しい漬け物をいただいたので、気持ちばかりのお礼に、大好きなパン屋さんでパンをいくつか買って行った。

玄関ではなく(ってゆうかいまだに玄関どこかしらない。笑)、勝手口を開けて声をかける田舎スタイル。

私「おばちゃーん!こんにちはー!」
「はいはいどなたさーん?」
私「おばちゃんパン好き?食べない?」
「え!パン好きよ!え!なんで?」
私「そりゃよかった!

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今のものの選び方

今のものの選び方

いつからか当たり前のようにあちこちで開催されるようになったブラックフライデーセール。

いつのまにか居座ってる感じ、なんかハロウィーンっぽいななんて思いながら、日用品から欲しくてカゴにステイさせてたものまでセールになったものを買った。

かつては楽天マラソンが開催されるたびに何か買ってたこともあるけど(今ほど頻繁には開催されてなかったけどね)、最近は結構スルーすることが増えた。

日用品らへんは使

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それはミニスカート、だった。

それはミニスカート、だった。

谷川俊太郎が亡くなったことと、高畑充希と岡田将生が結婚したことを知った日。

朝から違うベクトルで衝撃を受け、悲しみとめでたさを行ったり来たりしていたらちょっと酔った。

谷川俊太郎。無邪気さと愛の人。

私にとっての最初の出会いは(もしかしたらその前に出会っていたかもしれないけれど)やっぱり『スイミー』だったな。
小学校の教科書に載っていた。スイミー、レオレオニ、そして谷川俊太郎。

それから、

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愛されない自信があっても

愛されない自信があっても

家族でも恋人でも友人でも、特にどうって人じゃなくても、人じゃなくても、とにかく「自分は愛されている」と思える人がいる人は強い。

でも、それを欲しがるあまり、愛を都合よく自己解釈してしまって、端から見れば貪られたり利用されたりしているような人もいる。

「愛とは」とかいう、古来から繰り返し問答し続けられているようなものを、こねくりまわそうとは思わない。

でも、「愛のないもの」だけは知っていたい。

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