今思う、これからのこと
「秋田に戻ってから読む本が変わった」
昨日、改めてそんな言葉を口にした。本棚を見ても「うむ、たしかに」。元々本は好きだが、地元に戻り、読む本の種類が変わった。
先日「ゴヤ」という本を読み切った。作家・堀田善衛さんの大作。スペインの画家ゴヤの一生を綴りながら、スペインという国の光と影を描く。こんな小説があるのか…それが読みはじめの感想だった。
4巻の作品。色々な本に寄り道をしながら一年近くかけて終わりを迎えた。堀田さんの娘・堀田百合子さんの著書「ただの文子 父、堀田善衛のこ